AIが社会インフラとして浸透した2030年の世界を描く大沢たかお主演『AI崩壊』が2020年1月31日から公開となりました。
早速観てきたのですが、けっこうな頻度で豊洲をはじめとする湾岸エリアのシーンが登場していてびっくり!メインのロケ地は別の地域ですが、豊洲が何度も登場していました。いつの間に豊洲でロケをしたんでしょうかね。
大渋滞のシーンはロケ地が名古屋だったり、地下水道のシーンは大阪で撮られたものなんですが、今回はAI崩壊で豊洲や湾岸エリアが撮影場所となったシーンをご紹介します。
ストーリーに大きく関わるネタバレはありませんが、わずかなネタバレは含みますのであらかじめご了承ください。
(『AI崩壊』の公式動画・予告編PV)
新東京港ターミナルは中央防波堤埋立地
大沢たかお演じる主人公の桐生浩介がカーフェリーに乗船する場所は「新東京港ターミナル」という架空の名称の港で登場。
そんな桐生を追う捜査チームのスクリーンに映し出されたマップをよ〜く見てみると、なんと新東京港ターミナルの位置が中央防波堤埋立地になっています。あの独特な形の敷地に加え、青海と中央防波堤内側埋立地を結ぶ第二航路トンネルが描かれていたので間違いないでしょう。
ただ、実際に撮影された場所は中央防波堤埋立地ではありません。『AI崩壊』は2030年の世界が舞台になっていて、架空のターミナルとして描かれました。
今後10年間で東京湾のあそこに新しい水運の拠点が誕生するかはわかりませんが、とても興味深く鑑賞できました。
賀来賢人が晴海大橋を走る
義弟・西村悟(賀来賢人)が車に乗って走行するシーンがあります。
このとき、車の背景にはアーバンドック ららぽーと豊洲のモニュメントクレーンが見え、ここは間違いなく晴海大橋で撮影されたものでしょう。
インタビューシーンは豊洲が博多や名古屋に!
また、ちょこちょこ登場するのがテレビニュースのなかでのインタビューシーン。一般人がインタビューされているシーンのいくつかが豊洲で撮られたものになっています。
面白いのが、そのインタビューシーンが豊洲なのに豊洲ではない他の場所として登場していること。
たとえば、結婚式場でおなじみのアニヴェルセル豊洲の前にある陸橋で撮られたシーンはテロップに「名古屋」と表示されていたり、建設中の豊洲ベイサイドクロスが背景に見える豊洲公園で撮られたシーンは「博多」と表示されていました。
そのほか、豊洲ぐるり公園のがすてなーに前で撮られたシーンも登場しますよ。
豊洲市場前では広瀬アリスが
新米刑事・奥瀬久未(広瀬アリス)とベテラン刑事の合田京一(三浦友和)が桐生を追って警察車両で走行するシーンは豊洲市場から有明方面へ補助第315号線と富士見橋を通っています。
豊洲市場の建物やレインボーブリッジが見え、あの場所だ!と、湾岸エリアにお住まいの方はきっと気づくことでしょう。
ということで、鑑賞しながら気づいたシーンのみに限りますが、豊洲や湾岸エリアがロケ地になっているシーンをご紹介しました!
『AI崩壊』は邦画としてはかなりスケールが大きく、見どころもたっぷり。ぜひチェックしてみてください(^^)