豊洲駅前ではオフィスやホテル、商業施設などが入る三井不動産の3つのビル群「豊洲ベイサイドクロス(TOYOSU BAYSIDE CROSS)」の建設が行われています。
豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2-1街区新築工事といわれるものですが、日々、上に伸びていく工事風景を見ているとワクワクしますね!
2019年8月15日に最新情報を更新したばかりですが、8月21日にはついに“橋”がかかり、豊洲公園と豊洲ベイサイドクロスがつながりました。
※2019年12月1日、最新情報に更新
このビルがオープンすれば、1日に数千人、数万人の客足が増え、今よりも多くの人で賑やかになりそうです。
まずは2018年11月に撮影した現地の様子を御覧ください。
豊洲駅から豊洲公園へのアクセスが向上
豊洲ベイサイドクロスの奥には、片側1車線ずつの道路を挟んで「豊洲公園」が広がります。そのさらに奥には「アーバンドックららぽーと豊洲」も。
ただ、駅前から豊洲公園へのアクセスする際には周辺を回り込んで向かわなければならず、現状のままではややアクセスが悪いのが難点です。
そこで、豊洲ベイサイドクロスの建設に伴い、1階の広場と豊洲公園を往き来できる橋が屋外に設置されます。
この橋の名称は「豊洲パークブリッジ(計画ではサンセットアークでした)」
↑の図では中央の青い斜線エリアが豊洲パークブリッジです。そのまま図の上部に位置する豊洲ベイサイドクロスとつながります。
豊洲パークブリッジができるまでの経過
↓の写真で見ると、豊洲公園(左側)の一部に小高い丘のようなものが作られ、そこに豊洲ベイサイドクロス(右側)と結ぶ豊洲パークブリッジが建設されます。
↓は別角度から。2018年11月17日にシビックセンターの上から見てみたところ。豊洲公園に土が盛られているのを確認できました。豊洲公園はもうすっかり元の姿を消し、半分くらいの面積で工事が行われています。
2019年8月10日現在の様子
追記を。
2019年夏に入って、この豊洲パークブリッジに関する工事が急速に進んでいます。↓は8月10日に撮影した様子です。
豊洲公園(左)と豊洲ベイサイドクロス(右)の両岸が形になりつつあり、中央の橋がかかるのが待ち遠しくなりますね!
↓今度は逆から。ららぽーと側から東電堀方面を向いて撮影。
2019年8月21日現在の様子
さらに追記を。
2019年8月21日、ついに両側が橋でつながりました!
ただ、思っていたよりも高さが低く、2階建てバスのSKY BUSがこの下をくぐれるのか心配。
完成すれば、豊洲駅を出発点とした場合に、豊洲シビックセンターの南側もしくはららぽーと側を回り込む必要がなくなり、豊洲ベイサイドクロスの広場を通って豊洲パークブリッジを渡り、豊洲公園へスムーズに行けるようになるでしょう。
ゆりかもめ豊洲駅からららぽーとへのアクセスが向上
また、ゆりかもめ豊洲駅の改札階から「豊洲シビックセンター」の3階外のペデストリアンデッキを通行して豊洲ベイサイドクロスに入り、そのままアーバンドックららぽーと豊洲へ抜けられる通路も設置されます。
2018年10月中旬ごろからららぽーとの1階南側に囲いがされ、11月に入ってからは工事が始まりました。
ららぽーとのこのあたりの壁と豊洲ベイサイドクロスが、連絡通路で結ばれると思われます。
そのため、2019年9月1日より「カリモク60」など連絡通路が建設される付近の店舗は移転もしくは閉店となることも判明しました。↓
完成すれば、ゆりかもめ豊洲駅から豊洲シビックセンター(江東区役所豊洲特別出張所/豊洲文化センター/豊洲図書館)、ホテル、オフィスビル、2つの商業施設、さらにはその奥にあるマンション「アーバンドックパークシティ豊洲」とも1本の導線でつながることになり、たくさんの方がそのメリットを享受できることでしょう。
完成イメージがこちら↓
完成が楽しみな豊洲ベイサイドクロス
豊洲ベイサイドクロスは2020年4月に開業予定。豊洲パークブリッジの利用可能時期も同じく2020年4月と予定されていますが、豊洲公園では現在のトイレや事務所の撤去のため工事は2020年7月まで行われます。
なお、新しいトイレは豊洲パークブリッジの床下にできるもようです。