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9/13に実施へ!豊洲スマートシティ推進協議会、“使える”災害情報システムをつくるため全住民参加型の実験

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国土交通省によるスマートシティモデル事業に先行モデルプロジェクトとして選ばれた都市は都内に3箇所あり、そののうちの1つがここ豊洲です。

2019年11月には豊洲のさまざまな自治体や企業が連携して「豊洲スマートシティ連絡会」「豊洲スマートシティ推進協議会」が立ち上がり、このエリアでの防災や交通の課題を解決するテーマで豊洲スマートシティプロジェクトを推進しています。

そして、豊洲スマートシティ推進協議会は2020年9月13日(日)10時より、スマホアプリのLINEを活用した「豊洲スマート防災訓練2020」を実施します!

主催の豊洲スマートシティ推進協議会(担当の清水建設さん)から説明をいただいたので、情報をまとめておきますね♪

豊洲スマート防災訓練2020とは?

「豊洲スマート防災訓練2020」は一応、防災訓練とうたっているものの、実際にはLINEだけを使った実験なので自宅から誰でも参加できるものになっていますよ。

(安否確認機能 画面イメージ。アンケート機能(左)と集計結果(右))

豊洲スマート防災訓練2020の目的は、今後構築していく災害情報システムを“しっかり使えるもの”にするための実験です。

架空の災害により「自身や建物の安否登録」「避難支援」「被災してる場所の登録・確認」といった3つの操作をLINE上で行い、その体験や操作を通じてわかった使い勝手の良し悪しやトラブルなどのフィードバック。

ざっくり言うと、豊洲の防災レベルを向上させるため、これから開発する防災システムの質を高いものにしていくための叩き台となる実験ですね。

なので逆にこの訓練そのものは実際のシステムではないし、万が一さまざまな突っ込みポイントがあったとしても、これがスマートシティの完成形ではないことを念頭に置いて参加すると良いでしょう。

LINEで誰でも参加可!事前登録方法を解説

豊洲スマート防災訓練2020への参加方法は難しくありません。必ず事前に参加登録しておくことをオススメします。

まず、実験への参加にはLINEの利用者である必要があります。

そして、LINEオープンチャットへの参加と、そのほか2つの公式アカウントを友だち登録する必要もあります。

事前参加登録の手順は以下のとおり。

  1. LINEオープンチャット「豊洲スマート防災訓練2020」へ参加登録する
  2. LINE公式アカウント「豊洲スマートシティ」を友だち登録する
  3. LINE公式アカウント「SOCDA_NIED【開発用】」を友だち登録する

ちなみに、オープンチャットへは自分の普段使っているLINEアカウントとは別の好きな名前を付けて参加できますので、本名を入れなければ個人情報が特定されることはありません。アイコンも非表示です。

以上で、事前登録は完了。

あとは「豊洲スマート防災訓練2020」がスタートする9月13日(日)午前10時を待つだけ。

防災チャットボットを住民間で活用する初のケースに

なお、豊洲スマート防災訓練2020のでは「防災チャットボット(SOCDA:ソクダ)」を活用。

(避難支援機能を通じたチャットボットの対話例)

SOCDAは国立研究開発法人防災科学技術研究所、国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会社ウェザーニューズが参画するAI防災協議会が、LINE株式会社の協力を得て研究開発しているチャットボット。

このSOCDAが近隣の住民同士の災害状況の把握や助け合いのツールとして活用されるのは初のケースとのこと。

いざというときに住民間で迅速かつ的確に情報共有できるようになるにも、ぜひ今回の防災訓練には参加しておくと良いでしょう!

「豊洲スマート防災訓練2020」概要
■日時:2020年9月13日(日)10:00~11:00
■実施主体:豊洲スマートシティ推進協議会(担当企業:清水建設、日本電気)
■対象:東京都江東区豊洲1~6丁目の住民・就労者・その他関係者(参加は任意)
■訓練内容:スマートフォン・LINEアプリを活用したリモート参加による防災訓練(チャットボット・AI活用による情報集約・共有訓練)

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