魚や野菜、果物などの取引で賑わう豊洲市場。市場の飲食店も魅力のひとつで、場内飲食店は業者さんだけでなく一般の方も利用可能です。
ただ、市場で働く人にあわせて営業しているため、営業時間は一般的な飲食店と大きく異なります。朝早くに開店し、夕方前には閉店。昼過ぎにはオーダーストップするお店がほとんどです。
できるだけ早い時間帯に豊洲市場を訪れ、空いているタイミングを狙って市場グルメを楽しむのがオススメです。
そこで、今回はあえて混雑する土曜日の昼12時台に豊洲市場の飲食店を訪れ、ランチ時間帯がどのくらい混んでいるのかを知ってもらうために調査してきました。こんな行列に並びたくなければぜひお昼よりも早い時間帯に行くようにしましょう!
水産仲卸売場棟 関連飲食店舗(6街区)
まずは仲卸売場のある6街区の飲食店から。
曜日に関わらず毎日どの時間でも混んでいる「寿司大」を除き、平日は混雑時間帯と空いている時間帯の差が比較的はっきりしているものです。
しかし、土曜日は当然ながら多くの一般客・観光客が豊洲市場を訪れるとあって、飲食店にはたくさんの客足が。
ご覧のとおり、どこもかしこも行列です!
これらの写真はすべて土曜日の12時30分ごろの様子。
なにもお寿司屋さんだけが混んでいるわけではないのがこれらの写真からご理解いただけたでしょうか。
管理施設棟(7街区)
マグロのせりが見られる見学者通路の手前にあるのが管理施設棟の飲食店です。ここにもお寿司屋さんをはじめとする飲食店がズラリと両側に並んでいます。
そして、入った瞬間にこの行列です。
平日の朝9時ごろならまったく行列がなく、待ち時間ゼロで入店できるのに、土曜日はすっかり景色が変わります。
筆者がお気に入りの「茂助だんご」。土曜日は多く在庫を用意しているようで、12時すぎでも買うことが出来て嬉しかったです(^^)ただ、残りは少なめでした。
青果棟の手前(5街区)
人気の「大和寿司」もこのとおり並んでおります。比較的お店が大きいので平日は空いていますが、やはり土曜日となると列を作って順番待ちが発生します。天ぷらの「天房」も行列ができていました。
ちなみに、大和寿司など5街区にある飲食店へはこの階段もしくはエレベーターから1階に降りてください。青果棟の建物まで行っちゃうと通り過ぎてしまいますのでご注意を。
価格帯はやや高めかも
そういえば価格はどうなの?と思う方もいらっしゃるはずなので、だいたいの目安としての価格帯を挙げておきますね。ただ、ランチ時間帯といえどもランチメニューがあるわけではありません。お得な料金を期待して訪れるとメニューを見てビックリするかもしれません。
一応、豊洲市場の飲食店の価格帯をざっくり挙げておくと以下のような感じ。
お寿司のコースはどのお店も2,000円〜5,000円台が多い。これはあくまでも“厳選コース”や“おまかせコース”といった握り8〜10貫+@ほどのコースの価格帯です。もちろん、それ以上の価格のメニューもありますし、単品であれば数百円の握りからあります。
定食屋さんやカレー店は比較的リーズナブルにいただけます。とはいえ、やはり1,000円前後は想定しておいてください。たとえば「とんかつ八千代」の一番安い“親子丼”は1,100円。“チャーシューエッグ定食”は1,300円です。
注意すべきはクレジットカードを使えるお店が少ないこと。豊洲市場内の飲食店はキャッシュレス化に消極的なお店が多く、上の写真の「寿司処 やまざき」のようにクレジットカードから電子マネーまで対応しているお店は希少です。
市場メシを食べたかったら早めにGO!
さて、いかに土曜日の昼が混雑しているかおわかりいただけたのではないでしょうか。
だいたいのお店は朝6時台から営業しています。早いお店は5時から。そして、13時すぎ(早ければ昼前)にはラインカットし、それ以降は並べないお店もちらちらとあります。
15時くらいに豊洲市場を訪れる一般客をお見かけするのですが、残念ながらその時間だと入れないお店がほとんどでしょう。
何度も口を酸っぱくして言いますが、飲食店で御飯を食べたいのであればできるだけ午前中の早い時間に豊洲市場にいらしてください!理想としては、朝食を食べるつもりで来るのがベストです!
そして、絶対に営業日・お休みの日を確認してくださいね!!!!!!