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東京BRT、晴海2丁目でターミナル&車庫の建設がいよいよ開始。東京五輪後も都心と湾岸をつなぐ輸送拠点に

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2019年3月に入り、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会用の関係者向け駐車場の建設工事が晴海で始まりました。

ここは「東京BRT」が運行する際の車両基地になります。東京BRTとは都心と湾岸を結ぶバス高速輸送システムのこと。車両基地のできる晴海をはじめ、勝どきや豊洲、有明などのルートも運行します。

(TOKYO BRT)

晴海2丁目の空き地にBRTターミナル

車両基地の建設場所はザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス&ティアロレジデンス、完成を控えたパークタワー晴海といったタワーマンションの目の前に当たるところで、中央区・晴海2丁目にある晴海通り沿いの広大な空き地です。

(設置されたばかりの標識)

車両の出入り口は3ヵ所。うち、中央区道側の入り口1ヵ所(パークタワー晴海側)を先行して利用するとのこと。

このあたりを散歩するときなんかは、わりと緑が気持ちよくてその先に見える景色も好きな場所だったのですが、ついにそれもなくなってしまうのですね。ちょっと寂しさを感じます。

なお、工事に伴い、街路樹などの樹木は場内へと移植します。

(各樹木には番号が振られています)

 

東京2020大会の開催前・開催中にプレ運行(一次運行)を実施する東京BRTは、大会後に第2段階となるプレ運行(二次運行)を行います。もちろん五輪関係者向け駐車場は役目を終えていますから、そのときここは完全なBRTターミナル&車庫に。

そして、BRTターミナル&車庫として利用されるのは本運行(三次運行)でも同様です。

見方によってはこんなマンションに囲まれたところに誕生するBRTターミナルは嫌な存在かもしれませんね。

しかしながら、晴海2丁目にも停留所ができるため近隣住民さんとしてはすぐ近くからBRTに乗れるメリットがありますし、何より乗り物好きな子どもの嬉しそうな笑顔が多く見られるのではないでしょうか(^^)

晴海フラッグの誕生で1万人超の人口増加

晴海といえば、大規模工事中の選手村は大会後にリフォームを経て一般住民が住めるようになり、晴海フラッグとしてそのまま大きな街が誕生するエリア。

1万人以上の人口増加が見込まれ、東京五輪が終わっても話題が続くことが予想されます。

最近では新しい地下鉄整備機運が高まるなか、まずは新橋と晴海をわずか10分で結ぶ東京BRTの運行が本命となるかと思います。便利になりますね!

もちろん、東京BRTは新橋〜晴海のみならず、虎ノ門・勝どき・豊洲・有明・お台場エリアへも走りますので、都心と湾岸の距離がグッと縮むことに。湾岸エリアはより職住近接ライフを実現できる場所となり、他所からは遊びや買い物へも来やすくなる場所になるのです。

東京BRTの運行ルートはこちらで解説済みですので、気になる方は続きをぜひ御覧ください♪

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