交通

開通した環状2号線、豊洲〜築地(上下線)を走行して所要時間を計測!下りは4分、上りはひどい混雑

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2018年11月4日の14時、「環状2号線」(豊洲〜築地)が暫定開通しました。

神田佐久間町〜水道橋〜四谷〜赤坂見附〜虎ノ門〜新橋〜汐留〜(築地)〜勝どき〜晴海〜豊洲の移動がスムーズになると期待される環状2号線ですが、ようやく通れるようになったんです!

東京2020大会をきっかけにバス高速輸送システム「BRT」が運行を開始する計画で、湾岸エリアと都心を結ぶ重要な動脈になることは間違いありません。

一般車両が通行可能となった14時過ぎ、豊洲市場のある市場前交差点と旧築地市場のある新大橋通りの築地5丁目交差点間を走行。クルマで往復してみて、双方の所要時間を計測してみました。

結果から言うと、環状2号線の上り方面(豊洲→築地)は渋滞、一方の下り(築地→豊洲)はスムーズに走行可能というまったく異なる結果に。早く旧築地市場の地下を通るトンネル化、要するに本開通が待たれる結果となりました。

この検証はあくまでも暫定開通(第1期)時の、しかも初日の様子を検証したものであり、2019年6月現在はスムーズな走行が可能となっています。

豊洲市場前から築地5丁目交差点へは、築地大橋で渋滞

今回、まずは豊洲市場の利用者を想定してクルマでの所要時間を計測したかったので、豊洲市場前の交差点をスタートとして環状2号線を走行してみました。

豊洲大橋→晴海五丁目交差点(月島警察署前)へ

豊洲市場を出て豊洲大橋を渡ります。豊洲大橋は片側3車線あり、空いていてとてもスムーズ。

晴海五丁目交差点(月島警察署前)手前は5車線になり、左3車線は直進が可能で、右2車線が右折専用。

ただ、交差点を過ぎてすぐに片側3車線となります。左の1車線は「豊海町・勝どき・月島方面」です。「築地・溜池・新橋方面」へ行くには3車線のうち中央か右側の2車線を走行するようにしましょう。

すると、すぐに片側2車線から1車線へと車線が減少!暫定開通の第1段階では築地部分が1車線での走行となるため、ここが非常に残念です。。。よって、最も右の車線が一番スムーズに走行できる車線であることが判明しました。

なお、ここまで市場前の交差点から3分もかかっていません。豊洲〜築地間で信号がある場所はこの1ヵ所だけで、あとは築地を越えるまで信号はありません。

築地五丁目交差点の信号待ちで渋滞

反対の下り車線(築地→豊洲方面)はスカスカで、とてもスムーズに動いています。

しかし、こちらの上り車線は勝どきで渋滞に巻き込まれました。

ようやく築地大橋の上までやってきたときには豊洲市場から18分が経過していました。かかり過ぎですね。。。

旧築地市場の急カーブで減速しなければならないので渋滞が発生しているのかなと思っていたのですが、実はそうではありません。

この先、新大橋通りの築地5丁目交差点から信号待ちの列が続いているんです!

築地5丁目交差点では、左折して溜池・汐留・新橋方面へ行くクルマ、もしくは右折して築地四丁目交差点や築地駅方面へ向かうクルマに分かれるのですが、この信号を越えるのがスムーズにいかない様子。

(築地5丁目の交差点)

結果として、豊洲市場前の交差点から新大橋通りの交差点(築地5丁目交差点)まで所要時間はちょうど30分。わずか3km弱の距離なのに長時間を要してしまいました。これは要改善ですね。

環状2号線の下り(豊洲・有明方面)はスムーズ

さて、絶望的な上り車線を体験した後、今度は築地から豊洲へ向かう下り方面の所要時間を計測してみました。

暫定開通・下り方面は「旧青果門前交差点」から

その前に注意。

この第1段階暫定開通の環状2号線は、上り車線から新大橋通りへ出る位置(築地5丁目交差点)と、新大橋通りから下り車線へ入る位置(旧青果門前交差点)がとても離れています。上り車線と同じ場所から下り車線に入ろうとすると、そこに道路はないのです。

はっきり言っておきますと、わかりづらい!地図に表記しておきますね。ルートは特に下りがぐねぐね曲がっています(^_^;)

解説のために、やや手前からレポート。

新大橋通りの中央市場前交差点(旧築地市場前)からクルマを進め、豊洲市場へ向かいます。

(中央市場前交差点を右折して新大橋通りへ)

新大橋通りから環状2号線・下り車線への入り方は、溜池・新橋方面へ進み、すぐにある1つめの信号(旧青果門前)を左折です!

(木に隠れてる看板)

一番左の車線のみ左折可能となっています。

(この信号「旧青果棟門前」を左折。非常にわかりづらい!)

 

細かく写真で見ていきましょう。一見すると、工事車両の専用道路のようにも見えるので、これは見逃してしまう人が多そうな予感がしますね(^_^;)

入る位置はここ()です。

なお、上り側(豊洲→築地)には歩道があり自転車・歩行者は進入可能ですが、この築地部分に関しては下り側に歩道がなく自転車・歩行者は進入禁止です。

右手に浜離宮恩賜庭園、正面に勝どき・晴海のタワーマンションを臨みながら道なりに走行。混雑している上り車線とは対照的に下り車線は非常にスムーズです。

築地大橋を渡っている途中で、「月島・豊海町方面」と「豊洲・有明方面」へと分かれます。

下りは築地大橋以降、2車線に。晴海までわずか2分

その直後、なぜか下り車線だけが2車線になります。めちゃくちゃ混雑している上り車線は1車線です。

朝潮運河を越えたあたりで左からの合流ありで片側3車線になり、その先の晴海五丁目交差点(月島警察署前交差点)では5車線のうち、左3車線が直進可能。豊洲市場へは直進してください。

ちなみに、築地の旧青果門前交差点からこの晴海五丁目交差点(月島警察署前交差点)までの所要時間はわずか2分ちょうど。まったく飛ばしていたわけでもないのに、2分で行けるのは環状2号線のすごいメリットですね。

築地から豊洲市場まで、信号1つ。4分で移動可能

豊洲大橋を渡ると、左の1車線が豊洲市場・青果棟へ。また、右の2車線が豊洲市場・管理施設棟・水産卸売場棟・水産仲卸売場棟方面となります。直進すると有明テニスの森駅・有明駅へ。

(ゴールの豊洲市場前の交差点)

と、築地の旧青果門前交差点から豊洲市場前(市場前駅交差点)をゴールにした所要時間は4分20秒ほどでした。

信号は晴海五丁目の交差点に1ヵ所あるだけで、信号待ちは約1分。それでも所要時間は4分20分という短さでしたから、信号に引っかからずスムーズに行けば3分ほどで築地から豊洲市場の交差点まで走行できることになります。これは早いですね!

環状2号線の上り車線は要改善。築地→豊洲方面はメリットあり

開通に大きな期待が寄せられていた環状2号線。本開通までには全部で3段階の工程があるので、あるうちの第1段階ということで、まだ本来の姿ではありませんが、まずは通れるようになったことは嬉しいです!

実際にクルマで走ってみてわかったことは、下り車線(築地→豊洲方面)は車線が多いので走行しやすく、スムーズに移動できるのは大きなメリットであると感じました。

ただ、上り車線(豊洲→築地方面)はひどい。晴海を抜けたあとに勝どきエリアから片側1車線に減少し、築地大橋の手間からその先にある築地5丁目交差点まで信号待ちの渋滞がひどいこと。繰り返しますが、わずか3kmの距離を30分もかかるなんて呆れてしまいました。

これも市場の移転が2年も延期になったことで環状2号線の工事が計画通りに進められず、迫りくる東京2020大会の開催日に間に合わせるため仕方なく中途半端な暫定道路を作ってしまったことが理由に挙げられます。

もちろん、通る時間帯によって所要時間は変わってくるはずなので、この結果がすべてとは言えませんのであらかじめご了承ください。

追記ですが、筆者が調査した時間と異なる16時30分ごろの様子では上り車線(豊洲→築地)の所要時間は15分ほどだったそうです(*^^*)

環状2号線は今後、第2段階を経て、第3段階の本開通となれば信号待ちの影響が少ない地下トンネル化と片側2車線(往復4車線)での走行が可能になり、渋滞なくスムーズなアクセスが可能になるでしょう。

環状2号線第3段階の本開通は4年後の2022年に予定されています。

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