東京都住宅供給公社(JKK東京)は「都営豊洲四丁目アパート」について、居住者の転居が完了したことに伴い、残っていたすべての建物を解体・撤去する工事を開始します。
これにより旧都営豊洲四丁目アパートはすべて解体へ。2024年1月下旬には解体が完了する予定です。
今後、豊洲4丁目の再開発がいよいよ本格稼働することになります。
ちなみに、元々の居住者さんはすでに新しい都営豊洲四丁目アパートへと転居済みです。
都営豊洲四丁目アパート 解体スケジュール
都営豊洲四丁目アパートは1967年(昭和42年)~1971年(昭和46年)の間に全13棟が建てられた、豊洲では50年以上の歴史ある集合住宅です。
全13棟のうち、すでに7棟は解体済み。残っていた6棟を解体します。工事期間は2024年1月下旬まで。
1・2・3号棟 | 2023年5月上旬〜2023年12月下旬 |
4・11・12号棟 | 2023年5月上旬〜2024年1月下旬 |
全13号棟まであったときのマップが下の写真です。この写真の右下が豊洲駅方面。
「都営豊洲四丁目アパート(1〜3、4,11,12号棟)除却工事 解体工事説明資料」に載っている解体工事のスケジュール表がこちら↓
5月上旬より仮囲いや養生・足場の組み立てが行われ、6月以降に解体がスタートします。
完全にすべての解体が終わるのは年明け2024年1月下旬となる予定。
発注者は東京都住宅供給公社(JKK東京)です。
該当するのは全6棟・255戸。
集会所や樹木なども撤去するほか、住棟の基礎や杭もすべて撤去し、杭引き抜き後は杭穴を現状地盤まで埋め戻す作業も実施します。
※解体に先駆けて2022年9月に閉店した「金井寝具店」や、この場所で営業を続けてきた「落合靴店」のようす
なお、工事の実施前・実施後には近隣住民に向けて家庭調査を実施するとのこと。
豊洲4丁目の再開発については皆さんいろいろと思うところがあるかと思いますが、人が住みやすい・交流しやすい・新しい可能性が生まれやすい場になるといいなと個人的には思っています。
今回の資料提供は、豊洲4丁目の老舗スーパー「たつみチェーン」さんよりいただきました。ありがとうございました!
過去の解体の様子はこちら↓