東急不動産などは2019年6月14日、豊洲駅徒歩4分で総戸数が1,152戸にのぼる48階建てタワーマンション「ブランズタワー豊洲」のマンションギャラリーをメディア向けに公開しました。
緑を多く採用したマンションギャラリーは内部にもこだわっていて、3タイプのモデルルーム、2つのシアター、建物の模型、キッズルームなどを備えています。
また、2021年8月23日には敷地内に誕生するスーパーもダイエー系列に決定。ダイエーが手掛ける「イオンフードスタイル」がオープンする可能性が高まりました。
住宅は人生で大きな買い物のひとつ。戸建て住宅にしようか分譲マンションにしようか悩んでいたり、すでに賃貸に決めていたりしても、住宅の情報は多く知っておいて損はありません。
今回公開となったマンションギャラリーはそんなブランズタワー豊洲での暮らしをイメージしやすいものとなっています。
もともとこの物件が気になっていた方はもちろん、豊洲のタワーマンションってどうなんだろう?と思っている方やブランズタワー豊洲の存在を初めて知った方も、ぜひマンションギャラリーへ足を運んでみると良いでしょう(^^)
マンションギャラリーでは3つの間取りを見学可能
ブランズタワー豊洲のマンションギャラリーで見学できるモデルルームは以下の3種類です。
- ほとんど標準装備のみの2LDK +WIC+SIC(S-75Atype)
- オプションを多く盛り込んだ1LDK+WIC+SIC(S-60Btype)
- 約100平方メートルの2LDK+WIC+SIC(S-75Atype)
これらをそれぞれ見て回ることができます。
ブランズタワー豊洲の特長
各戸を解説する前に、ブランズタワー豊洲の特長を簡単にまとめておきます。
- 豊洲駅徒歩4分
- 48階建て・総戸数1,152戸
- 坪単価400万円前後
- 住戸タイプは3LDKが全体戸数の53%
- 天井高は48階が最大3m、46階・47階が最大2.75m
- ウォークインクローゼット(WIC)とシューズインクローゼット(SIC)を完備
- ビルトイン食洗機、ディスポーザーも装備
- リビングだけでなくキッチンにも床暖房
- キッチンは御影石が標準
- 最大72時間の非常用発電
- 住戸用防災備蓄倉庫を全戸に完備
- 中間階免震構造
- 共用施設はフィットネスルーム、DIYスタジオ、コワーキングルーム、キッズルーム、パーティールーム、レクリエーションルームなどを豊富
- 33階のスカイビューラウンジなど複数のラウンジ
- 敷地内にスーパーマーケットと保育所、FMラジオ局の開設
- 第1期販売開始は2019年10月上旬の予定
- 入居開始は2022年5月下旬の予定
気になるブランズタワー豊洲の価格は主力間取りである3LDKの場合で8,000万円台です。
住戸の構成は全1,152戸のうち、3LDKが614戸で53%以上、2LDKが32%、1LDKが14%とのこと。
46階・47階をプレミアムフロア、最上階の48階をロイヤルフロアとしています。
天井高が最も高いのは48階ロイヤルフロアの3m。また、46階・47階のプレミアムフロアは2.75m。
逆に、各戸で天井が最も低い場所はキッチンです。住戸によってはキッチンは2.1mだったり、2.3mだったりするのですが、最低でも2.1mだそうですからこれより低くはないと思って良いでしょう。
安全面を見てみると、マンションの3階から4階の間に中間階免震構造を備えています。
また、建物には最大72時間の電気供給を可能にする非常用発電システムを搭載しているほか、住戸用防災備蓄倉庫(BS)を全戸に備えており、自然災害発生時も安心できるタワーマンションといえそうです。
ブランズタワー豊洲のモデルルームを写真で
それでは公開された3タイプのモデルルームを写真でお送りしたいと思います。
①約75平方メートルの2LDK +WIC+SIC(S-75Atype)
マンションギャラリーの3階に上がってすぐ目の前にあるモデルルーム。
ほぼ標準装備のみの住戸を見学できるのがここです。盛り盛りのオプションがないプレーンな状態を見るのに適しています。
バスルームはミストサウナ、暖房、換気、乾燥、タイマーあり。バスタブの上のパネルには通話機能を備えています。バスタブの長辺にあたる壁面の長さは1.4m、シャワーの付いてる壁面の長さは1.8mです。
キッチンは標準で御影石。ディスポーザーやビルトイン型の食器洗い乾燥機も装備しています。
今の流行りなのかもしれませんが、リビングダイニングからキッチンを挟んで裏側には子どもたちが勉強できるスペースがあります。両親がくつろぐリビングと同じ部屋で子どもたちが勉強できる形です。
子ども部屋の一例。
ベッドルーム。
②約61平方メートルの1LDK+WIC+SIC(S-60Btype)
続いて、戸数は少ないですが60平方メートルほどの1LDKの住戸。
全体的に高級感のあるリビングダイニング。キッチンはカウンター仕様。
ベッドルームは広々とした空間。
そのベッドルームのお隣にあるのが大きなウォークインクローゼット。ガラス張りの見せる収納はオプションですが、クールな印象を受けました。
③約100平方メートルの1LDK+WIC+SIC(S-100Btype)
100平方メートル以上の住戸は92戸。モデルルームのタイプは1LDKで、カラーはダークブラウンです。
エントランスはオプション仕様。価格は未定とのこと。
広々としたリビングはちょっと柱が気になるものの、L型の大きな全面ガラス窓が気持ちいい。ここからの眺望はほんと素晴らしいんでしょうね!
広いベッドルームの中央にまるで間仕切りのようにクローゼットを設置した1LDK。モデルルームでは2つのベッドが置かれています。
書斎も素敵です。
この住戸の場合は独立キッチン。対面キッチンでないのは意見が分かれるところですが、スペースが広くて使いやすそうです。
なお、これとは異なる約100平方メートルのベーシックプランは、ベッドルームのエリアを3部屋に分割し、リビングの大きさをそのままとする3LDK+WIC+SICになります。
2つのシアターで映像を
ギャラリー内にはシアターが2ヵ所あり、うち1つはブランズタワー豊洲のコンセプトを説明するムービーを見ることができます。
もう1つはブランズタワー豊洲の形を模したプロジェクションマッピングで各階を解説するムービーです。
共用施設や東西南北の方角を映し出すシーンのほか、外観・内装デザインを担当した奥村俊慈氏とランドスケープデザインを行ったオウミアキ氏のインタビュー映像も。
ブランズタワー豊洲まとめと感想
リビングやベッドルーム、バスルームや玄関など、どれもいいなぁ〜と思えるシーンが多かったのですが、やっぱりキッチンにワクワク感を感じました。
どの住戸も御影石を標準としていて高級感のあるキッチン。ビルトイン型の食洗機や、生ゴミをそのまま流せるディスポーザーを完備してます。床暖房があるのも評価ポイント。よく料理をする人にとっては嬉しい設備ですし、キッチンにいる時間が楽しくなりそうですね!
リビングは32階より上の階に注目。角の住戸だと広いリビングになっており、コーナーサッシで特に眺望が良さそうです。
晴海や勝どきのマンション群が織りなす夜景がキレイに見え、南西方向は大きな建物がないためレインボーブリッジや豊洲市場などのランドマークが楽しめるでしょう。
これが豊洲駅徒歩4分という近さはやはり大きなメリット。素晴らしい眺望で毎日気持ちいい生活が送れるのはもちろん、駅近のため通勤・通学にも困りません。
スーパーの詳細や地域との連携でイベント等をどのように開催していくのかについては聞けませんでしたが、今後の情報公開に注目したいと思います。
一般公開は7月下旬より開始
マンションギャラリーの見学についてですが、2019年5月開催のプロジェクト説明会に参加した方へは先行して6月末より見学を実施。一般向け公開は7月下旬より開始となります。
マンションギャラリーの場所はブランズタワー豊洲の建設地とそう離れていない、新豊洲駅前、チームラボプラネッツのすぐ隣です。
従来5月のプロジェクト発表会ではマンションギャラリーのオープン時期を8月中旬としていたものの、サイト開設以来、問い合わせや資料請求の申し込みが7,000組にのぼるなど高い関心が寄せられていることから7月下旬へ前倒しした格好となります。
今回、筆者が見学させていただいたのはメディア向け内覧会だったため他の記者さんも大勢いましたし、ブランズの説明員さんから常時説明を伺うということは難しかったのですが、どうにか説明員さんをつかまえて丁寧に教えていただきました。
ぜひ皆さんは時間の許す限り説明員さんに質問して、ご自身の目でたっぷり見学してきてください!
以下のページには住戸タイプ別の写真を掲載していますのでどうぞ御覧ください♪
【フォトギャラリー】