数年前、有明で飼われていたフクロウが逃げ出したことや、豊洲周辺でフクロウの目撃情報が何度か寄せられることがありました。
そして、2022年2月4日の朝。
東電堀にある豊洲ぐるり公園乗船場の桟橋にミミズクがいると、久々の目撃情報が!
これがちょっとした珍騒動になっていたのです。
昼ごろに東電堀へ行ってみると、そこにミミズクの姿を確認!
か、かわいい!
桟橋の端に、ちょこんと立っています。
過去に目撃されたフクロウとは別物かもしれませんが、これは頭に耳のような羽角があるのでミミズクです。
でも、ミミズクって夜行性だった気がしますが、こんな昼間から堂々と明るい場所にいるものなのかな?素人ながらもいろいろ調べてみることに。
ミミズクの正体を確認してみました
数時間後、再び東電堀へ。まだいます。
調べるよりも聞いた方が早いなと思い、桟橋を管理している豊洲ぐるりパークさんに連絡してみました。
すると驚きの事実が・・・。
なんと、このミミズクは鳥よけのための置き物だったのです!
つまり、本物ではなくニセモノなのです。
鳥が糞をして乗船場を汚してしまうため、それを防ぐために設置したのだとか。
しかも、実は高性能で、本物のミミズクに見えるよう首が動く仕掛けになっているのです!
たしかにTwitterで見たときの頭の角度と、筆者が見たときの頭の角度は異なっています。
400mmのレンズで撮影し、さらにクロップして拡大すると、ケーブルのようなもので固定されているのが確認できました。
ミミズクのいる豊洲!なんていうのも夢があって良かったのですが、その正体は桟橋を鳥の糞から守るための置き物でした(^_^;)
今回、超望遠レンズで撮ったためしっかりニセモノっぽく見えますが、これを肉眼やスマホでみたときには100%本物だと思ってしまうのは無理もないでしょう。筆者も本物だと思って喜びましたもん(笑)
でも、ニセモノと知っても何だか愛らしく感じます。豊洲の運河を見守るミミズク!
東電堀に足を運んだときには、ぜひ動くミミズクの姿を楽しみながら見てみてください(*^^*)
今回の情報は東京湾岸定点観察さんのツイートで知りました。ありがとうございました!
東電堀で #ミミズク 寛いでるやん‼️ https://t.co/ARzFCMZabD pic.twitter.com/mcfUXkb5Cr
— 東京湾岸定点観察 (@tyowgn_obs) February 4, 2022