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個人もOK!「海の森水上競技場」が一般利用開始!ボートやカヌーのレンタル、宿泊室もあり

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東京オリンピック・パラリンピックの競技場として利用された「海の森水上競技場」が、2022年5月1日より一般利用できるようになりました!

海の森水上競技場は東京都のお台場や若洲よりも南に位置する新しい埋立地「中央防波堤埋立地」のうち内側埋立地(北側)にあります。都心からのアクセスはちょっと悪いけど、広々しており気持ちよく利用できるでしょう。

選手はもちろん個人・団体も利用でき、カヌー・ボート・ドラゴンボートのレンタルや、場所・コースだけ借りるのも可能。それに、宿泊施設もあって予約しておけば1泊3,000円で泊まることもできるのです!合宿とかに良さそう。

水上スポーツを楽しんでいる人にとって、気軽に利用できる会場のひとつとしてぜひ知っておくと良いかもしれません。

利用可能時間は全日9時〜17時(年末年始除く)。

海の森水上競技場の利用用途(一例)
  • カヌーやボート、トライアスロンなどの試合会場
  • 個人やグループなど水上スポーツで一般利用・練習できる場
  • ボート・カヌーのレンタルや、場所(コース・艇庫)だけの使用も可能
  • 音楽フェスやイベントの会場にも

などといった用途で使える競技場です。

海の森水上競技場で使える便利施設

(グランドスタンドとフィニッシュタワー)

海の森水上競技場には、宿泊施設やトレーニングルーム、食堂、会議室などを備え、キレイでバリアフリー対応したトイレや観客席もあります。

一般の団体利用では、競技コース、競技コース附属施設(アライナーズハット、タイミングハット又はスターターズハット)、水門、会議室、ラウンジ、ドーピングコントロール室、食堂、エントランスホールなどが利用可能です。

個人の場合は、団体利用のない日を対象に個人利用の受付が可能。コースのみの利用料金は2時間300円です。

(艇庫棟)

この艇庫棟に、艇庫スペースのほか、宿泊施設や更衣室、シャワー室、食堂、テラス、トレーニングルーム、会議室、医務室などがあります。

個人の宿泊室の利用は、1泊1人あたり3,000円〜4,500円とけっこう割安。タオルや洗面用具などのアメニティはありません。

シャワー室は男女それぞれ8室ずつ完備(車いす対応は各1室ずつ)。シャワーの利用は1回250円。

個人の利用料金

施設・レンタル用品 料金
競技コース(持込利用) 2時間利用 300円
ボート・カヌー(1人漕ぎ) 2時間レンタル1,500円
ボート・カヌー(2人漕ぎ) 2時間レンタル2,000円
ボート・カヌー(4人漕ぎ) 2時間レンタル3,000円
ドラゴンボート 2時間レンタル5,000円
更衣室・シャワー 1回利用 250円
宿泊室 1人1泊 3,000円〜4,500円
トレーニングルーム 2時間利用 450円

※カヌーは別途パドルの持ち込みが必要

予約・詳細はこちら

https://www.uminomori.tokyo/about/personal/

海の森水上競技場への交通アクセスはちょっと大変

海の森水上競技場は、場所的に都心や住宅地からけっこう遠いところにあります。

結論から言うと、海の森水上競技場へのアクセスは電車だと途中でバス・タクシーを使う必要があって不便。一方で、自家用車があれば意外と行きやすいです。

電車で行くには?

会場から徒歩圏内に電車はなく、最も近い駅はりんかい線「国際展示場駅」。ここからタクシーを使って10分ほどです。

もしくは、東京モノレール「流通センター駅」からタクシーで15分ほど。有楽町線・JR京葉線「新木場駅」からはタクシーで20分ほどかかります。

バスで行くには?

都営バス【波01】系統に「東京テレポート駅前」もしくは「テレコムセンター駅」から乗車し、「環境局中防合同庁舎前」で下車。そこから徒歩で15〜20分くらいかかります。

車で行くには?

2022年5月1日より一般駐車場がオープンしたので、自家用車をお持ちの方は車で行くのが最適です。若洲公園側から東京ゲートブリッジを通って行くか、城南島海浜公園側から臨海トンネルを抜けて行くのがベスト。

豊洲から一番シンプルな行き方を解説すると、豊洲駅前から484号線を豊洲市場の方へ道なりに進み、有明のフェリーふ頭入口を抜け、海の森トンネルをくぐってアクセスするのが一番わかりやいルートになります。

周囲に何もないが今後に期待!

2022年春現在、中央防波堤埋立地(内側埋立地・外側埋立地)には競技場以外に一般人が立ち寄れるところはほとんどありません。

唯一、1.5kmほど離れたところに小規模なローソンのような売店「ポートストア 中央防波堤売店」がありますが、平日のみ営業。営業時間はわずか10時〜15時と短く、遊びで海の森水上競技場を訪れた際に利用するには向かないかも。

「海の森公園」は現在整備中。一般的に立ち入りはできません。小高い丘と広大な緑の敷地が広がるので、将来的にはここでキャンプのできる施設ができたらいいな〜なんて筆者は勝手に思っています。

近くに羽田空港があるため、離陸間近の飛行機を比較的至近距離で見られるスポットとしては非常に良いかもしれません。

今はぜんぜん寂しい場所ですが、これまでの湾岸エリア・臨海部の例からしても、数年もすれば周囲は発展し、飲食店や観光スポットも増えることでしょう!

イベント SPRING FESTAのようす

ここからは、2022年4月29日に開催された、海の森水上競技場再開業イベント海の森 SPRING FESTA」の様子を写真でご紹介します。

ステージゲストには瀬立モニカさん(東京2020パラ パラカヌー日本代表)、冨田千愛さん(東京2020五輪 ボート女子日本代表)、村上佳菜子さん(プロフィギュアスケーター)、猪狩ともかさん(仮面女子)、団長安田さん(安田大サーカス)、深川富岡八幡葵太鼓、豊洲☆アイドルスター学園&グラ★ハピ、メガロスキッズダンスらが登場。

ステージは4月29日のみでしたが、競技でも使われるボートやカヌーの展示、スタンプラリー、乗船体験などは5月5日(祝・木)まで楽しめます!(※5月2日は展示のみ)

なお、2022年5月5日のイベント最終日までは「国際展示場駅」のバスロータリーより無料のシャトルバスが運行します。

(2022年5月5日のイベント最終日までは「国際展示場駅」のバスロータリーより無料のシャトルバスが運行)

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