麻疹(はしか)は子供も大人も予防接種を!MRワクチンを打ってくれる医療機関を調べました

はしかはウイルス性の感染症で、空気や接触などで感染します。インフルエンザと比べて感染力も死亡率も高く、非常に怖いです。

2018年春は台湾から沖縄へ感染が見つかり、そこから国内へと広がっているため、江東区は流行への注意を呼びかけています。

2018年5月2日現在、江東区での感染例はまだないそうです。しかし、観光地である沖縄県では学級閉鎖するほど深刻。東京都内でも板橋区や中野区ではしかの感染者が発見されており、決して予断を許さない状況です。

 

はしかが大流行してからでは手遅れになります。ワクチンを希望する人が殺到するとそれこそパニックになるでしょう。そこで、ワクチンの在庫があるうちにぜひ予防接種を受けましょうという意味で、今回の記事を作成することにしました。

とはいえ筆者は医療情報に詳しいわけではないため、この記事は江東区健康部保健予防課感染症対策係さんに確認したうえで作成しています。

なお、「はしか」と「麻疹(ましん)」と同じ意味です。「麻しん」も「はしか」のこと。なお、「疹」という漢字は常用漢字ではないそうです。

 

 

はしかの予防接種、あなたは2回していますか?

恐ろしい病気ですから、あなたも子供の頃にはしかワクチンを予防接種しているはずです。

日本では2006年以降、1期(1歳〜2歳になるまでの1年間)と2期(小学校就学前の4月から3月までの1年間)の、2回ワクチンを接種することで免疫力を高め、子どものはしか感染を予防しています。また、任意で小学4年生までなら無料ではしかワクチンの予防接種を受けることが可能です。

しかし、安心してはいられないのは大人です。特に、中年は気をつける必要があります。

今の子が予防接種を2回受けているのに対して、現在40歳前後の方が子どもの頃に受けた予防接種はたった1回の方がほとんど。十分な免疫力を持っておらず、中年ははしかへ感染する可能性が高いというわけです。

感染しないためにも、中年のみなさんはもう1度ワクチンを打ってもらう方が良いです。

 

 

はしかを防ぐにはMRワクチンの予防接種が一般的

はしかはインフルエンザよりも感染力が高く、マスクや手洗いでは防げません。はしかを予防するには事前にワクチンを打ち、免疫力を高めるのが最も効果的です。

麻しんワクチン」もしくは「MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)」を接種します。現在では後者のMRワクチンを接種するのが一般的です。

 

人生2回目のワクチンを接種する前に、幼児の頃に受けた1回目の予防接種の効果として免疫力が今もなお高いか低いかを検査することも可能ですが、たとえ免疫力が高い状態で2度目のワクチンを接種しても人体に影響はありません。

ただし、妊婦の方はワクチンを接種できませんので、妊娠期間でないときに予防接種します。

→ 厚生労働省

 

 

はしかのワクチンを予防接種できる医療機関はどこ?料金は?

はしかへの免疫力を高められるワクチン。では、ワクチンの接種を受けるにはどの病院へ行けばいいのでしょうか

江東区では「風しん抗体検査、風しん・MR予防接種 協力医療機関一覧」としてリストを開示しています(2018年4月現在)。

豊洲は以下の10医療機関です。

  • 豊洲寺沢クリニック
  • 神津クリニック
  • 大手町さくらクリニック in 豊洲
  • とよす内科クリニック
  • 豊洲医院
  • 澤井クリニック
  • 石原クリニック
  • 有明子どもクリニック豊洲院
  • 豊洲小児科醫院
  • 豊洲ベイサイド内科外科

→ 江東区全体の協力医療機関はこちら

 

ただし、ニュースにもなっているように2018年春ははしかの感染例が増えているため、予防接種の需要拡大でワクチンの供給が間に合わず、一時的に在庫のない医療機関も。こればかりは皆さん自身で、お近くの医療機関に「麻しんワクチン」もしくは「MRワクチン」があるかどうかを問い合わせてご確認いただきたいです。

はしかの予防接種を受けられる医療機関は基本的には「内科」「総合」です。内科の病院や総合病院へ行けば、ワクチンを取り扱っています。

予防接種の料金はワクチンの種類によって異なります。現在の一般的なMRワクチンは6,000円ほど。一方、麻しんワクチン(はしか単独ワクチン)は3,000円ほどです。後に説明しますがMRワクチンが高いのは、はしかだけでなく風しんも予防できるからです。

また、医療機関によっては上記の料金よりも高い場合がありますが、目安としてこのくらいと思っておきましょう。

 

 

無料でワクチンを受ける方法がある

今回取り上げているのは「はしか(麻疹)」ですが、一方で「ふうしん(風疹)」も怖い病気です。

江東区ははしかの予防接種に関しては助成していません(2018年4月現在)。その一方で、ふうしんの予防接種については区が全額助成しています。無料です(2019年3月31日まで)。

実は、ふうしんの予防接種に用いられるワクチンはMRワクチンが一般的。そう、はしかのワクチンと同じMRワクチンなんです。

つまり、無料で受けられるふうしんの予防接種としてMRワクチンを打ってもらえば、ふうしんもはしかも両方予防できる。一石二鳥です。これはあくまでもふうしんの予防として受ける必要があるため、以下では助成の条件を解説します。

 

【条件】
全額助成を受けられるのは、19歳から49歳までの女性で、(今後)妊娠を希望する人。妊娠中の方はワクチンそのものが受けられませんのでご注意ください。男性は助成の対象になりません。

まず、ふうしんの抗体価が高いか低いかを医療機関で事前検査する必要があります。もし、抗体価が高ければワクチンを打つ必要がないと判断され、助成の対象外となります。抗体価が低いと判断されれば、助成の対象に。

抗体価が低ければ、後日、検査結果を持って医療機関を訪れ、MRワクチンを打ってもらえばOK。

→ 平成30年度(成人対象)風しん抗体検査・風しんR予防接種費用を全額助成(江東区)

ふうしんの予防にMRワクチンを摂取し、同時にはしかも予防できる。しかも、ワクチン費用の6,000円が無料に。というのがこのポイントです。

 

実費でよければ、事前検査の必要はありません。前述のとおり、全額助成してもらうには①検査→②予防接種、といった2段階を踏まなければなりませんが、とにかく早く予防接種を受けたいという場合には全額実費ですぐにワクチンを打ってもらいましょう。

繰り返しますが、無料でふうしん(同時にはしか)の予防接種を受けられるのは19歳から49歳までの女性で、(今後)妊娠を希望する人のみです。

 

 

はしかは実費でサクッと予防接種

ここまで長い記事になってしまいましたが、端的にまとめると、内科もしくは総合病院でMRワクチンを打ってもらいましょう!

とはいえ、6,000円というMRワクチンの料金は家族全員分となるとけっこうな負担になります。多少面倒かもしれませんが、もし、助成対象となるふうしんの予防接種の条件に合致するなら、上記の無料でワクチンを受ける方法を試してみてください。

最後に、はしかの予防接種(MRワクチン)を受けられる協力医療機関をもう一度挙げておきますね。(江東区全体のリストはリンク先を御覧ください)

  • 豊洲寺沢クリニック
  • 神津クリニック
  • 大手町さくらクリニック in 豊洲
  • とよす内科クリニック
  • 豊洲医院
  • 澤井クリニック
  • 石原クリニック
  • 有明子どもクリニック豊洲院
  • 豊洲小児科醫院
  • 豊洲ベイサイド内科外科

→ 江東区全体の協力医療機関はこちら

情報はすべて記事執筆時点のものです(2018年5月2日)。最新の情報は江東区や各医療機関にお問い合せください。