“もしもの場合”、“万が一”、など大災害への備えを訴える場面ではあくまでも将来起こりうる可能性としての表現が多く使われますが、東日本大震災の発生から7年が経過しすっかり災害への備えを忘れている人も多いはず。
2018年6月18日朝に大阪で発生した震度6弱の大地震を受け、私たち東京に住む者も再び防災への意識を高めるべきでしょう。
台風の接近時にも事前に備えておくのが大事です。水や食料など必要なものをチェックして、準備しておきます。
東京都が無料で配布の「東京防災」を一読しておこう!
自宅の食品棚には保管していた「東京防災」と書かれた黄色の箱があります。東京都が無料で配布している防災グッズです。
お恥ずかしながらまさに平和ボケしていた筆者は大阪の地震のニュースを見た後に思い出し、この機会に開封してみました。
箱の中には、東京都の避難所や給水ポイントの書かれた「防災MAP」、災害に対する日頃の備えや実際に災害が発生した際にどう行動すれば良いかを記した「防災ブック」などが入っています。
まさに“もしもの場合”に落ち着いて行動できるよう、情報がぎっしり詰まっています。ちょっと厚めなので読み切るのは大変かもしれませんが、お持ちの方はぜひ一読しておきましょう。
スマホは「東京都防災アプリ」を事前にダウンロードしておこう!
また、スマホで使えるアプリ版の東京防災もあります。
「東京都防災アプリ」というアプリで、スマホをお持ちの方はぜひ事前にダウンロードしておくと良いと思います。無料です。容量は約83MBありますので、Wi-Fi環境でのダウンロードをオススメします。アプリ版の存在を教えてくださった@Tubist_Tubbyさんありがとうございました。
ただ、ダウンロード完了後に1度だけネットにつながった状態でアプリを起動する必要があります。平常時にアプリをダウンロードし、起動してザッと目を通しておくと良いでしょう。
区市町村ごとにダウンロードしておける防災地図は必ずダウンロードしておいてください。1度ダウンロードしておけば、ネットにつながっていなくても(オフライン)地図を見られるようになります。
災害時には通信回線が混雑していたり、ネットがつながらなかったりしますので、こういったオフラインでも見られる地図は重宝するはずです。
「東京都防災アプリ」はiOS版・Android版ともにあります。言語は英語・中国語・韓国語にも一部対応しています。
→ Android版ダウンロード(Androidスマホ・タブレットにも対応)
そのほか江東区の防災情報も
身近な自治体が発信している情報は非常に大事です。ただし、みんなで一斉に区役所へ電話するのは避けましょう。区役所の職員さんの仕事が増えるだけです。
情報を得たいのなら、Webサイトをチェックしたり、こちらの「こうとう安全安心メール」を受け取れるよう登録しておくのがベスト。地震以外にも、津波や台風、ミサイル等の情報も発信していますので、登録しておいて損はないでしょう。
→ 江東区の地震や津波・洪水など防災情報を受け取れる「こうとう安全安心メール」