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豊洲ぐるり公園に毒グモの「セアカゴケグモ」、2019年に消毒済みも再び出現

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毒を持つ有害な「セアカゴケグモ」が豊洲ぐるり公園で発見されたようです。

2020年8月3日、セアカゴケグモを見かけたという方がTwitterに写真を投稿しています。

江東区では2019年に豊洲ぐるり公園内で発見しており、調査の末、2019年の7月に成虫と卵のうを駆除。付近には殺虫消毒を実施していました。

ただ、2020年になってもこのツイートのように発見されたとのことですから、豊洲ぐるり公園を利用する際には、大人も子供もご注意ください。

セアカゴケグモとは

セアカゴケグモの特徴

危険な外来生物で、体全体が黒く、背中には目立つように赤い線が入っているのが特徴。有害なのはメスで、サイズは7〜10mmほど。オスは毒性が弱く、サイズは4〜5mmほど。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

どこにいることが多い?

ベンチの裏や自販機の下、ブロック塀の隙間、エアコンの室外機の下、排水溝の蓋のウラや側面、外に置いたままのサンダルの中などに潜んでいるケースが多いとのこと。

すでに44都道府県で確認されており、外来種ですが日本でも特に珍しくなくなってしまいました。

セアカゴケグモに噛まれたら?症状は?

もし噛まれたら、すぐに水や石鹸で傷口を洗い、医療機関を受診しましょう。

噛まれると、痛みや熱が出たり、吐き気やめまい、脱力感や頭痛などがするそうです。通常は数時間〜数日で症状が軽くなります。死亡例は極端に少ないそうで、死に至ることはほぼなさそう。

ただ、絶対に医療機関で診てもらいましょう。体の弱い小さな子どもやお年寄りは特にご注意ください。

駆除方法

見かけたらその場で、靴で踏み潰すのが最も効率的な駆除方法です。家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)や熱湯でも駆除できるとのこと。

噛まれて医療機関を受診する場合、セアカゴケグモを靴で踏み殺してから袋に入れて医療機関へ持って行くようにしてください(セアカゴケグモを生きたまま持ち運ぶことは禁止されています)

■参考:東京都環境局
■参考:セアカゴケグモにご注意ください(江東区)

 

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