東京都と江東区は新型コロナで冷え込んだ地域経済を盛り上げるため、江東区内の中小店舗を対象としたキャッシュレス決済によるポイント還元策を2021年9月1日(水)〜30日(木)に実施します。
対応するキャッシュレスサービスは、スマホを使ったQRコード決済の「PayPay」。
9月中に江東区内の対象店舗で飲食や買い物の際にPayPayで支払いをすると、支払い金額の30%分がPayPayポイントとして10月中に還元されます。
ただし、期間中でも還元総額に達し次第終了。還元されたポイントはPayPay対応店で1ポイント=1円で使用可能です。
【9月1日更新】
実際にPayPayを使って、30%還元をゲットしました!
期間中、最大12,000ポイント還元OK
ただし、いくらでも30%還元されるわけではなく、条件は以下のとおり。
■期間:
2021年9月1日0時〜9月30日23時59分
■対象店舗:江東区内商店街や中小規模店
(期間中でも還元総額に達し次第終了)
■ポイント付与上限:
- 1回の最大還元:3,000ポイント
- 期間中の最大還元:12,000ポイント
■還元総額:3億2000万円の予定
1回の買い物で得られる還元ポイントの上限は3,000ポイントまで。11,000円とか20,000円の買い物をしても還元されるのは3,000ポイントまでです。
つまり、1回の支払い金額が10,000円のときにポイント還元効果が最も高くなります(10,000の30%=3,000)。
そして、9月中の合計の還元ポイントは12,000ポイントまで。40,000円の30%が12,000ポイントですから、9月中の合計で40,000円まで買い物するのが最も還元効果が高いといえます。
30%還元の対象店と、PayPayアプリについて
今回の施策はあくまでの江東区内の商店街と中小規模店舗が対象であり、大型店や商業施設のお店は対象外。
PayPay 30%還元対象店
- 店頭に30%還元のポスターが掲示されている店舗
- PayPayアプリの「近くのお店」(MAP)に、「応援」マークがついている店舗
※8月以降に確認できるようになる予定
基本的にコンビニは対象外ですが、商店街に加盟しているコンビニ店舗は30%還元の対象になります!
(例:セブンイレブン豊洲店/セブンイレブン豊洲駅前店/デイリーヤマザキ豊洲駅前店)
判明している商店街の対象外店
一方、商店街の加盟店であっても、店本部の意向により対象外となっているお店が一部ありますので注意。
- 吉野家 豊洲店
- マクドナルド 豊洲駅前店
区外の人もPayPayアプリを使えば還元
PayPayはスマホアプリから利用できます。物理的なカードはありません。
ポイント還元の対象店は江東区のお店のみであるものの、利用者は江東区在住でない方でもOK。
つまり、PayPayユーザーであれば江東区の対象店で買い物することでポイント還元を受けられます。
もし、PayPayアプリを使っていない人は、お早めにスマホからダウンロードして使えるように準備しておくと良いでしょう(^^)
お店のみなさんへ
還元予算は東京都と江東区の財源から。今回用意されるのは3億2000万円の予定とのことで、すなわち10億6000万円以上の買い物効果が見込まれます。
ただし、30%還元の対象店になるには、窓口である江東区商店街連合会宛に申し込む必要があります(商店街に加盟しているお店は申請不要)。
商店街の加盟店舗になっていないお店であっても、参加料1,000円のみを払えば30%還元の対象店になることができます。新たに用意された下記の申込みPDFをご覧になって、申込みください。
(追記 ※募集は8月23日で締め切っています)
10億6000万円もの金額(PayPay)が動くのですから、私たち消費者だけでなく、お店さんもぜひこのチャンスを生かして売上につなげてほしいです。
いくつかあるQR決済サービスのなかでPayPayの利用者は圧倒的に多く、利用可能な店舗数も多いです。
2021年8月17日からはPayPayのQRコードでLINE Payの支払いが可能になり、ますますPayPayに対応しているお店は強さを増すだろうと筆者は見てます。
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