豊洲市場は新型コロナの影響で中止していた市場見学を再開しました。
そして、2021年12月2日(木)からはマグロのせりをより近くで見て眺められる「見学者デッキ」での見学を再開します!
事前申込が必要で、11月12日(金)の15時より申し込みを開始。
この記事では、①いつでも自由に見学する方法と、②当選した人しか見学できない「見学者デッキ」からの見学方法を解説しますので、豊洲市場を観光する際にはぜひ事前に確認しておいてください♪
豊洲市場でのマグロのせり見学は2パターンある
豊洲市場でマグロのせりを見学するには2パターンあります。
- 「見学者通路」・・・上からマグロを見学(申込不要)
- 「見学者デッキ」・・・横からマグロを見学(申込必要)
①見学者通路から見るのであれば、事前申し込み(抽選)も整列も必要ありません。早朝でだれば、いつでもマグロのせりを見ることができます。
一方、②見学者デッキから見学できるのは、事前にインターネットで申し込んで抽選で当選した人だけです。定員は27名。
マグロのせり、見学者デッキでの見学の様子
ここからは、抽選で当選した人だけが見学できる「見学者デッキ」での見学方法とその様子をレポートします。
見学者デッキでの見学時間は朝5時55分〜6時25分まで。
まず、朝5時45分に豊洲市場の管理棟・豊洲市場PRコーナーにて受付を済ませます。
5時50分になったらみんなで一斉に水産卸売棟へ移動し、見学者通路を通りながら1階にある見学者デッキへと降りて、いよいよマグロのせりを見学です!
せりの声や音も聞こえて臨場感がすごい!
本記事に掲載の写真は、2019年1月15日に行われた豊洲市場でのせり見学初日に撮影したもの。
ガラス越しとはいえ、せりをしっかり見ることができます。また、ガラス壁の上部が空いていて、せりの声や鐘の音がよく聞こえる!
ガラス壁のところどころには縦方向にスリットが入っており、ここからの音やマグロの匂いが漂ってきて臨場感たっぷりです。
鎌のような器具でマグロの尾っぽの肉を削り、素手で触ってマグロの品定め。そんな様子もハッキリと見られるのがここでの見学のメリット。
見学者デッキは程よい高さがあって、奥の方で行われているせりまでよく見えますよ!
ちなみに、左奥のせり場は生のマグロのせりが行われています。
誰でも見られる見学者通路から見学した場合にはこの生のマグロのせりはちょうど見れない場所に位置するので、見学者デッキの特権ですね\(^o^)/
なお、旧築地市場での見学と比べたらマグロはやや遠いですが、距離があるのはせりの邪魔をしないため。
旧築地市場時代には見学者のマナーの悪さで仲卸業者さんはずいぶん迷惑だったそうです。なかにはマグロを舐める外国人観光客もいたそうで。。。
豊洲市場は業者さんの仕事の邪魔をせず、見学者もしっかり見学を楽しめる造りになっているわけです。
見学の様子は動画で1分にまとめましたので、よかったらこちらもどうぞ♪
豊洲市場・見学者デッキからのマグロせり見学を1分動画にまとめました!!(*^^*) 豊洲駅からのアクセス方法や、受付の確認にもぜひどうぞ♪ #豊洲市場 #toyosumarket #toyosu #maguro #tuna_auction pic.twitter.com/dh3p9aCtyB
— とよすと (@toyosu_tokyo) January 15, 2019
【見学する方法】1ヵ月前までに予約しよう
さて、この見学者デッキでのせり見学はどのようにして申し込むのかですが・・・。
事前にWebで予約申し込みをする必要があります。
申し込みのページは豊洲市場の専用ページから。
見学を終えたら、豊洲市場のなかにあるお寿司屋でぜひマグロをいただきましょう!
見学者デッキから見学できる日と、できない日、そもそも市場が営業していない日もあるので、開場日・休市日のスケジュールは必ず確認しておきましょう!