東京2020大会

最大48,000人/日の増加!東京2020大会オリパラ、住民向け説明会でわかった豊洲駅の利用者数

東京都オリンピック・パラリンピック準備局と公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2019年8月21日、豊洲エリアを対象にした住民向け説明会を開催しました。

住民というよりも豊洲エリアの各マンション自治会を対象にした説明会だったようですが、パッと見たところ参加人数が少なめだったのが印象的でした。

とよすとは説明会に参加できなかったマンションや読者の皆さんへ情報を共有したいと考えて参加してきましたので、本説明会で説明のあった情報のうち、豊洲に直接影響のあるお話をピックアップしてまとめておこうと思います。

記事の最後には配布資料へのリンクを貼っておきました。なお、配布された資料はあくまでも現時点で検討中のものが多く、この先も変更や追加の可能性があるとしています。

12会場・多くの競技が行われる湾岸エリア

東京2020大会オリンピック・パラリンピックの会場は1964年の東京大会のレガシーを引き継ぐ「ヘリテッジゾーン」と都市の未来を象徴する「東京ベイゾーン」の2ゾーンにわかれており、有明や辰巳など湾岸エリアは東京ベイゾーンに含まれます。

東京ベイゾーン(湾岸エリア)には12の会場があり、ここでオリンピックは16競技・パラリンピックは8競技が実施予定。

また、参考までに江東区内の会場配置マップを載せておきますね。

競技が行われるということはそこに多くの観客が訪れるわけで、さまざまな課題があり、対応が求められます。

豊洲に直接関係するのは有明アリーナの観客

観客が訪れるとなれば周辺住民にとって交通機関の混雑や迷惑行為などの心配が当然ありますよね。今回の説明会は住民向けということで、交通対策についての説明や質問に多くの時間が割かれました。

交通の混乱を回避する狙いから、各会場へのアクセスには特定の駅のみを利用可能とします。

その特定の駅のなかには私たちの豊洲駅も含まれています。豊洲住民が最も影響を受けるのが東京メトロ・有楽町線の豊洲駅ゆりかもめ・豊洲駅の混雑でしょう。

東京ベイゾーンにある12の会場のうち、最寄り駅に豊洲駅が指定されているのは「有明アリーナ」へのアクセス時のみ。

有明アリーナでの競技を観戦する人は豊洲駅から向かうのです。


(↑表記のMAPはあくまでも参考ルートで表示しています)

有明アリーナで実施される競技はオリンピックのバレーボールと、パラリンピックの車いすバスケットボールの2競技。

なんだ豊洲駅を利用するのは有明アリーナの観客だけか〜とホッとしたのも束の間、実は有明アリーナは15,000席を超える観客席を備え、報道陣や関係者を差し引いても12,000人強が入場し、観戦します。

(2019年6月建設中の有明アリーナ)

しかも、多い日には1日に4セッションも行われるとあって、実際にはこの4倍もの人数が見込まれています。

つまり、日に48,000人が豊洲駅を利用し、豊洲の5丁目・6丁目を歩いて有明アリーナに向かうのです(2020年8月4日・5日に男女バレーボールの準々決勝をそれぞれ4セッション実施)。

(豊洲駅から有明アリーナへの導線。赤線が入場時ルート。薄い水色が退場時ルート)

観戦後の帰りルートは豊洲駅、東雲駅、国際展示場駅の3ルートに分散される計画。それでも、いつも以上に多くの人が豊洲の街を歩き、豊洲駅を利用するわけです。

参考までにデータを上げておくと、豊洲の現在の人口は3万7000人。勤務者・通学者を含む昼間人口で示すと、約15万人に膨れ上がります。豊洲市場やチームラボプラネッツを目的に豊洲を訪れる人も含めるともっと多い。

2020大会開催期間中、さらに毎日4〜5万人ほど増えるとなると豊洲駅の大混雑は素人の筆者でも容易に想像ができます。

深夜まで試合も、最遅で23時45分まで

特にバレーボールは9時から23時30分前後まで毎日競技が行われ、朝から深夜まで観客が大移動。最も遅い日は23時45分に競技が終わります

(有明アリーナでの実施スケジュール)

電車の終電を延長するなど観客への配慮はすでに計画されていますが、住民への配慮はどうなのかというと決して十分ではないでしょう。

ゴミのポイ捨てや歩きタバコなどの迷惑行為はいくら事前に注意してもゼロではないと思います。

組織委員会では警備員や誘導員を配置したり、シティキャストが呼びかけるなど対策を行う方針。

オリンピック・パラリンピックはお祭りムードで楽しんでほしいし筆者も楽しみたいですが、観客の皆さんにつきましてはぜひ住民への配慮もしていただいて、マナーを守って楽しんでいただきたいと思います。

深夜はお静かに。そして、ゴミはお持ち帰りいただくか所定のゴミ箱へお捨てください。

木遣り橋の片側歩道は通行禁止に

豊洲と有明を結ぶ「木遣り橋」については注意があります。木遣り橋の歩道(東側の片側)は一般通行できません。

ご存知の方も多いと思いますが、豊洲六丁目公園にセキュリティチェックの拠点が置かれます。

有明アリーナへ向かう観客は豊洲六丁目公園でセキュリティチェックを受け、木遣り橋の歩道を通って有明アリーナへ。

このセキュリティチェック以降のエリアは会場内とみなされます。空港の保安検査後のエリアのような扱いです。

木遣り橋の歩道(東側の片側)はその対象になっており、一般通行できません。近隣の方はご注意下さい。

そのほかの説明と配布資料

説明会では、江東区とその近隣会場で行われる競技やスケジュールの説明に加え、テストイベントの実施、暑さ対策などいわゆるラストマイルの説明がありました。

また、直近では有明で10月12日(土)〜13日(日)にBMXレーシングのテストイベントが開催されるとのこと。その他のテストイベント・スケジュールは最後の資料を御覧ください。

豊洲エリアを対象にした住民向け説明会の内、特に豊洲エリアで知っておきたい情報は以上のとおりです。

なお、当日配布されたすべての資料は以下のページにて閲覧できるようにしておきましたので、興味ある方はご覧ください!

開催まで1年を切った東京オリンピック・パラリンピックを楽しむためにも、ぜひ最低限の情報は知っておくと良いと思います(^^)

東京2020大会 豊洲地区説明会資料(2019年8月21日) ...

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