不動産

芝浦工業大学豊洲キャンパス、第二校舎の詳細が明らかに!完成は2022年春

芝浦工業大学は2018年11月22日、豊洲キャンパスで計画している第二校舎新築工事に関する近隣住民向け説明会を開催しました。

先に出回っていた情報で敷地内に新しい校舎が新築されると知り、興味をお持ちになった方も少なくないでしょう。

この日の説明会は平日の夜。そのせいか参加した住民は20名程度とやや少ない印象がありましたが、ここにどのような校舎が建つのか知りたい方は多いと思いますので概要をレポートすることにいたします。

斬新なデザイン!カフェ・ラウンジも

まずは設計者である日建建設から新校舎の説明がありました。3万平米の敷地のうち新校舎にあたる部分は4,430平米となります。なお既存の建物は9,060平米なので、その半分の大きさの建物が新たにできるということです。

新校舎の高さは67.5メートル。そして、このデザインがすごいですね。東京ビッグサイトのように上部が広がっている形です。

建物の地下1階は体育館など。1階はカフェラウンジ。2階は事務。また、3階からは教室となります。10階からは研究室と一部屋上に。

横から見た様子が下の図です。

地図を使って位置を説明すると、敷地内のうち、この赤い色の部分が新校舎になります。濃い色の赤が1階で、薄い赤が建物全体の範囲を表しています。

現在ある芝生や樹木の一部は建物に変わります。説明会を聞きに来た参加者のなかには、素敵な並木がなくなってしまうのを残念に思う方もいらっしゃいました。

なお、大学側としてはできる限りキャンパス内の並木は切りたくないとし、木の一部は移植して残す計画だそうです。

日陰の範囲はそれほど増えない

そして、ここに14階建てのビルが建つわけですから、日当たりが悪くなるリスクも当然あるわけです。日陰のリスクについては時刻別日影図を用いた説明がありました。

下図は8時〜16時の日影を表しています。見やすいように資料の時刻別日影図を加工してみました。赤色の部分が新たに増える日陰です

実線の部分が新校舎による日陰で、点線は既存の校舎ですでに日陰になっている部分です。既存の日陰と比べて、新たに増える日陰部分というのは実はそんなに多くないことがわかりました。

歩道の工事でシティタワーズ豊洲の住民に影響も

工事期間については、鹿島建設から説明が行われました。

2019年2月から準備工事が始まります。そして、2019年11月から本格的な工事がスタートし、2022年3月末の竣工まで工事が続きます。工事は平日に加え、土曜日も基本的には実施。工事の時間帯は8時〜18時30分まで。これには準備や後片付けの時間は含まれません。

土の運搬に伴うダンプの往来などで発生する土ほこりは散水で対応するとのこと。また、杭打ちの音やアスファルト工事の匂いなど、周辺に多少の影響が見込まれるといった説明がありました。

工事車両の出入り口は3箇所です(上図の赤丸部分)。また、大学の南側にある歩道も工事します。

ここはシティタワーズ豊洲ザ・シンボルなどの周辺住民が多く利用している歩道ですから、期間中は工事車両の出入りや歩道の迂回など、住民さんはある程度の不便があるかもしれません。

11/25(日)にも説明会

大学側によると、この新校舎が建つことによって生徒数は300名ほどの増加を見込んでいます。

なかなか興味深かったのは、「建物の規模が大きくなるわりには学生の数は300人しか増えないの?」といった質問に対して、大学側は「(新校舎は)仮に、芝浦にあるキャンパスへ通っているデザイン工学部の3・4年生(400〜500名)が豊洲へ移転しても大丈夫な規模になっている」と返答したことです。

学部の引っ越し計画は明らかになっていませんが、将来的にはいろいろな可能性を残していると言えます。

新校舎の説明会は11月25日(日)の14時30分〜15時30分(受付14時)にも実施するそうです。場所は豊洲キャンパス・製図室棟のアーキテクチャープラザ。内容は同じものとなりますが、質問したい方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。