東京都は2022年1月21日に公表したTOKYOスポーツレガシービジョンにおいて、都立スポーツ施設の戦略的活用を紹介。
そのなかで、「有明アーバンスポーツパーク(仮称)」の整備を正式に発表しました。
具体的な時期は記載されていないものの、3つのスポーツが楽しめる総合施設を建設します。
場所は、ゆりかもめ「有明テニスの森駅」前。東京2020大会で、スケートボードやBMXの競技が行われた同名の有明アーバンスポーツパークがあったところです。
2020大会ではあくまでも仮設の施設でしたが、スケボー設備は大会後もそのまま残しており、これをレガシーとして「有明アーバンスポーツパーク(仮称)」に活用します。
【2022年5月24日更新】
有明アーバンスポーツパーク(仮称)は2025年3月にオープンし、2035年2月までの期間限定営業であることが判明しました。
2022年11月には同じく江東区の夢の島公園にスケボーパークが誕生します。
※以下、資料画像は東京都オリンピック・パラリンピック準備局より
有明アーバンスポーツパーク(仮称)の概要
スケボーは初心者エリアのほかに東京2020大会で使った競技施設を活用したパークを整備。また、スポーツクライミング(ボルダリング)のできる屋内ボルダリング棟や、3×3バスケットボールコートが同パーク内に誕生します。
さらには、スポーツとともに地域の賑わい創出に貢献する施設を併設。
同パークは民間企業による運営とする計画で、おそらくスポンサーを募っての運営となるのではないかと予想。この規模のパークを無料で使えるとは考えづらいですし、有料での利用が想像できます。
有明アリーナは8月にオープン
また、「有明アリーナ」は2022年6月に整備が完了し、8月ごろには開業する計画。
開業直後にはオープニングとしてコンサートやスポーツイベントを立て続けに実施するもようで、そのあとも月に5〜6件の音楽イベントを開催する計画です。国際規模のスポーツ大会などもあります。
ちなみに、「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)」は2025年の開業を予定。
ということで、有明には「有明テニスの森」も含めて全部で3つの施設が誕生します。今すぐに思い浮かぶ限りだとスケボーのマナー問題だけが心配ですが、スポーツの色が濃くなる有明の未来がますます楽しみになりました!
東京2020大会時における湾岸エリアの写真まとめ↓