2016年11月7日にオープンする「豊洲市場」。併設する商業施設エリア(いわゆる千客万来施設事業6街区)に出店を予定していた「すしざんまい」や温泉施設の建設が一旦白紙になり、東京都は再び企業の誘致を行っていましたが、2016年3月4日にようやく新たな事業予定者と出店内容が決定しました。
※2017年2月現在、温泉施設を含む商業施設エリアの建設は再び計画見直しとなっています。豊洲の銭湯はこちらの「白山湯」の情報を御覧ください。
→ 豊洲駅から徒歩10分の銭湯「白山湯」に行ってみた!人工炭酸温泉が有名で、24時まで営業
決まったのは24時間営業の温泉とホテル、そして、江戸をイメージした飲食店街です。事業はチーム豊洲江戸前市場(いちば)が整備・運営を行い、チームの代表企業はあの万葉倶楽部。
万葉倶楽部は神奈川県・横浜や東京・町田、福岡県博多などで日帰り・宿泊型温泉施設を展開しているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
エリアは地上3階・地下3階の商業ゾーンと地上10階/地下2階の温泉・ホテルゾーンの2つ。
商業ゾーンでは飲食のほか新鮮食材の販売やイベントの実施、温泉・ホテルゾーンでは24時間営業の温泉・ホテルと屋上には足湯も設置予定。
ただ、開業予定時期は商業ゾーンが2018年8月、温泉・ホテルゾーンが2019年8月とずいぶん先で、豊洲市場(2016年11月)と同時オープンではないことが明らかになりました。とはいえ、東京オリンピック・パラリンピックの2020年には間に合う形となります。すぐ近くの有明には選手村が建設されますから盛り上がりにも期待したいとことですね!
湾岸エリアにはゆりかもめ沿線のお台場地区に「大江戸温泉物語」がありますが、豊洲地区にも温泉施設ができるというのは豊洲住民や豊洲市場で働く人、遊びに訪れる人にとっても嬉しいことでしょう。大いに歓迎したいと思います。
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