豊洲市場

豊洲市場内の飲食店には、“団体”観光客がまとまって入れる店はありません

豊洲市場が開場した10月11日以降、「30人の団体で観光で行きます。団体で昼食がとれる豊洲市場のお店を教えてください」とか「社員旅行で豊洲市場を見学する際に団体で入れるお店はありますか?」といったお問い合わせが続々と当サイトへ寄せられています。

このところ、地方から豊洲市場へ観光目的でいらっしゃる方が増えているようなんですよね。特に、観光バスツアーの例をチラチラと見かけるようになりました。

地方のバス会社や旅行会社からのお問い合わせが多く、団体を引き連れて豊洲市場を見学したり、場内の飲食店を訪れようという内容のようです。

関係者のための飲食店。観光客は「千客万来施設」へ

豊洲市場は旧築地市場と違って見学者通路を設置しており、観光需要には“ある程度”対応しています。

しかし、従来計画されていた賑わい施設、つまり観光施設と言い換えられる「千客万来施設」はまだオープンしていませんので、すべての観光需要を受け入れられる体制はまったくできていないのが現状です。

豊洲市場は業者と業者がやり取りする市場です。市場で働く人や買出人の食事のために作られたのが場内の「関連飲食店舗」で、観光客や一般客は“それを使わせてもらう形”で食事することをまずは頭に入れておく必要があります。

よって、豊洲市場の場内には十数人規模の団体がまとまって食事できるお店はありません。少なくとも2018年11月の時点では。

団体客からの需要は大きい豊洲市場内の飲食店

ただ、このままで良いのでしょうか。

当サイトは市場の公式サイトでもなければ、観光協会の運営するサイトでもありませんので、そういうお問い合わせが届くたびに驚くのですが、逆に、豊洲市場には団体客向けのお店が必要なんだなぁ〜といった大きな需要を強く感じます。

事前予約への対応や、バス1台分の乗客がそのまま利用できる30〜40名程度の席。もし、これに対応できる飲食店があれば、今まさに取りこぼしているたくさんの客を幸せにできるのです。

(たとえ団体でも行列に並んで順番待ちをする)

もちろん、後にできる千客万来施設ではこういった需要に対応するのでしょうから、今ある場内の飲食店舗がわざわざ対応する必要はありません。

しかし、東京都の約束には期待が持てないし、この先5年はオープンしないであろう千客万来施設を待たずに、場内飲食店のいずれかが独自に観光対応するプランもありだと思うんですよね。

空いてる時間を区切って団体予約に対応

需要に対応する、他店と差別化をする、はどんな業態でも大切です。そこで、例えば比較的空いている平日朝8時〜10時は営業時間を区切って団体客向けの予約に対応する、といったことを豊洲市場でチャレンジするのはどうでしょうか。

現実を見れば1店あたり30〜40席もないので、せいぜい1店に10〜15人程度が妥当になりますが、それでもこれを複数店舗で実施できれば、たとえば40人の団体をお寿司屋さん4店に分散することで、団体の観光客に対応することが可能になります。

先ほど“豊洲市場は業者と業者がやり取りする場所”と言いました。しかしながら、だからといって“観光客には対応しない”の一言で片付けるのは世の中の需要を無視していることになります。お店としても空いてる時間にこそお客さんに来てほしいはずです。

(クレジットカードが使える。つきじ神楽寿司)

まあ、これはクレジットカード非対応にも言えることなのですが、お客さんが利用しやすいように店の経営体制を見直していき、ぜひ多くの人へ美味しいお寿司や市場グルメを提供してほしいです。それこそがお客さんも飲食店さん自身も幸せになれるひとつの方法なのではないでしょうか。