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豊洲市場の「豊洲江戸前市場(仮)」、温泉・ホテルをもつ商業施設の建設が本格化へ

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温泉施設やホテルなどを運営する万葉倶楽部株式会社は、豊洲市場に併設予定の千客万来施設「豊洲江戸前市場(仮)」について建設工事を本格的に開始します。

千客万来施設は温泉施設、ホテル、商業施設(飲食店・物販店)、イベント会場、無床診療所、託児所、駐車場を含む豊洲市場の賑わい創出施設。

東京2020大会の開催延期や土壌対策の実施など紆余曲折ありましたがようやく動き出し、2023年10月の竣工、2024年1月の開業を目指します。

千客万来施設の施設計画

千客万来施設の場所は、6街区の現在空き地になっている部分。

上の写真にある敷地に、下の写真のような施設が誕生します!

千客万来施設は豊洲江戸前市場がコンセプト。

木造の風情ある江戸の街並みを設け、そこに最新の市場の高品位な食の魅力を楽しめるハイブリッドな「商業ゾーン」(地上3階/地下1階)と、水辺の景色を楽しめるホテルと温浴施設のある「温泉・ホテルゾーン」(地上9階/地下1階)で構成。

商業ゾーンには、飲食店や物販店など100〜150店規模の店舗に加え、日本の食文化を発信する機能やイベントを開催できる場を設けます。

温浴施設には箱根湯元や湯河原から運んできた温泉を使用します。もちろん、日帰り入浴が楽しめます。

また、屋上には無料で利用できる足湯庭園を設ける予定。

1階と地下1階には駐車場を完備。観光用の大型バスも停められます。

2023年春の開業予定が2024年1月に延期へ

千客万来施設の開業予定をさかのぼると、2016年当初の計画では、2018年8月に商業ゾーンを開業、2019年8月に温泉・ホテルゾーンを開業するとしており、その後、2023年春の開業予定に変更していました。

この記事を書いている時点で2021年も残すところ3ヵ月となり、すぐに2022年です。2023年の開業はなかなか厳しいような気がします。

【追記】
2023年10月の竣工へと計画を変更し、オープンは2024年1月か2月ごろの見込みです。

豊洲市場前は千客万来施設の開業に先駆けて、オフィスビル「メブクス豊洲」と大浴場を持つホテル「ラビスタ東京ベイ」などを含むミチノテラス豊洲がオープンするとあって、しばらく目が離せないエリアです。

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※本記事に掲載の画像はYouTube動画「千客万来施設」豊洲江戸前市場より。

※2021年10月14日、最新版の動画が公開されましたので当記事の動画も貼り替えました

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