2023年、豊洲市場でのマグロの初せりは1月5日(木)に実施されます。
観光で初めて豊洲市場を訪れて、マグロのせりを見学する方も多いことでしょう。
そこで、今回は改めてマグロのせり見学について解説します。せりの見学場所や時間、申込の有無など、ぜひ参考にしていただければ幸いです!
まずは、動画にてマグロのせりの様子を御覧ください(*^^*)↓
マグロのせりの時間と流れ
豊洲市場の朝は早い。マグロのせりが開始される時間はだいたい朝6時ごろから。7時過ぎには終わります。
大卸が踏み台を追いて鐘を鳴らすと、せり開始の合図。そこに仲卸業者が集まってきてせりがスタートへ。
ひとつの区画のせりが終わったら、次の区画でせり。そんな流れで進められていきます。
観光客は2ヵ所から見学できる
マグロのせりが見学できる場所は、豊洲市場内の下記の2ヵ所。いずれも「水産卸売場棟」(7街区)のなかです。
- 「マグロせり見学デッキ」:横からマグロを見学(申込必要)
- 「2階見学者通路」:上からマグロを見学(申込不要)
うち、2階見学者通路は誰でも申込不要でせりを見学できます。
見学場所の違いは?気軽な2階見学者通路がおすすめ
どちらも見学した経験のある身としては、もし「どっちで見学するのがいい?」と問われたら、2階見学者通路の方がおすすめと答えます。
その理由は、申込不要で気軽に見られることと、集合時間に縛られず自由に見学できるのが一番のポイントですね。
マグロせり見学デッキからは手前のせりしか見えない
まず、マグロせり見学デッキは卸売場に近い位置になるため、仲買人とほぼ同じ目線でせりに参加した気分になれるのが特徴です。
ただし、事前申込をして抽選に当選する必要があります。また、当選したとしても集合時間の朝5時45分までに豊洲市場内の管理施設棟・PRコーナーにて受付を済ませなければなりません。
寝坊して遅刻したり、受付時に身分証明証の提示ができない場合には、マグロせり見学デッキでの見学はできないルールになっています。
また、奥の方で行われるせりは見づらく、結局はすぐ手前のせりしか見えません。
2階見学者通路は全体を見渡せる&お子さんにもおすすめ
一方で、2階見学者通路はそれらが一切不要。
2階からでもせりの臨場感を楽しむことができますし、むしろ高い位置から見られるので背の低いお子さんでも容易に見学可能です。
今どこでどのマグロの値段が決められているのかを一望できるのは、2階見学者通路ならではのメリットと言えます。
どちらの場所から見学するか迷っていたら、これらのポイントを踏まえて考えてみてください(*^^*)
どちらにしろ、マグロに触れたり仲卸業者さんと会話したりするのは無理なので、あくまでも自分や家族はどの位置からせりを見たいかをよく考えて決めると良いでしょう。