生活

注射で倒れやすい筆者が、2回めのワクチン(ファイザー)を接種したときの反応と経過について

ページに含まれる広告から収益を得ることがあります

2021年8月15日現在、すでに35.6%の区民(12歳以上)が2回めの接種を終えている東京・江東区。筆者も16日に2回めのワクチンを接種してきました。

接種したワクチンはファイザー製。この記事を書いている今は、2回めのワクチンを接種してから約18時間が経過しています。

徐々に体が熱っぽくなってきたので、高熱が出る前にサクッとレポートを残すことにしました。

今後ワクチンを打つ方や、ワクチンを打とうかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

注射や採血でふらふらする方は横になって打とう

まず、筆者は「血管迷走神経反射」になりやすい体質です。

極度の緊張やストレスによって血圧が低下したり脈拍が下がったりして、そのまま気を失うことがあります。危機を感じたときに発生するみたい。人間の持つ生命維持活動のひとつらしくて、例えるなら冬眠みたいなものかもしれません。

原因はだいたいわかっていて、おそらく筆者は血の話が苦手なのでしょう。血の話や生々しい肉体損傷の話を聞くと冷や汗をかいて周りの音が聞こえなくなります。健康診断で採血をするとほぼ確実に横になります。ただ、なぜか自分で血の話をするときは平気。

もし、注射や採血のときに気絶したり、ふらふらしたりする方は、この血管迷走神経反射を起こしやすい体質だと思ってよいでしょう。

今までこの症状に名前があるなんて知らなかったのですが、ワクチン接種券に同封の用紙に血管迷走神経反射に関する注意書きがあり初めて知ることができました。

ワクチンを打つ際には、ベッドで横にさせてもらいながら打ってもらうと安全ですし、楽です。

やっぱりベッドで打ってもらえばよかったワクチン1回め

1回めのワクチンを接種したのは7月。集団接種を利用しました。

最寄りの有明会場や豊洲のクリニックが予約できなかったので、少し離れた越中島の深川スポーツセンターで接種。

事前の待機エリアと接種エリア、接種後の待機エリアが分かれていて、誘導も丁寧でスムーズ。会場内は広く、圧迫感もありません。

今回は採血じゃないし血管迷走神経反射は起きないだろうなと安心して、普通に一般の方々のように座った状態でワクチンを打ってもらったのですが、ワクチン接種後にすぐ血管迷走神経反射の“前兆”を感じ、待機場所へ移動する際に看護師さんにそのことを告げました。

筆者の場合の前兆とは、視界が狭まり、ギラギラしたものが見え始め、ジ~ンという雑音が聞こえます。気を失うまではいきませんでした。

「じゃあ、ちょっと横になりましょうね」と看護師さんに案内されながら、四方をパーティションで囲まれた簡易的な病室に自分で歩いて行き、ベッドで横に。

血圧を測ってもらったら、上が80あたりまで低下していました。ほんと、血管迷走神経反射になりやすい自分がイヤだ。。。対応してくださった看護師さん、ありがとうございました。

その後、水を飲んで30分ほど休み、具合が良くなったのでそのままタクシーで帰宅。

江東区の集団接種会場の場合、500円分のタクシー補助が出るようで、とてもありがたく利用させていただきました。もしかしたら本来は高齢者だけの補助だったのかもしれませんが。

1回めの接種後、腕は筋肉痛のように痛くなり、たしか3日ほどは痛みが続きました。仕事にはぜんぜん支障はなく、パソコン作業や掃除、買い物など普通に生活できるレベルです。

痛み以外の副反応はまったくありませんでした。

肝心の2回め、クリニックで個別接種

ワクチンの2回目は、豊洲から30分ほどのところにある江東区北部のクリニックで接種しました。いわゆる個別接種です。

近場で探すよりもとにかく早く打てる会場を探した結果、他はぜんぶ埋まっているなか、このクリニックが運良く空いていたのですぐに予約したのです。

ちなみに、2回めの予約は1回目の予約と同時にしましたが、江東区のマイページにログインして他の会場や他の日時に変更することが可能です。変更すると、先に予約していた分は自動的にキャンセル処理されます。

新型コロナワクチン接種予約システムの「マイページ」で、予約の確認・キャンセル・変更する方法お世話になっている商店街の方や読者さんから、「新型コロナのワクチンの集団接種を予約したのだけど、予約できたかどうか確認方法がわからない」...

集団接種会場と異なりここは普通のクリニックですから、ワクチンだけでなく一般向けの診療もやっているため、待合室にはワクチンを打つ人と診察を受ける人が一緒になって待っていました。

そのせいか待合室のイスは足りず、自分の名前が呼ばれるまでの20分ほどを立って待たなければならなかったのが辛かったですね。できるなら、集団接種会場もしくは大規模接種会場での接種をオススメします。

今回は最初から看護師さんに血管迷走神経反射の可能性を告げ、寝かせてもらった状態でワクチンを打ってもらいました。

接種後、15分ほど横になって様子見。

横になりながら打ってもらったおかげで気持ちが落ち着き、冷や汗もかきませんでした。状態も良かったので、ゆっくり歩きながら最寄り駅まで行き、電車で帰宅。良かった〜。クリニックの看護師さん、ありがとうございました。

筆者のように血管迷走神経反射になりやすい人は、最初から横になって打ってもらうのが一番だと思います。

副反応は2回めのワクチンを接種してからの方が強く出ると言われています。

2回め接種の翌日から体温が徐々に上がる

さて、筆者は夕方に打ったためその日は帰ってあとは寝るだけ。ちょこちょこ体温計で熱を計っていたのですが、特に熱はなく過ごせました。腕が少し痛む程度でしたね。

夜が明けて2日目の朝。体温を計ると、36.4度。特に熱は高くありません。

身体にややダルさを感じるものの、朝食も掃除も不自由なくできました。

そして、この記事を書いている今、再び熱を計ってみます。

12時20分、37.3度まで上がってきました。微熱ですね。

この程度なら日常生活には問題ないですし、こうやって記事を書き続けていられますが、書き始めた11時40分ごろは36.3度だったので1時間せずにグッと上がったことがわかります。

【追記】体温の推移(接種翌日)

  • 12時20分 37.3度
  • 14時10分 37.8度
  • 16時15分 38.2度(このあとロキソニンを飲みました)
  • 18時15分 37.4度
  • 21時20分 36.5度

このまま経過をみて、もっと上がって高熱になったら鎮痛解熱剤を飲んで寝ようと思います。

鎮痛解熱剤はその名の通り、痛みを抑えることと熱を下げる効果があります。ロキソニンやカロナールが良いみたいで、クリニックではロキソニンを推奨しており4錠入100円で販売していました。

筆者は最近、別の治療で貰っていたロキソニンがあるので、ひどくなったらこれを飲むことにします。ドラッグストアなどでも市販していますよ。

江東区は2回めの接種を終えると、ご当地キャラクターのことみちゃんが描かれたホルダーをくれるので、接種済み券を入れて大事に保管しておきましょう。

【追記】どうやらコトミちゃんのホルダーは高齢者のみが貰えるものらしく、筆者が貰えたのはただの偶然だったようです。クリニックの方が誤ってその場にいた接種者全員に配布してしまったもよう。

ワクチンは新型コロナを完璧に抑えるものではなく、接種後も感染する確率があります。

でも、接種するのと接種しないのとは大違い。自分の身を守るだけでなく、家族や他人も守ることにつながるのです。

絶対に打たない!と決めている方へは無理に勧めませんが、どうしようか迷っているのであれば打つべきだと思います。

【江東区】新型コロナワクチンの接種予約、12歳〜64歳も可能に!基礎疾患のない若者も東京・江東区で新型コロナウイルス用ワクチンの集団接種・個別接種に関する予約がスタートしています。 2021年6月15日(火)〜22...

いいね!で最新情報Get