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豊洲市場に7社しかない大卸の1社「綜合食品」を、“金の蔵”の運営会社が全株取得へ

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居酒屋「金の蔵」などを運営する株式会社SANKO MARKETING FOODSは2022年5月17日、綜合食品株式会社の全株式を取得して子会社化することを決定したと発表しました。

綜合食品は豊洲市場で7社しかない水産物の卸売会社、いわゆる大卸の1社です。

マグロのせりを見たことがあるかと思いますが、みんなの前に立っているのが卸売業者(大卸)です。

卸売業者が仲卸業者にマグロを販売し、それを買出人が買い付けて、スーパーやレストランを通じて私たち一般消費者が口にします。

その卸売業者である綜合食品を完全子会社化したのが、SANKO MARKETING FOODSというわけです。

鮮魚店を併設した居酒屋を展開へ 豊洲にもほしい!

SANKOは卸売業者を子会社化したことにより、安定的な水産資源の提供と、豊洲市場の荷主・顧客に対してグループ独自の価値提案が可能になるといいます。

川上である漁業生産者のポジションと、川下である飲食店のポジション、その両方で事業を手掛けることになるのです。

(鮮魚店を併設し、客が魚を買って帰れる居酒屋『アカマル屋鮮魚店』)

最近では、同社は静岡県沼津漁港の漁協の組合員になったり、浜松市中央卸売市場から直接魚を仕入れるようになった同社。

また、お客さんが魚を買って帰れる鮮魚店を併設した居酒屋『アカマル屋鮮魚店』を埼玉県さいたま市にオープンさせたりと、水産事業とその活用を強化しています。

今後、もしかしたら豊洲でも魚の買える居酒屋を展開するような可能性もあるかもしれませんね!

ぜひ期待したいところです。

なお、豊洲市場では2022年4月よりマグロのせり見学が復活しています↓

豊洲市場、GWを前についにマグロの一般見学が再開!4月25日から豊洲市場は新型コロナウイルスの拡大防止のため一時中止していたマグロのせり見学を、2022年4月25日(月)から再開すると発表しました。 ...

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