豊洲スマートシティ推進協議会は2019年に国交省スマートシティ先行モデルプロジェクトに選ばれた際に、実行計画の中で豊洲エリアにおけるスマートモビリティへの取り組みを掲げていました。
それがいよいよ本格的に始動。
なにかと話題の電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」と連携協定を締結し、ついに豊洲でもLUUPの電動キックボードが利用できるようになります!
利用開始日は2022年1月24日(月)から。ポートは次世代型道の駅を目指しているミチノテラス豊洲の「メブクス豊洲」に設置されます。
豊洲スマートシティ実行計画
豊洲スマートシティを御存知なかった方のために実行計画をかい摘んで載せておきますね。
豊洲エリアの魅力・施設、スマート化された食や移動等の都市機能をつなぎあわせ、まちの課題を解決するとともに、多様な施設・個人が共存共栄しながら、未来の働き方、住まい方、遊び方を実現する「ミクストユース型未来都市」を目指す。
(豊洲スマートシティ実行計画より)
豊洲スマートシティ実行計画のなかには、電動キックボードをはじめとする小型モビリディの姿がしっかり記載されています。
https://www.mlit.go.jp/common/001341956.pdf
「スマートモビリティ」では、豊洲エリア内をシームレスに周遊するパーソナル/オンデマンドモビリティサービスの提供に向けた計画を進行中です。
将来的には鉄道やバス、タクシーなどの主要交通機関だけでなく、シェアサイクルや電動キックボードといったスローモビリティの活用など、豊洲のあらゆるシーンで活用できる交通機関との展開・連携を検討していきます
(豊洲スマートシティ公式サイトより)
Luupとは
豊洲スマートシティ推進協議会と組むことになったLuupは、電動キックボードや電動アシスト自転車といったマイクロモビリティのシェアリングサービスLUUPを展開中。
今回、Luupが江東区での新事業特例制度の認定を受けたことを背景に、2022年1月24日(月)より豊洲エリアにLUUPのポートが一斉に利用可能となります。
電動キックボードの安全面はどうなのか
時速でいうとLUUPの電動キックボードは時速15km。少し速い自転車と同程度です。一方、一般的な電動キックボードは原付と同じ時速30kmとなっています。
ニュースでも取り上げられているように、道路交通法を守らない、歩道を走れないことを知らない、といった電動キックボード利用者の違反が目立ちます。
知らなければマナーを守らなくていいのではなく、しっかり自分で調べたり、講習を受けたりと、やはり事前のワンステップが必要でしょう。
なお、LUUPは豊洲でのサービス開始に伴い、一般向けの講習を実施するとのこと。
ちなみに、以前にご紹介した「movicle(モビクル)」は時速30kmタイプの電動キックボード。
今回のLUUPは時速15kmタイプの電動キックボードです。