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メブクス豊洲の内部に潜入!屋上テラスがすばらしく、春には船着き場も設置へ

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国土交通省の先行モデル事業“豊洲スマートシティ”を先導するプロジェクトとして、清水建設が推進してきた「メブクス豊洲」。最先端の技術で建てられたオフィスビルです。

2021年11月某日、地域の関係者向けに実施された見学会にてメブクス豊洲のオフィスフロアや屋上テラスなどを見ることができました。

ただ見学するだけでは終われないので、見学してきた様子を写真多めでご紹介したいと思います!

いざメブクス豊洲のオフィスフロアに潜入!

ゆりかもめ・市場前駅と直結しているビルがメブクス豊洲。

もちろん、豊洲市場の目の前です。

それでは、まずは2階のロビーへ。

セキュリティの外なので、このロビーまでは誰でも入れます。開業初日にはひとりで見に来た筆者ですが、ここの高い吹き抜けは本当に気持ちがいいです!

そういえば、各階の天井が網状になっていることにお気づきでしょうか?これには理由が!

火災が起きたとしても煙が網の穴に留まり、煙の上昇を和らげる効果があるのだとか。この網状の天井を設置したおかげで、メブクス豊洲は防火扉のないデザインを可能にしているのです!知らなかった〜。

さて、ICカードを持っている関係者しか入れないセキュリティ内へ。

バルコニーにも出られる!開放的なフロア

エレベーターに乗って11階へ。

このエレベーター、床がレンガのデザインなのが斬新!

メブクス豊洲は11階がオフィスフロアの最上階。

もっとも天井が高いフロアで、贅沢な開放感があります。放送スタジオなんかに良さそうです。

床から天井の高さまで、全面ガラス。めちゃくちゃ明るい。

ビルの中央部にエレベーターが位置し、その周りにドーナツ状のオフィスフロアが広がります。

オフィスフロアには屋外に出られるドアがありまして、南東側のバルコニーに出てみると目の前には豊洲市場をはじめ湾岸エリアの絶景が!

このバルコニー、こんなに広い!

ストレス解消にも良いでしょうし、ここにソファとテーブルを置いて、コーヒー飲みながら仕事したいぃぃぃぃ〜。

人々の交流が図れる仕組みも

続いて、別のフロアもチェックしてみましょう。

1つ下がって10階へ。

屋外スペースもあって、今だとここでヨガとかやれちゃいそうですよね。

また、うっかり写真を消してしまったようで手元にないのですが、広い廊下にはシンクやテーブルがある!

ここで様々なメンバーと交流したり、ちょっとした水を使うプロジェクトのテストだったり、試食・試飲とかに使えそう。

こちらの写真は10階、フロアの北西側を見学したときの様子です。

北西側からはバルコニーに出ることができ、お隣のホテル「ラビスタ東京ベイ」や晴海フラッグ(選手村)をはじめとする運河ビュー!

贅沢な眺めの屋上テラス

そして、オフィス利用者だけの特権である屋上テラス(12階)もご紹介しましょう。

まずは北西側から屋上テラスへ出てみました。

木が植えられた屋上緑化。歩けるスペースはそう広くはありませんが、心が癒やされますね〜!

ちょっとした小上がりがあって、この上に立つとお台場の方までよく見えます。

この日は少しモヤってましたが、レインボーブリッジの奥には富士山も!

それにしても、めちゃくちゃ良い眺めです!!

さらに、南東側の屋上テラスへも出られます。

有明やお台場を一望できちゃう。こりゃ気持ちいいなぁ!

よく見ると、シートで覆われたけっこうな広さがあり、この下には土が50cmくらい盛られています。これから植物を植えるスペースなんだとか。

もしかしてここでも豊洲はちみつが作れるのでは!?なんて思ってしまいました(笑)

ビルがDX-Coreによって進化する!

メブクス豊洲では、道案内ロボットがエレベーターを今いるフロアまで呼んでくれて、エレベーターが開くとまずは自らが乗り込み、客を希望のフロア、場所へと誘導。

道の途中に人がいると、自動的に人を避けながら進みます。す、すごい。

これらを制御しているのが、清水建設が開発した建物用OS「DX-Core」です。

DX-Coreは顔認証で社員や関係者を認識し、入退出を記録したり、個人への通知に利用したり、セキュリティに活用したり、さまざまな機能があるのだとか。

OSをアップデートすることで、ビルそのもののスペックが上がるとしています。

都心型の道の駅には船着き場も!

10階から2階へとやってきた我々。

奥に見える扉は車両専用エレベーター。マルシェに出店するキッチンカーやトヨタのAutono-MaaS専用EV「e-Palette(イーパレット)」はこれを使って昇降させます。

オープンスペースを備えた2階のデッキ(空宙広場)には、自動運転車であるイーパレットの停車スポットを完備。

ゆりかもめ・豊洲駅、メブクス豊洲、デッキ、ホテルラビスタ東京ベイ、豊洲ぐるり公園を結ぶデッキで、人々の行き来で賑わいそう!

1階は、メブクス豊洲を含む「ミチノテラス豊洲」の主要機能でもある“道の駅”。

交通広場として東京BRT(晴海・豊洲ルート)や空港直通バスの停留所のほか、シェアサイクルや次世代モビリティーの拠点にも。

タクシー乗り場や駐車場も完備しています。なお、一般人用の駐輪場はありません。

タクシーやBRT・バスの待合所もあり、2022年春にはコンビニのオープンに向けて誘致を進めているところなんだとか。

そして、実は知らない方も多いようなのでお伝えしておきますと、メブクス豊洲の位置するミチノテラス豊洲には船着き場が整備されます!

清水建設の担当者さんから直接聞いた話では、船着き場は2022年春に向けて動いているそうです。

今回の説明で、ららぽーと豊洲にあるような“浮き桟橋”を設置する、という情報を得ることができました!

船着き場の場所は、ホテル ラビスタ東京ベイの前あたり。豊洲大橋の脇になります。

春までもう半年ほどしか時間がないけど、間に合うのか心配です(^_^;)

東京BRTや空港バス、シェア自転車に船まで!メブクス豊洲のあるミチノテラス豊洲が都心型の道の駅としてどう発展するのか非常に楽しみ。

メブクスに誕生した「ミチラボ」

ところで、ここは2階のゆりかもめ・市場前駅側にある「ミチラボ」。

メブクス豊洲の開業前から一体どんな施設なんだろうと気になっていたミチラボは、メブクス豊洲の来客に対してビルの説明をしたり、案内の拠点として使っているみたいです。

まるでユナイテッド・シネマお台場にある“ScreenX”のように、三面を使って映し出された湾岸エリアの映像はすごい臨場感。改めて豊洲は素晴らしい環境にある街だなぁ〜と感じましたね(*^^*)

清水建設の方は常にミチラボにいらっしゃるようなので、気になった方は話を聞きに行ってみると良いかも。

ということで、多数の写真だけでなく結局は長文になってしまいましたが、メブクス豊洲の内部レポートはいかがだったでしょうか。

新豊洲に誕生しつつも、本格的なまちびらきが2022年春とあって少し寂しいビルではありますが、4月にはホテル ラビスタ東京ベイのオープンや、船着き場の設置、東京BRTと空港バスの発着など、明るい話題が絶えない新スポットになるはず。

ちなみに、吹き抜けは上から下を見るとめちゃくちゃ怖い。

とよすとでは、今後もメブクス豊洲やミチノテラス豊洲の最新情報をお届けしていきます!

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