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【有楽町線延伸】豊洲小学校の校庭を封鎖して“開削”へ 地下の工事がついに始まります

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2026年4月17日、東京メトロは有楽町線(地下鉄8号線)の豊洲〜住吉間の延伸について、「豊洲換気室工区土木工事」に関する説明会を豊洲小学校の体育館で実施しました。
(※4月18日にも13時30分より実施予定)

これまで豊洲駅ホームの増設に関する説明会はありましたが、トンネルの一部を担う工事について近隣住民向けに具体的な説明会の開催はこれが初めて。

今回説明があったのは、豊洲小学校の校庭を封鎖して行う豊洲換気室の工事に関するものです。

説明資料ではわからなかったことも質疑応答によってわかったことが多かったので、質疑応答のメモ内容を掲載します。

なお、シールド工法による軌道の工事については具体的な説明はありませんでした。

豊洲換気室工区土木工事 説明会の内容

主な情報まとめ
  • 今回の説明会は、豊洲小学校の校庭や区道で行う豊洲換気室工区の土木工事
  • 現在の校庭は2026年3月まで使用可能
  • 仮校庭は2027年4月より使用開始
  • 工事の対象場所は校庭と区道。工事延長は約150m
  • 工事中は歩道を狭めて、車道を広げる
  • 最大時で、1時間あたり20〜25台のダンプ、30〜40台のミキサー車が通行予定

豊洲〜住吉の間で延伸が決定している有楽町線。

現時点でわかっていることは、すぐお隣に誕生する枝川駅(仮)など新駅は地上から地中を掘っていく開削工法で作りますが、駅と駅との間の列車が通るトンネルはシールドマシンを使ったシールド工法で地中を水平方向に掘りながら作ります。

今回の説明があった豊洲換気室は開削工法です。

そもそも換気室は、トンネル内の換気のための送風機を設置する部屋のこと。

豊洲換気室をつくった後は、吸気を目的とする設備が設けられます。

(↑赤い線の範囲が今回の工事部分の「豊洲換気室工区」)

説明会では言及がありませんでしたが、場所の都合上、換気室を設けるのにもっとも効率の良い場所が豊洲小学校のようです。

仮校庭を隣接地に整備へ 2027年4月から使用開始

この工事の影響で豊洲小学校と豊洲幼稚園の生徒・園児たちは校庭・園庭が使えなくなります。

そのため、隣接する空き地を臨時の校庭・園庭として使えるよう「仮校庭」を作る工事を実施します。

2027年3月末までは現在の校庭を使用でき、仮校庭を子どもたちが使用できるのは2027年4月から

そして、2032年3月末まで仮校庭を使うことになるそうです。

(東京都の旧都営住宅豊洲四丁目アパート1〜3号棟跡地)

仮校庭の整備予定地となっているこの空き地は都営住宅豊洲四丁目アパート1〜3号棟(建替・移転済み)のあったところです。

説明会は時間を1時間ほどを残して質疑応答へ。

質疑応答

・地権者にも寄り添った対応についての考えは?

→ 予定表を掲示して案内する。

・仮校庭の使用スケジュールは?

→ 2027年4月〜2032年3月末まで使用予定。

・工事時間は昼夜両方あるのか?

→ 協議中で、この時間で昼夜やる予定。

・仮校庭の整備費用は区ではなくメトロ?

→ メトロが負担する。

・通学路の変更は?

→ 誘導員や保安機材の導入で安全対策をする。

・Webにも資料や質疑応答を掲載してほしい

→ メトロ有楽町線の工事進捗は公開している。予定表は掲示で対応。

・工事場所に設けられる防音壁の高さは?幼稚園への影響が気になる

→ 3メートルの予定。防音シートありの防音壁。移動しない発電機やコンプレッサーにも防音設備を施す。無線を使った連絡方法や、振動を和らげる工夫もする。3メートルの壁のため日照はそのぶん遮られる。

・仮校庭の周りには目隠しが行われるのか?

→ 目隠しする。レイアウトは現在の校庭と同等のビオトープや遊具も設置する予定。

・仮校庭の地面は砂の校庭かゴムチップなのか?スポーツのときなラインを引ける、サッカーだとスパイクが使える素材なのかを知りたい。

→ 今の校庭は砂のグランドだが、仮校庭はどうするかまだ協議中。

・そもそも換気室とは?何か地上にも設備ができるのか?

→ トンネル内の換気のための送風機を設置する部屋をつくる。吸気を目的としている。地上への設備は、学校内には設置しないが、どこか地上に設備を設置する予定。排気設備は枝川付近に設置予定。

・シールド工事は?

→ 今後実施する。

・整備効果で東西線が混雑緩和となる根拠は?

→ 特に大江戸線と接続する門前仲町駅で混雑の分散効果を見込めるため。もっともひどい東西線の木場〜門前仲町の混雑率が199%→180%に減る。

・マンション敷地を一部借りたいとの話が来ているがその説明会の開催予定は?
→ 今回の工事ではない。今後、豊洲運河の護岸の撤去工事に関係するものが予定されており、それでマンションの一部を借りたいというもの。

・今の校庭が使えなくなるのはいつ?校庭が使えない空白の期間は?

→ 今の校庭は2027年3月まで使える。2027年4月からは仮校庭を使えるため、空白の期間はない。

・子どもたちへの安全確保をお願いしたい。人員配置や通学時間を考慮した工事スケジュールにできないか?

→ 仮校庭と学校のあいだはスクールゾーンになっていて、なるべく登校時間は避けるようにする。工事の見学会の要望もあるので見学会は行いたい。

(正門。スクールゾーンが設けられている)

・仮校庭の整備で、商店街側への通路の工事車両の出入りや工事車両の駐停止はあるか?

→ 学校に面した南側を出入りに使用する。協力業者と協力して駐停車は絶対にさせない。

・工事ルートにあるお店への個別説明はあるか?食材や清掃業者の出入りもあるので円滑なコミュニケーションをお願いしたい。

→ お店の個別への説明は予定していない。問い合わせ先への連絡をいただいての対応になる。

・吸気設備の配置は?

→ 換気設置の場所や機械はまだ検討中。

・晴海通りの歩道部分の掘削はない?(永利の前など)

→ 工事は実施やるが、地権者とは現在協議中。個人情報の保護のため具体的なことは回答は差し控える。

・工事車両の大型車の通行は常にこの台数が通行する(ダンプ20〜30台、ミキサー車30〜40台)?マクドナルドあたりには支障があるのでは?

→ 昼間の最大時の台数を提示した。常にこんなに多いわけではない。近傍での待機は絶対にさせないので周辺への影響はないようにする。

・保育園のお昼寝や散歩コースへの影響が心配。塾や学校に通う子どもには振動や騒音が勉強にも影響しないか?

→ 道路はこれから協議して適材適所にガードマンを配置。各工事はモニタリングしながら施工していきたい。安全に注意して進めていく。

・家屋調査と井戸調査はどこの会社がやる?調査と偽って変なことする業者がいるかもしれない。

→ 専門の調査会社。過去の実績のある会社に今回も依頼する予定。

・歩道縮小の範囲は?

→ 車道と歩道の境界を施工するときに縮小する。具体的な範囲は今後決定する。

(車道の拡幅と歩道の縮小が行われる区道)

・騒音と振動の基準が複数あるのはなぜ?

→ 法律ではブレーカーなどの機械、条例てはバックホーやタイヤローラーの重機で、それぞれ基準が設けられている。

・換気室に設置される吸気設備の一般的なサイズは?説明会はある?

→ まだ詳細は決まっていない。お知らせの方法も今後。サイズも含めてまだ答えられない状況。

・枝川へ掘り進めていく?決まっている工事があれば知りたい
→ 現在計画中。数年後にシールド工事を予定していて、まだ具体的にはお知らせできない。

以上です。

配布資料

 

【おまけ】とよすとによる追加資料

■東京メトロのシールドトンネル工事に関する公表資料(2026年4月1日付):
https://www.tokyometro.jp/corporate/business/procurement/pdf/procurement_plan_construction_jp.pdf

■地下鉄8号線(有楽町線)延伸について:

豊洲~住吉間では、新たに豊洲~東陽町と東陽町~住吉間に「枝川駅」「千石駅」(※いずれも仮称)の2つの中間新駅を設置予定。 路線延長は約4.8km、総建設費は約2690億円とされています。(うち一部を国・都、江東区が負担))

 

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