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有明にコナミの複合施設「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」、eスポーツの配信スタジオも

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東京オリンピック・パラリンピックの第2聖火台が置かれていた有明・夢の大橋の近くに、コナミの新しい次世代研究開発拠点となる複合施設が誕生します。

建物名は「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」。

計画時点では「(仮称)コナミR&Dセンター新築工事」としていた建物です。建築主はコナミリアルエステート。設計は日建設計が担当します。

建築敷地の地名地番は東京都江東区有明三丁目1番17(臨海副都心有明南G1区画・地名地番)で、敷地面積は約11,155平方メートル。

着工は2022年10月上旬。2025年の竣工予定です。

地上8階・地下1階の施設が誕生!

上の画像が完成イメージです。地上8階・地下1階の建物に。

緑化を図った「屋上庭園」や、最新の設備を備えたスタジオを完備します。

具体的な場所はこちら↓

上の写真は南を向いて2022年5月に撮影したものです。この空き地が建設予定地。以前は駐車場だったところです。隣に見えるのはTFTビル西館。

おさらいとして、コナミが東京都に提出した2020年時点の同センターのコンセプトと事業計画をご紹介しておきますね。

【コンセプト】

  • 「国際コンベンションゾーン有明」を世界に発信する
  • デジタルからフィジカルまで、全国の研究開発拠点を有明に集結する

【事業計画・建築計画】

  • 100%自社グループ利用の研究開発拠点を整備し、2,700人の就業者を見込む
  • 周辺施設との連携も想定した生放送・動画配信可能なスタジオを整備する
  • アフターコロナ時代の働き方やオフィスの在り方を計画に反映する
  • シンボルプロムナードと水の広場公園をつなぎ有明南地区全体のにぎわいを創出する

といった具合。

そして、下が2022年3月時点のものです。

具体的な用途は、オフィス、集会所、展示ホールなど。

コナミといえばゲームの色が濃いですよね。なんと、ここにはeスポーツをはじめとするイベントの生放送や動画配信などにも対応したスタジオやショップなどの設置を計画しています。

外観デザインがガラリと変更へ

最新のイメージパースを見てみると、実は2020年に公表されたデザインからガラリと変わっていまして、ソフトクリームのような建物になりそうです。壁面にはしっかり「KOMANI」のロゴが描かれています。

参考までに、2020年時点での外観イメージは下のようなものでした。ガラス張りの角張ったデザインから、丸みを帯びたスタジアムっぽい形へとずいぶん変わりましたね(^_^;)

(2020年時点の外観デザイン)

隣のアニヴェルセル東京ベイ跡地にはテレビ朝日「東京ドリームパーク」

また、そのお隣の敷地(有明南H区画)では、「アニヴェルセル東京ベイ」が2021年9月5日をもって閉鎖。

跡地はすっかりさら地になっています。

(アニヴェルセル東京ベイ跡地。右は東京ベイコート倶楽部)

この土地はテレビ朝日が購入し、2024年12月をメドに多目的ホールやイベント・エンタテインメント集客施設、スタジオ・オフィスなどの複合施設「東京ドリームパーク」が誕生する予定となっています。

(南を向いた写真。左:コナミの有明南G1区画/右:テレビ朝日の有明南H区画)

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