一風変わった海鮮ちらし丼を提供する「山はら」が2019年12月、豊洲市場内にオープンしました!
1934年(昭和9年)創業の山はらは旧築地市場であんこう鍋を出していた名店。市場が豊洲へ移転することに伴い、既存の山はらは店舗の場所を移動。現在は築地場外市場であんこう鍋を提供しています。
豊洲市場にオープンした山はらは“海鮮ちらし丼”を提供する新業態の「山はら」。メニューは海鮮ちらし丼のほか、マグロ丼、いくら丼、うに丼も提供。
看板のロゴは築地に掲げられていたのものと同じデザインにし、75年以上の歴史を強調したものになっています。
山はらの場所は6街区・水産仲卸売場棟3階。海鮮丼で大行列する「仲家」の左隣です。
■営業時間:7:00〜15:30(変更可能性あり)
■定休日:日・祝・休市日
■場所:水産仲卸売場棟(6街区)側 3F
■メニュー:海鮮ちらし丼・まぐろ丼
■支払い:現金◯/クレジットカード◯/電子マネー×)
山はらのご主人がおすすめするメニューは?
さて、豊洲市場でスタートさせた新業態の“海鮮ちらし丼”とはいかに!?早速、山はらに向かっていただいてきました。
「まだご案内できますよ〜!」と山はらの店頭でご主人が声がけ。
おすすめメニューを聞いたところ、海老の乗ってる「特選!!山はら丼 スモーク」がイチ押しと教えてくれたので、こちらを注文。
閉店時間ギリギリに訪れたせいか、空いてる!席は2人掛けテーブル席が6つ、カウンターが7席。
「特選!!山はら丼 スモーク」を食べてみた感想
さくらチップのスモークを閉じ込めたというオススメの「特選!!山はら丼 スモーク」。味噌汁つきで価格は2,500円(税込)です。
オーダーから少し待つといよいよその姿がカウンターに現れました!蓋で閉じ込められたスモークがよく見えます。これが一気に飛び出してくるわけですね(^^)
店員さんがしっかりシャッターチャンスを教えてくれたので、そのタイミングでスマホを構える筆者。
煙とともに、それ以上に凄かったのがスモークのいい香り!!この香りが食欲をそそりますね〜。
おしゃれな感じにキレイに盛られた魚介類たちは以下のとおり。
マグロ、サーモン、いくら、ウニ、ぶり、カニ、海老、玉子、かんぴょう。
そして、食べてみて衝撃。
さくらチップでスモークしているおかげで香りが良く、また、この香りによって刺身の味が変わって感じるんです!
なぜか醤油をまったくつけずに食べられちゃう!
むしろ、途中で“味変”するために醤油をつける感じです。結局、ほとんどそのまま食べちゃいました。
この香りとか感覚は文字と写真で表すのがかなり苦しい(笑)動画でも絶対に無理です。香りと味はぜひ実際に山はらを訪れて確かめてみてほしい!
お皿のサイズがかなり大きいので量が少なく見えますが、実際にはけっこうな量があります!
なお、スプーンを使った方が食べやすかったのでおすすめです。
山はらの全メニューリスト
全メニューのなかで「特選!!山はら丼 スモーク」は高価格帯になるものの、メニューはどれも2,000円〜2,800円とお手頃な価格。
他のお店と比べてもリーズナブルで利用しやすいお店です。以下、全メニュー一覧。
山はら丼 スモーク | 2,000円 |
特選!!山はら丼 スモーク | 2,500円 |
マグロ中とろ丼 | 2,800円 |
マグロ4種丼 | 2,800円 |
サーモン親子丼 | 2,500円 |
黒毛和牛!炙り握り寿司4貫 | 2,800円 |
伊勢海老のみそ汁 | 800円 |
ビール(サントリーモルツ 中瓶) | 500円 |
ちなみに、丼を注文した客は「黒毛和牛!炙り握り寿司」(1貫600円)をオーダーできます。単品でこれだけを食べることはできませんので、海鮮ちらし丼を食べてまだお腹に余裕があるときにはぜひオーダーしてみてはいかがでしょうか(*^^*)
支払いはSquareに対応しているため、現金のほかクレジットカードの利用が可能です。
こんなお店が豊洲市場にあってもいい!
豊洲市場に新たに誕生した山はら。本当に不思議でおいしい海鮮ちらし丼を体験できました。
長年続く老舗が伝統を守るのって非常に大変ですが、新しいことにチャレンジするのはそれ以上にとても勇気がいりますし、なかなかできることではありません。
山はらに海鮮ちらし丼はお客を喜ばせようとする店主の工夫が感じられ、こういう遊び心の楽しいお店が豊洲市場にあってもいいなと思いました。
開場から1年以上を過ぎて豊洲市場にオープンした山はらは多くの人に体験してほしいお店です。ぜひ足を運んでみてくださいね!