東京メトロが2020年3月14日(土)に実施するダイヤ改正によって、有楽町線の運転本数が大幅に増えます!
毎日日中、1時間で往復2本が増発
有楽町線の新ダイヤのポイントを一言にまとめると、「運行本数が増えてさらに便利になる!」です。
ポイントを以下にまとめました。
毎日日中に1時間で往復2本が増発
1時間あたり往復2本が増加する格好に。とにかくめちゃくちゃ列車が増えます。
平日(日中)・・・合計48本増
土曜日・休日(日中)・・・合計52本増
具体的には、日中の運転間隔を6分→5分に1本の割合で増発し、1時間に2往復分の列車が追加。小竹向原駅〜新木場駅の区間が対象なので、もちろん豊洲駅も増発されることになります。
平日の夕・夜も大幅増発!土日も増える
平日に限っては、夕方・夜の時間帯に新木場駅方面に9本、和光市駅方面に10本が増発。
平日(午前)・・・合計3本増
平日(夕方・夜)・・・合計19本増
また、これまで豊洲駅〜所沢駅の区間で運行されてきたS-TRAINが夕方・夜の時間帯は豊洲駅〜小手指駅に延長。練馬駅・西所沢駅・小手指駅でも降りられるようになります(降車専用駅)。
S-TARIN・・・豊洲駅〜小手指駅(走行区間が延長)
そのほか、土曜日・休日についても運行本数が大幅に増え、ますます有楽町線・西武線の利用が便利になります。
土曜休日(午前)・・・合計2本増
土曜休日(夕方・夜)・・・合計16本増
実は今でもかなり運行本数は多い
現状、豊洲駅を発進する有楽町線は、たとえば平日19時台の和光市駅方面行きが1時間に13本運行されています(S-TRAINを加えると14本)。
5分に1本以上の早い間隔でやってくる現ダイヤをもってしても、豊洲駅から和光市駅方面は満員。豊洲には大手企業のオフィスがたくさんあり、豊洲駅から和光市駅方面へと帰宅する人が多い結果です。
東京メトロが有楽町線の夕方・夜の時間帯に増発を決めたのはこのラッシュを少しでも解消するためといえます。
豊洲に住むと、空いてる列車に乗れる
逆に、空いているのが和光市駅方面から豊洲駅方面の列車。
例えば、18時ごろに永田町駅から豊洲駅まで帰ってくるときには車内に空席があるほど。
また、朝の通勤時にも豊洲駅から都心へ向かう列車は非常に空いています。
このことから、豊洲に住みつつ大手町や丸の内まで働きに行っている方は、ラクラク座ってストレスを感じずに通勤できるメリットがあります。
参考までに豊洲駅から有楽町線で1本で行ける主要駅までの所要時間を上げておきますね。
豊洲駅〜有楽町駅・・・7分
豊洲駅〜永田町駅・・・11分
豊洲駅〜飯田橋駅・・・17分
豊洲駅〜池袋駅・・・27分
マンション価格が高いと言われる豊洲ですが、たしかに高いです。でも、年間で何百回も乗る列車が満員か満員でないかは精神的な負担がかなり変わってくるのではないでしょうか。
豊洲に住みながら豊洲の企業へ勤務している人も多く、筆者の周りにもたくさんいます。
立地的に満員電車知らずの生活を送れる豊洲。この春に引っ越しを考えている人は、ぜひ豊洲エリアを候補に考えてみてはいかがでしょうか!