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「豊洲MiCHiの駅」豊洲市場前に清水建設がホテルとオフィスビル、BRTなどバスステーションを建設、「(仮称)豊洲六丁目4-2,3街区プロジェクト」 が国土交通省の民間都市再生事業に認定

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清水建設が豊洲市場の目の前で建設を進めている「豊洲MiCHiの駅」。

プロジェクト名は「(仮称)豊洲六丁目4-2,3街区プロジェクト」で、オフィスやホテル、商業施設などを含む2棟のビルを誕生させる本計画について、国土交通省が2019年2月26日付で民間都市再生事業に認定しました。

場所はゆりかもめ・市場前駅の前に広がる広大な更地です。まさに今、建設工事が行われています。

(画像は国土交通省より)

ゆりかもめ側に建つ12階建てのビルは1フロア2,000坪のオフィス棟(4-2街区)。スタジオや研究開発施設、ショールームなどにも対応できる天井の高いフロアも設置。

(オフィス棟)

一方、晴海運河側に建つ地上14建てのビルがホテル棟(4-3街区)。ホテルはドーミーインやHotel & Spa ResortのLA VISTAを運営する共立メンテナンスが手掛け、500室を超える客室と、最上階には大浴場を備えます。

(ホテル棟)

歩行者デッキで駅とも豊洲市場ともつながる

オフィス棟は2020年12月に、ホテル棟は2021年1月にそれぞれ竣工予定。どちらも1階部分に駐車場を備え、店舗も入居。

また、豊洲ぐるり公園に接するエリアには緑地が設けられます。さらに、船着き場の設置も想定されています。

両ビルの2階部分は歩行者デッキで結ばれ、ゆりかもめ・市場前駅ともつながる計画。エントランスホールを通って往き来が容易なほか、豊洲市場の見学者通路とも接続しスムーズなアクセスが可能となるわけです。

BRTなどバスステーションも

そして、その両ビルの間、歩行者デッキの1階部分には「交通広場」を設置。

ここにBRT(バス高速輸送システム)と路線バスのバスステーションを整備する計画。イメージ図を見ると、停車しているBRTの様子が見て取れます。

東京BRTは2020年5月より虎ノ門〜晴海二丁目区間をプレ運行(1次運行)が開始する計画ですが、市場前駅に停車するルートの運行(二次運行)は2020年7月からと予定されています。

プレ運行(1次)の詳細はこちらを御覧ください。

東京BRT、プレ運行(1次)の運賃や豊洲駅前の乗り場も発表ついに「東京BRT」のプレ運行(1次)が2020年10月1日よりスタートします! ※2020年9月7日付で最新情報に更新しました ...

夢が膨らむ豊洲エリア。今後の詳細発表を待ちたいと思います!

【 豊洲MiCHiの駅 (豊洲六丁目4-2,3街区プロジェクト)】
■事業者:清水建設株式会社
■事業施行期間:2019年2月4日 ~ 2021年8月31日(予定)
■事業区域:東京都江東区豊洲六丁目9番1の一部
(東京都市計画事業豊洲土地区画整理事業施行地 街区番号4-1 符号豊六9-1(仮換地)の一部)

[参考]計画の認定を受けた民間事業者に対しては、都市再生特別措置法に基づく特例(金融支援等)、租税特別措置法及び地方税法に基づく税制上の支援措置等が設けられています。

参考:http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000230.html

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