築地から移転し、豊洲市場の管理施設棟3階に店を構える「茂助だんご 豊洲市場本店」。
実質、豊洲の和菓子屋はここしかなく、もう何度も足を運んでいる美味しいお団子・甘味処です。
こしあん、つぶあん、醤油、といった3種類のラインナップがあるだんごが茂助だんごの看板メニュー。ほっぺたが落ちるとはよく言ったもので、文句なくここのお団子は絶品です!
2018年10月に豊洲へ移転して来てから早くも4年が経過した今、改めて茂助だんごを取材してきました!
酒と甘味をこよなく愛した福田茂助の絵が本店に
1898年(明治31年)、初代・福田茂助が創業した茂助だんご。
時代を感じさせる木札が豊洲市場の本店に飾られており、そこには昭和初期に描かれたというユニークな茂助の姿が!
なんと、頭は湯呑み!茂助はお酒が大好きで、湯呑みにお酒を入れてお客さんに振る舞っていたそうですよ。
酒も甘い物も好きな茂助が魚河岸の屋台でだんごを販売したところ名物となり、「茂助のだんご」と呼ばれるようになったことから今のような店名がついたのだとか。
茂助だんごを訪れたときには、この名前の由来をぜひ思い出してご家族や友人にドヤ顔で語ってほしいと思います。
上質な自家製あんこをたっぷり味わえる茂助
店頭にはついお土産に買って帰りたくなる商品がズラリと並んでいます。眺めているとワクワクしちゃいますね!
買って帰るときにはのしを付けてくれたり、まだパックに詰めていないだんごも在庫がある限りはオーダー可能で、お祝いや手土産にもピッタリ。
また、買った商品は店内でイートイン利用もOKです。
店内で醤油だんごをいただくときにはその場で“追い醤油”してくれますよ!
そして、飽きの来ない上品なあんこは、北海道十勝の契約農家が大切に育てた小豆を使った完全自家製!
そのあんこをたっぷり使った白玉あんみつに、抹茶アイスを添えた「白玉クリームあんみつ抹茶アイス乗せ」がこちら。
喫茶営業しているときにだけオーダーできるメニューで、もちもちの弾力がたまらない白玉と、軽い甘さでいくらでも食べられそうなあんこが最高においしい!
自家製の寒天や抹茶アイスとの相性も抜群です。
喫茶が営業してたらラッキー!通常営業の再開が待たれる
ただ、ここ最近は人手不足のため喫茶営業がなかなかできず、あんみつやかき氷など喫茶メニューを販売できない状態に・・・。
たまにスタッフが十分にいるときには喫茶営業しているそうなので、茂助だんごを訪れてみて偶然にも喫茶がやってたらラッキー!って感じに思ってください(買ったお団子などを店内で食べることは可能)。
【スタッフ急募】
そんな茂助だんごでは、一緒に楽しくお団子を販売してくれるスタッフさんを大募集中。もしやってみようかなと思った方はお店までご連絡してみてください!
応募先TEL:090-6026-2185
(担当 福田哲也)
お土産に人気の新商品「おかさな最中」
さらに、筆者は知らなかったのですが、実は新たな人気商品がありました。
その人気商品がこちらの「おかさな最中」です!
子どもがよくお魚を「おかさな」と言い間違えるのでそのまま商品名にしてしまったモナカで、なんと1日に150個売れてる!
よく見ると、魚の頭には湯呑みが。そう、先ほどご紹介した福田茂助の湯呑みがここにも登場しているのです(*^^*) ぜひ食べてみてください!
お店の看板メニューであるお団子も、目の前で飛ぶように売れておりました。観光客が復活してきましたし、豊洲市場を訪れた客のお土産需要のようですね。
そして、次の夏こそはまたかき氷を食べたい!以前にもご紹介しましたが茂助だんごのかき氷は筆者の大好物で、個人的にはトップクラスだと思っています。
これをとよすとをご覧の皆さんにもぜひ食べていただきたですし、そのためにはどうにか新しいスタッフさんが増えて、喫茶営業を通常どおり再開してくれたら嬉しいんですが・・・!
ということで、豊洲市場に行く機会がありましたら茂助だんごで美味しいお団子や和菓子などをぜひどうぞ!
【茂助だんご 豊洲市場本店】
■営業時間:6:00〜15:00(喫茶6:30〜14:30)
※喫茶は不定期営業(ほぼ休業中)
■定休日:休市日と同日(日曜日・水曜日・祝日・その他)
■電話番号:03-6633-0873
■住所:東京都江東区豊洲6-6-1 管理施設棟(7街区)3階