生活

家族4人&ペットに必要な備蓄品は?備蓄するべき食料・日用品を調べてみた

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東日本大震災から10年が経過しましたが、今も東北で大きな地震が頻繁に発生しています。私たちの住んでいる東京・湾岸エリアだって決して他人事ではありませんよね。

でも、防災意識が高まるのはだいたいは地震直後だけ。数日も経てば、大丈夫でしょ!となってしまうのが私も含めて大多数でしょう。

そこで、湾岸エリアではどのような備えをしておく必要があるか、災害リスクを調べたうえで備蓄するべき物品をリストアップしてみました。

自然災害リスクはかなり低めの豊洲

ざっくり言うと、豊洲は津波・洪水・高潮といった水害リスクは非常に低いです。これは専門家ではない筆者がただの想像で言っているのではなく、しっかりと国や江東区が作成したハザードマップが示してくれています。

特に、「重ねるハザードマップ」でエリアの津波浸水想定を御覧ください。豊洲はもちろん湾岸エリア一体は真っ白(ゼロ)です。

ゼロと言っても“絶対安全”と言えないのが自然災害ですので、万が一への備えは必要と思っています。

液状化現象のリスクは無いとは言えないものの、東日本大震災の例でいえば豊洲で生じた液状化の被害は歩道など極々限られた一部分に砂が見られた程度でした。

埋立地だし、土地が低いんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

「アーバンドック ららぽーと豊洲」の外や「豊洲ぐるり公園」を歩いたことのある方は思い出してください。

豊洲の西向き、運河に面した一帯は高く土地が上げられていますよね。普段歩いているとわからないかもしれませんが、実はけっこうな高さがあるのです。

ららぽーと豊洲あたりの高さは海抜5.6メートル。

晴海から豊洲にかけての春海橋公園と豊洲ぐるり公園は土手のような傾斜があり、街を守る防潮堤の役割を果たしています。

また、豊洲の東側は低い土地が広がり、豊洲4丁目や駅前では大雨でやや浸水するリスクこそあるものの、余程のことがない限りは豊洲水門や東雲水門が守ってくれます。

狩野川台風など水害に苦しめられた歴史から水辺を楽しめる街へ、江東区「まちの記憶と未来展」9階の図書館に行こうと思って豊洲シビックセンターに入ると、1階でなにやら展示がされているのを発見。 江東区の「まちの記憶と未来展」...

ライフラインの停止が一番のリスク

もちろん万が一もありますから決して油断せず、各自で防災対策は必要です。

たとえば、水道が止まって水が出ない、しばらく停電が続いて電気が使えない、ガスも止まる、などライフラインがストップするリスクは考えておかなくてはなりません。

そこで重要になってくるのが、電気・ガス・水道、交通手段、食料といったライフラインや生活必需品の確保です。

マンションや地域の備えも重要ですが、やはり誰かに頼るのではなく家族の分は自分たちで備蓄しておくべきでしょう。

特に食料は最低3日分、できれば1週間分の備蓄が推奨されていますので、必ず長期保存できるものや水などを一定量用意することが大事です。

「東京備蓄ナビ」で家族に必要な備蓄品を調べてみた

しかしながら、何をどのくらいの量を備蓄しておけばよいかわからないご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで、備蓄に便利なWebサイト「東京備蓄ナビ」を使い、例として家族4人とペットが備蓄しておくべき備蓄量を調べてみました。

(「東京備蓄ナビ」)

何人くらしなのか、それぞれの性別と年齢、戸建てか集合住宅か、ペットの有無といった質問に答えるだけ。

すると、このとおり!必要な備蓄リストのできあがり。

4人家族+ペット1匹の備蓄リスト

下記は、大人2人・小学生2人・ペット1匹といった家族構成を想定した1週間分の備蓄リストです。

(「東京備蓄ナビ」より)

み、水は76リットルですか。けっこうな量!2リットルのペットボトルだと38本です。

なにせ水が出ないことを考えると、災害時に洗わなくても済むレトルト白飯や無洗米、レトルト食品は用意しておきたいです。

乳幼児のいるご家庭は、質問の選択時に「乳幼児」を選ぶと、粉ミルクやオムツの備蓄数も教えてくれます。

また、除菌ウェットティッシュやマスク、生理用品も。電気がストップしたら冷蔵庫や冷凍庫も使えませんし、クーラーボックスは便利そうですね。

そして、ペットのいるご家庭は首輪・リードやトイレ用品もしっかり備えておきたいです。

何事もない平和なときが備蓄のベストタイミング

今回は豊洲や湾岸エリアに暮らす私たちの備蓄意識は大丈夫かな?と思い、こういった記事を書いてみました。

正直言ってこのような防災系の情報は、読者さんにご覧いただける・ご覧いただけない、がハッキリわかれるコンテンツだったりします。

でも、たとえこの記事をわずかな読者さんにしかご覧いただけなかったとしても、備蓄に向けて行動したり、子どもと防災について話したり、誰かの防災を考えるきっかけになれたら書いた甲斐があったなと思います。

万が一の事態が発生すると悲しいことに買い占めが起こります。食料や日用品が普通に手に入る今こそ、備蓄する絶好のタイミングではないでしょうか。

ということで、ぜひ「東京備蓄ナビ」でご家庭に必要な備蓄品を調べてみてくださいね!

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