豊洲は空港へ行く際に便利なバスがいくつか運行しています。
今回はそのひとつ、片道1,300円(小学生は半額)で成田空港まで行けるバス「AIRPORT BUS TYO-NRT(エアポートバス 東京・成田)」(旧THEアクセス成田)についてご紹介しましょう。
AIRPORT BUS TYO-NRTは豊洲駅と東雲駅のちょうど中間地点に位置する「イオン東雲店」(具体的には「hotel MONday TOYOSU」)前にバス乗り場がありまして、そこから乗車できます。
運行本数はピーク時で10分毎に1本と乗りやすく、第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナルのいずれにも停車しますから、豊洲や東雲から成田空港へ行く際にはとても便利ですよ♪
2021年3月より運賃は大人1,300円・小人650円に値上げへ。
※2021年2月、情報を最新版に更新しました
「AIRPORT BUS TYO-NRT」のバス停について
乗る(成田へ向かう)場合はイオン東雲店から道を挟んで反対側にある「hotel MONday TOYOSU」前のバス停から乗車。
歩道橋から50メートルほど東雲駅寄りにバス停があります。ちなみにここが始発です。
一方、降りる(成田から来る)場合はイオン東雲店側で降りますが、場合によっては東雲車庫となることもあります。
東雲から乗ると、まず銀座駅(数寄屋橋。ソニービルの斜め向かい側・有名な宝くじ売り場がある辺り)に停車します。
その後、東京駅の八重洲口(アールエフの赤い看板が目印)に停車して成田空港へ向かいます。
豊洲・東雲から成田空港までのバス所要時間
東雲から成田空港までにかかるバスの所要時間は意外と長いかもしれません。
最初に成田空港・第3ターミナルに到着します。東雲からの所要時間は約1時間40分(2019年より第3ターミナルから到着するようになりました)。
次に成田空港第2ターミナル降車停留所2番、第2ターミナル降車停留所17番、第1ターミナル降車停留所15番の順に停車し、それぞれ5分ずつかかります。
(例)
11:00 東雲
↓
銀座駅/東京駅八重洲口 経由
↓
12:40 成田空港第3ターミナル
↓
12:45 成田空港第2ターミナル2番
↓
12:50 成田空港第2ターミナル17番
↓
12:55 成田空港第1ターミナル15番
成田空港で飛行機に乗る際に、第1ターミナルなのか第2ターミナルなのか第3ターミナルなのかは航空会社によって変わってきます。どちらのターミナルに行ったらいいのか事前に調べておきましょう。
例えば、ANAは第1ターミナル、JALは第2ターミナル、LCCのジェットスターやバニラエアは第3ターミナルです。
実際に乗ってみた感想
私は祝日の午前10時発のバスに乗ったのですが、出発10分前でも余裕で座れました。乗車率は東雲の時点で全体の2割ほどだったと思います。
もし、スーツケースや大きな荷物がある場合には、運転手さんがバスの下の荷物入れに入れてくれるので安心です。
バスの乗車券は事前に購入する必要はなく、運賃の1,000円(当時)を乗車時に支払えばOK。SuicaやPASMOなど交通系ICカードの電子マネーで支払いも可能です。
(※2021年3月1日より運賃は1,300円になりました)
座席は2人ずつ2列の計4列シート。足下は余裕があり、シートそのものもゆったりしていて疲れずに成田空港まで過ごせました。座席の最後部にはトイレが設置されているので万が一のときにも安心です。
事前予約は東京駅・鍛冶屋橋駐車場が始発の便のみ
AIRPORT BUS TYO-NRTは東雲を通るルートの場合、イオン東雲前もしくは東雲車庫が始発となるのですが、東雲から乗車する際には予約はできません。
一方で、東雲ではなく、東京駅・鍛冶屋橋を始発とする便のみが事前に予約が可能となっています(2020年2月に改定。以前は銀座からの途中乗車でも予約可能でした)。
豊洲や東雲の住人としてはぜひとも予約して乗りたいと思うでしょうけど、とても残念です。しかしながら、かなり空いているので余程のことがない限りは乗車できます。
豊洲駅前から成田空港へ行くなら高速リムジンバスが便利!
今回ご紹介した「AIRPORT BUS TYO-NRT」は1,300円で乗車できるLCC高速バスです。
もうひとつ、豊洲駅前からたったの1時間で成田空港へ行ける高速バス(リムジンバス)もあります。こちらは料金が高く、運行本数が少ないのが難点ですが、ぜひ参考までにどうぞ!