東京都都市整備局は2022年8月29日に公表した「東京BRT」の計画資料「プレ運行(二次)に関する停留所整備の進め方について」のなかで、これまで未整備のままになっていた4ヵ所の停留所(晴海中央/晴海二丁目/豊洲/東京テレポート)の整備工事を2022年10月末までに終えるとしています。
そのなかで、停留所の施設整備工事以外の「その他の工事」については11月より開始するとだけ表記があり、肝心な工事終了時期がいつになるのか明記されていませんでした。
この工事が完了しなければ東京BRTのプレ運行(二次)は始まりません。
豊洲停留所の整備がスタート!
プレ運行(二次)のルートには豊洲も含まれていて、この記事を書いている今(2022年9月25日現在)まさに豊洲停留所を整備しているところです。
工事内容は、
- 横断抑止柵
- 舗装工
- 区画線工
- 植栽工
となっており、屋根などの設備の施工は予定されていません。
現場ではすでに植栽工事が始まっていまして、おそらく豊洲停留所は先にできた「豊洲市場前」停留所と同様のものになるでしょう。
東京BRTのプレ運行(二次)は2023年3月以降か
気になったのは工事期間です。
豊洲停留所の工事案内を見てみると、なんと工事期間は2023年2月下旬までと表記されています・・・。
このことから、東京BRTのプレ運行(二次)が始まる時期、つまり、豊洲で乗車・降車できるようになる時期は少なくとも2023年3月以降ということになります。
3月といえばバスや電車のダイヤ改正シーズンですし、3月中旬からスタートする可能性もあるでしょう。
もっとも、最悪のケースとしては運行スケジュールの見通しが経たず、4月になっても運行できない、なんてこともあるかもしれません・・・。
運行がスタートすれば、勝どきや晴海などから豊洲駅やららぽーと豊洲などへのアクセスが向上しますし、1日も早く運行開始を願っている方はきっと少なくないと思うんですよね。
思い返してみると、本来は東京2020大会の開催後に速やかに運行を開始する予定でした。どうかプレ運行(二次)が早くスタートしますように!