東京都建設局第五建設事務所は、東雲運河にかかり晴海通りで豊洲〜東雲をつないでいる唯一の橋「東雲橋」をいよいよ架け替えます!
まずは、第一段階として2022年11月10日より工事開始。
どんな工事なのかが判明しましたのでご紹介しますね。
仮人道橋の橋脚設置工事が開始へ
今回の工事内容は、架け替えの第一歩に過ぎません。
橋を架け替えるにあたり、まずは「仮人道橋」を設置します。
新しい橋に取り替えるにあたり、当然ながら既存の橋を取り外さなくてはならないのですが、歩行者の皆さんが困らないよう仮の歩道を設置するわけです。
仮の歩道をつくるためにまずは「橋脚」の設置工事を2022年11月10日より始めますよ、というのが今回の案内。橋脚の設置工事期間は約1年後の2023年12月16日までを予定。
工事案内標識に記された仮人道橋のイメージを実際の写真に当てはめてみた予想図はこんな感じです↓
歩道を橋の外側にずらす形で設置します。
橋の両サイド・両端にはこのときのために取っておきましたよと言わんばかりのスペースがありまして、ここをようやく活用する格好に。
新東雲橋はローゼ桁橋に
やっぱり気になるのは付け替え後の新しい東雲橋がどうなるのかでしょう!
参考までに、入札情報から得た新しい東雲橋の構造をご紹介しておきますと、「単純鋼床板下路式ローゼ桁橋」となる計画です。
ローゼ桁橋とは、↓のような形の橋です。
隅田川にかかる橋のように、きれいなライトアップが可能になったら嬉しいですね!
そうそう。現在の東雲橋を歩いていると、歩行者と自転車の利用者数が多いわりには歩道の幅が狭く、すれ違うときに怖いなと感じるのは筆者だけではないはず。
架け替えの際には、歩道の拡幅と自転車専用通行帯の整備をぜひともお願いしたいところです!
東雲橋架け替えについての全体的な工事は、今から約10年後の2031年度(2032年3月)までに完了する予定となっています。
東雲運河沿いには、整備が途中でストップしている歩道があります。
「プラウドシティ東雲キャナルマークス」の住民さんは歩道と東雲橋とのアクセスが可能になったらどれだけ便利になることか!と思っている方も多いはず。
ストップしている理由は、まさに東雲橋の架け替えを待っているのでしょう。架け替えが完了した後に歩道の整備が再開すると予想しています。
そして、ついに運河沿いの歩道と東雲橋のアクセスが可能になる!と今から期待せずにはいられません(*^^*)