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東京アラートとは?レインボーブリッジや都庁が赤く点灯する条件

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このところ新型コロナウイルスの感染者数が落ち着きを取り戻しつつあったのですが、2020年5月末〜6月に入ってから東京の感染者数は10人以上を超える日が続いています。

6月2日(火)、東京都では34人の感染者数が明らかになりました。

この日、都は「東京アラート」の発出を検討。21時45分より行われた対策会議では東京アラートの発出が正式に発表されました。

緊急事態宣言後の規制を緩和したばかりですが、東京アラートを出して都民に再度の警戒を求めます。

「東京アラート」って何?

おそらく他の道府県の方々には関係ない話なんですが、東京アラートとはなにもサイレンが鳴るわけではなく、新型コロナウイルスの感染に関して視覚的に警告する演出のことです。

“ある一定の目安”に達したときに東京アラートを発出。東京湾の「レインボーブリッジ」と「東京都庁・本庁舎」を赤くライトアップして警告します。

みんながよく目にするランドマークを赤く染めることで、新型コロナウイルスへの警戒を強めましょうという意味を持っています。

「東京アラート」が出される条件とは?

先ほど、“目安に達したとき”と説明しましたが、東京アラートが出される目安は一体何なのかを説明しておきましょう。

以下の3項目に1つでも当てはまると東京アラート発出の“目安に達した”ことになります。

  • 1日の新規感染者が直近7日間の平均で20人以上
  • 感染経路不明者の割合が50%以上
  • 週単位の感染者増加比が1.00以上

上記の条件に加えて、医療体制の逼迫状況や専門家の意見を踏まえたうえで東京アラートの発令が検討されることになっています。

東京アラートが発出されればレインボーブリッジや都庁が赤くライトアップされますが、さらに多ければ再び飲食店や各施設に対して休業要請が出される(1日あたりの新規感染者数が直近7日間の平均で50人以上)可能性が高まり、さらには外出自粛も求められるとあって、決して嬉しいライトアップではありません。

正式発表されたことから、今夜6月2日の23時よりレインボーブリッジが赤にライトアップされます。

↑これが、↓こうなりました。

これからも外出の際にはマスクをしっかり着け、手洗いやアルコール消毒を頻繁に行って、感染を防ぐよう引き続き心がけてください。

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※都の正式発表を受けて内容を一部変更しました。

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