東京・有明で『住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン』とともにその1階に開業するスーパー「イオンスタイル有明ガーデン」は、新型のレジシステムを導入することが明らかになりました。
「イオンスタイル有明ガーデン」は2020年4月24日にオープンする予定でしたが、5月15日へと延期。
そして、イオンスタイル有明ガーデンが導入するのは、“レジゴー”。
レジのチェッカー(レジ係り)を通さずに会計を済ませられる新システムで、これがめちゃくちゃ便利そうです!
イオンスタイル有明ガーデンのレジゴーとは?
説明する前に、レジゴーの手順を3ステップでまとめると以下のようになります。
- 店内でレジゴー端末(スマホ型)を受け取る
- 商品はバーコードを専用端末で読み取ってから買い物かごへ
- レジには行かず、レジゴー専用マシンで支払い
“かごに入れる際に”自分でバーコードをスキャンする
レジゴーは客が店内のスマホ型をしたレジゴー専用端末を使い、商品を買い物かごに入れる際に自分で商品のバーコードを読み取ることで精算をスムーズにするシステム。
客は商品を手に取り、バーコードをスキャンしてから商品を買い物かごに入れて買い物を続けます。その時点で商品金額を読み取っているので、最終的にレジを通す必要がありません。
嬉しいことに、専用端末にはいつでも合計金額を表示できるため、買い過ぎを防げます。対象は売り場内にあるすべての商品です。
あとは合計金額を支払うだけ。
支払いはレジではなく、レジゴー専用の決済マシンで
支払いは既存のレジやセルフレジとは異なるレジゴー専用の決済マシンで。これにより、レジに並ぶ時間をなくすことができます。
支払い方法は通常と同じく、現金やクレジットカード、WAONなどの電子マネーが使用可能です。
店舗としては万引きの心配もありますが、天井に設置する防犯カメラで監視するなどの対策が施されているとのこと。
レジゴー導入のポイント
イオン東雲ではセルフレジでさえ長蛇の列ができちゃっていますが、イオンスタイル有明のレジゴーはセルフレジにすら並ばなくて済むようになるのは大きなメリットと言えそう。
- レジに並ばないので、早く会計を済ませられる
- 買い物の途中で現時点の合計金額を確認できる
- 客が自分でバーコードを読み取る必要がある
テレビ東京で放送されたニュース映像の説明を見ると理解しやすいかもしれません。
2月よりすでに千葉・幕張新都心のイオンで導入されていましたが、都内のイオンとしては初の導入となります。3月上旬にイオン岡崎南店、3月下旬にイオンスタイル戸塚が導入。2020年度中に首都圏の20店舗で導入予定とのことです。
なお、イオンスタイル有明ガーデンの営業時間は朝8時〜夜23時まで。駐車場は約1,900台の駐車が可能。
ネットスーパーの商品をミニストップで受取り
レジゴーとは関係ないのですが、Webで買い物をする人にとって朗報があります。
イオンネットスーパー(イオン東雲店)で注文した商品を有明ガーデン施設内にあるコンビニ「ミニストップ シティタワーズ東京ベイ店」で受け取れる点。自宅で受け取るよりも自分で取りに行った方が都合のいい場合もありますし、これは便利ですね!
【イオンスタイル有明ガーデン 店舗概要】
※2020年4月24日(金)オープン
■住所:東京都江東区有明2-1-8「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」1階
■売場面積:直営 約2,285㎡
■営業時間:8:00~23:00
■休業日: 年中無休
■駐車台数:約1,900台
■駐輪台数:約1,700台
■交通アクセス: ゆりかもめ「有明駅」徒歩2分/りんかい線「国際展示場駅」徒歩4分