まず最初に、この記事では募金を話題に取り上げています。
募金の良し悪しにつきましてはそれぞれの想いがあると思いますので、ご自身でご判断いただきたいと思います。
また、募金の際には偽サイトや募金を語るデマに十分注意してください。こういう状況でも人の善意につけこむ詐欺は多発します。
令和6年能登半島地震、過去30年で3番めの直接死被害に
2024年1月1日に石川県などで発生した令和6年能登半島地震。
地震での建物倒壊などによる直接死の数は1995年の阪神大震災以降3番目の多さとのことで、被害の凄さを感じます。
私は地震や災害の専門家ではない一般人なので、あーだこーだ言っても仕方がないですし、できることは被災地への募金といつ来るわからない次の災害に備えるくらいです。
他者に迷惑をかけない支援、募金
数年前にとある県で自然災害があったとき、50〜60名ほどが避難している避難所まで支援物資を車に積んで届けたことがあるのですが、今となって思えばあれは自己満足で、本当に正しい行動だったかはわかりません。
私のように物資を持ち込む個人が各地から何千人、何万人と避難所に押し寄せたらどうなるでしょうか。
それだけ避難所のスタッフは対応に追われます。避難所のスタッフは通常、一般の地域住民。被災者自身です。
もしかしたらどこかの団体が支援物資をまとめてくれて届けてくれる活動をしているかもしれませんが、食糧やその他の支援物資など今すぐ必要な直接的な支援は自治体や経験豊富な企業にお任せするのが最適だと思いました。
以下の投稿は、国や地方自治体、山崎製パンなどの企業の協力により到着した物資を自衛隊が各避難所へ運ぶ準備をしているようすです。
国等からの緊急物資を皆さんのもとへ一刻も早くお届けできるよう、産業展示館で発送作業を進めています。
自衛隊の皆さんご協力ありがとうございます。
個人からの義援物資は、受け入れ態勢の準備中です。準備でき次第、県HPなどでご案内いたします。https://t.co/67J9l7vtHM pic.twitter.com/JXJynLlFrD— 石川県「もっといしかわ」 (@motto_ishikawa) January 3, 2024
輸送路の確保が大変だそうで、ただでさえ道路がボロボロで塞がっていたり、安心して通れる道路も満足にない状況だったりするようですから、やはりできるだけ個人はまだ現地にいかない方が良いようです。
そこで、私個人としては誰にも負担をかけないで支援できる募金を選びました。
もし、何か支援したいなと考えている人がいらっしゃいましたら、募金でも十分に助けになるかと思いますので、選択肢のひとつに入れて考えてみてくださいね。
募金先は、2006年にヤフーが設立した「Yahoo!基金」にしました。
理由は、クレジットカードの手数料を除くすべての額を支援に使う、とのことで募金が最大限生かされると思ったからです。
寄付金の使いみち
皆さまからのご寄付はYahoo!基金を通じて、クレジットカード会社の手数料等(消費税含む)を除き全て本災害の緊急救援活動、被災地復旧支援として被災者や被災地のために活用させていただきます。(令和6年能登半島地震 緊急支援募金(Yahoo!基金)より)
クレジットカードやTポイントでも募金可能です。
最近は使っていませんでしたがYahoo!プレミアム(ヤフオクとか)で連携しているアカウントとクレジットカードがあるので、特に事前登録は不要でスムーズに募金できました。
終わりに、いつ起こるかわからない災害に対して私たちも常日頃から備えておきたいです。
あと、自粛ムードはダメ。ガンガンお金使っていきましょう。