ゆりかもめ豊洲駅からすぐの駅近に建っている築年数48年のアパート「第2コーポ豊洲」が解体されます。
解体工事期間は2021年7月5日〜12月15日の予定。
解体理由は不明ですが、おそらく老朽化かなと思います。
公園とパチンコ屋に挟まれたアパートが解体
第2コーポ豊洲は1973年4月築(築年数48年)の5階建てアパート。
「豊洲五丁目公園」とパチンコ店「マリックス寿」に挟まれた場所に建ち、ゆりかもめ豊洲駅から徒歩2分の好立地。
住所は東京都江東区豊洲5丁目2-12。うるおいの木かげ道路沿いにあります。
解体工事はアクロバットアームズが担当。すでに吹付けアスベストなどの存在も判明しており、12月15日までのすべての解体を終える予定です。
実は奥行きのある面白い形の建物
以前には新聞集配所の「朝日新聞豊洲販売所(ASA豊洲)」が第2コーポ豊洲1階にありましたが、現在は枝川地区へと移転済み。
この場所といえば、第2コーポ豊洲のお隣にはずっと休業中で事実上閉店しているパチンコ店「マリックス寿」がありまして、こちらも今後どうなるのかが気になるところです。
うるおいの木かげ道路側から見た第2コーポ豊洲は、細長い小さなアパートのように見えますが、豊洲五丁目公園側から見てみると実はかなり奥行きがあり、部屋数もそこそこあることがわかりました。
「テトリス」のZ型ブロックのような建物なのが面白いですね
Googleマップだと「浦島観光ホテル第2コーポ豊洲」
余談ですが、Googleマップでこの住所を調べるとなぜか「浦島観光ホテル第2コーポ豊洲」との表記が出ます。ただ、浦島観光ホテルとの関係性は不明。
おそらくマップの表記ミスかなと思います(^_^;)
【6月30日 追記】
どうして浦島観光ホテルの名前が地図に出てくるのか。記事を公開後、古くからこの周辺を知っている方に詳細を教えていただきました!
2003年9月末まで東京・晴海で営業していたホテル「東京ホテル浦島」の社員寮が、ここ豊洲の「第2コーポ豊洲」にあったそうです。
その名残で、Googleマップに「浦島観光ホテル第2コーポ豊洲」と表示が出る、というわけです。ひとつ疑問が晴れてスッキリしました(^^)
さらに余談ですが、「コーポ豊洲」(1977年築(築年数44年)というアパートが豊洲4丁目1-12にあります。しかし、築年数を見ると「コーポ豊洲」は「第2コーポ豊洲」より後に竣工しており、“第1”の方が“第2”よりも新しいことから前後関係が合致せず、関係性はわかりませんでした。
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なお、「第2コーポ豊洲」が解体されるとの情報は@wangan_farmerさんのツイートで知りました。ありがとうございました!(^^)
豊洲最後のパチンコ屋の行く末を気にしていたら、なんと先にお隣のアパートが動き出しました。事業主が大和ハウスって書いてあるから賃貸ですかね。規模的に分譲はないとは思いますが、豊洲徒歩2分でプレミストだったらサプライズw pic.twitter.com/XJuF9EpUUO
— わんびー(Yuji Yamamoto) (@wangan_farmer) June 24, 2021
【追記】
解体後には、新しいビルの誕生が決定しました。プロジェクト名は「(仮称)江東区豊洲5丁目計画」です。