東京都内には約470軒もの銭湯があり、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟している銭湯はどこも一律料金で入浴できます。
そんな都内の銭湯は2022年7月15日(金)、入浴料金を改定しました。
たとえば、豊洲駅から徒歩10分ちょっとでいける枝川エリアの「白山湯」。行ってみると大人料金が500円に!
銭湯の入浴料金が今年も値上げへ
入浴料金を改定するのは2021年8月に続く、約1年ぶり。2021年は大人のみ値上げしましたが、2022年7月15日からは大人・中人・小人すべての料金が20円の値上げへ。
新料金 | 旧料金 | |
---|---|---|
大人(12歳以上) | 500円 | 480円 |
中人(6歳〜11歳) | 200円 | 180円 |
小人(5歳以下) | 100円 | 80円 |
今回の値上げした理由には、やはりお湯を沸かすのに必要な燃料価格の高騰や、銭湯の運営に関わるさまざまなコストの上昇があるとのこと。
なお、10枚つづりの入浴券はすでに2022年6月1日時点で値上げしており、4,500円です。
銭湯の入浴料金が500円となった東京。480円のときは安いな〜と感じましたが、わずか20円上昇して500円台に入ると心理的に高く感じるようになるのが不思議です。
ちなみに、天然温泉の「泉天空の湯 有明ガーデン」は2022年3月に値上げ済み。
かと言って、このようなご時世ですし、値上げするなとは言いづらいのが現状。物価高や燃料高の煽りをくらい、銭湯だって値上げしないとやっていけないわけです。
住民にとって一番のダメージになるのはこのような公共サービスがなくなってしてしまうことですし、これからも銭湯は存在してほしいので値上げは仕方がありません。
物価は上がっても、働く人々の給料は上がらず・・・。どうなるんでしょうか(^_^;)
湾岸エリアの銭湯
最後に湾岸エリアにある銭湯をざっくりご紹介して終わります。
先ほど挙げた豊洲からほど近い枝川の「白山湯」のほか、月島の「月島温泉」「日の出湯」、勝どきの「勝どき湯」があります!
もしまだ銭湯に行ったことがない方は、ぜひ足を運んでみてください!