新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため政府がGo To トラベルの一時停止決定を発表したことを受け、Go To トラベル事務局は2020年12月14日以降の旅行についてGo To トラベルキャンペーンの新たなスケジュールを発表しました。
新規の予約が一時的に停止となるほか、すでに予約済みの宿泊旅行がGo To トラベルの対象から外れる(割引が効かなくなる)ので、知らないと大損することになります!
東京のGo To トラベル一時停止を図解
予約済みの旅行は必ずキャンセルしなければいけないのか?と、気になっている方も多いことでしょう。
そこで、東京都民による宿泊予約を対象に、いつ・どこへの旅行がGo To トラベルの対象から外される(停止)のか、いつなら旅行していいのか、また、無料キャンセルできる期間はいつなのかを図でまとめました。
詳しくは、Go To トラベルの公式サイトを読んでいただくとして、ひと目でわかるよう図にしたのが上です。
(眠い目をこすって3時間かけて作ったのでぜひご活用いただければ嬉しいです!)
※弊サイトの読者さんは東京在住の方々がほとんどですので、東京都民の旅行を対象に解説しています。(他地域の皆さま、ごめんなさい!)
全国一斉停止をまたぐ予約はNG
そして、12月28日〜2021年1月11日の2週間は、全国を対象に一斉にGo To トラベルの停止期間(割引が効かない)となります。
4都市に限定せずすべての地域のすべての人を対象に、Go To トラベルの割引が適用外となるのがこの2週間です。
気をつけなければならないのは、停止期間をまたぐ予約をしている場合。キーとなるのは、“チェックアウト日がいつなのか”です。
たとえば、12月26日にチェックインし、12月29日にチェックアウトするような宿泊の場合、Go To トラベルの“停止期間を含んでいる”ため旅行料金が丸々すべて割引適用外になりますので注意が必要です。
一方、28日にチェックアウトする場合、28日には泊まらないので停止期間に該当せず、セーフです(割引の適用可能)。
チェックイン | チェックアウト | Go To 割引 | |
---|---|---|---|
例1 | 12月26日 | 12月28日 | 適用 |
例2 | 12月26日 | 12月29日 | 適用外 |
※【12/16午後】Go To トラベル事務局による解説が追加されたため、チェックアウト日の取り扱いについて加筆しました。
Go To トラベルをすでに予約してる東京都民は注意!
4都市は12/22からGo To適用外に
まずは、予約済みの旅行がどうなるのかが一番心配かと思います。筆者もそうです。
東京・札幌市・大阪市・名古屋市を目的地とした旅行について、12月21日23時59分までに出発する旅行は、Go To トラベルの割引が適用されます。
ただし、12月22日0時以降に出発する旅行(12月22日にチェックインするホテルの宿泊など)についてはGo To トラベルが一時停止とするため割引が効きません。
これは割引が効かなくなるだけであって、旅行そのものを禁止するものではありません。本来の旅行代金になりますが旅行は可能です。
自粛=停止ではない
12月18日から12月21日まで、Go To トラベルを利用した東京・札幌市・大阪市・名古屋市への旅行は自粛を求められています。
しかし、あくまでも自粛ですので行くか行かないかはご自身の判断次第。見方によっては、12月21日までであれば東京・札幌市・大阪市・名古屋市への旅行はセーフとも言えます。
もちろん、この期間であればGo To トラベルの割引も適用されます。
期間内ならキャンセル料金は無料に
お伝えしましたとおり、12月22日から4都市(東京・札幌市・大阪市・名古屋市)を対象としたGo To トラベルが一時停止となり、12月28日からは全国一斉に停止となるため、旅行のキャンセルが相次いでいます。
12月24日までにキャンセルすれば、宿泊者がホテルに支払う予定のキャンセル料を無料にすると政府が発表したためです。
もし、割引が効かなくなるのが嫌で旅行をキャンセルしたい場合には、12月24日までにキャンセルするのを忘れないようご注意ください(ホテルや予約サイトによっては24日の23時59分ではなく18時や19時に締め切るところもあるのでできるだけお早めに)。
筆者はどうするか迷い中
実はまさにこの12月下旬に、東京都内の2つのホテルに宿泊予約を入れている筆者。宿泊の日程は、1つは自粛期間、もう1つは完全にGo To トラベルの停止期間に該当しています。
この停止期間に泊まる予定だったホテルはキャンセルしますが、自粛期間に宿泊予約を入れているホテルはおそらく宿泊を前提にギリギリまで考えるつもりです。
ただ、自粛期間もみんながみんな宿泊をキャンセルすれば、旅行業界は壊滅的なダメージを避けられません。ここは宿泊して少しでも助けた方がいいのではないか、とも思います。本当に判断が難しいですね。。。
都内を対象とした自粛期間(〜12月21日)は無料キャンセル可能期間内(〜12月24日)でもあるので、この先、新型コロナの感染者数が落ち着くかどうかを見ながら判断したいと思います。