2018年8月11日、お台場で初となる花火大会「東京花火大祭 ~EDOMODE~」が開催されました。
会場となったお台場海浜公園は有料席だけが設けられていて、よくある地方の花火大会とは違った形がとられましたね。まぁ、最終的に有料席は当日券も販売され、余っていたようですが(^_^;)
筆者は「豊洲ぐるり公園」から東京花火大祭を観賞することにしました。結果として、ここは最高の穴場スポットでした!
もちろん、打ち上げを目の前で楽しめるお台場海浜公園の会場こそが一番よく見える観賞場所には間違いないのですが、①レジャーシートを広げてゆっくり観たい、②打ち上げ時間ギリギリに来場しても場所が残ってる、③混雑を避けて花火を楽しみたい人にとって、豊洲ぐるり公園は最高だったのです!
会場か穴場か。観賞場所のメリット・デメリットは双方ある
会場で観る花火は最高!
お台場の会場は有料席なので、自分の場所は確保されています。そして、花火の見え方も最高でしょう。また、作品ごとの演出も会場でのみ楽しめます。
現地にいるからこその楽しみ方は、たとえば先の「STAR ISLAND 2018」は光と音のショーが花火を盛り上げてくれる非常に楽しいものでした。
今回の東京花火大祭も日本初となる歌舞伎とコラボしたり、子どもたちがプログラミングした花火を打ち上げたりというユニークなイベントになっていて、やはり現地で観る価値のある花火大会です。
しかしながら、大混雑して移動が大変。例えば、東京花火大祭の終わったお台場海浜公園からゆりかもめの駅やりんかい線の駅への移動時にはこんなにも人の群れが。(nomichanさんのツイートより)
台場駅は地獄絵図なう#花火#台場 pic.twitter.com/qgtOJCDFQE
— nomichan (@hetakuso_king) August 11, 2018
有料席以外から観賞しようというお客さんもたくさんいたのだと思います。これが一般の乗客と合流することを想像すると、ゾッとしますね(^_^;)
混雑を避けたい、ゆっくり観たいなら穴場
一方、穴場スポット、ここでは豊洲ぐるり公園を挙げますが、そのメリットはやはり混雑していないことです。打ち上げ開始15分前でもまったく混雑なく余裕で場所を確保できました。
ここは豊洲ぐるり公園先端部と呼ばれるエリアなんですが、この上の段は広くて平らな場所があるんですね。
レジャーシートや簡易テントを広げて家族や仲間と観賞している団体もいらっしゃいましたし、アウトドアテーブルにワイングラスを並べてちょっとリッチな雰囲気で花火を観る方々も。
平坦な芝生だけでなく斜面になっている芝生もあって、たくさんの人が座っても余裕があります。
また、ちょうど腰掛けるのにちょうどいい階段状になっている木製の段差がいくつもあって、ここからレインボーブリッジ側を観られるんですよ。
三脚を使って撮影する人たちは最前列の鉄柵に連なっていますが、他のお客さんは一段上の平坦な場所や斜面から問題なく観られるという最高の造りになっています。豊洲ぐるり公園、ほんと凄いです!
また、終わったらスーッと帰れるのも魅力。豊洲市場の北側、南側、豊洲市場の間の都道、といった具合にいくつも歩道があるので人が分散されます。しかも、豊洲ぐるり公園は上の段、下の段、の2段に分かれているため、非常に歩くのがスムーズ。
自転車も特に邪魔になることなく移動できました。筆者は江東区のシェアサイクルを使って来場していて、そのまま自転車で帰宅。ストレスゼロの花火観賞ができました(*^^*)
デメリットはお台場の打ち上げ場所から少し距離があるため、ダイナミックさはやや欠けます。また、会場では見られるはずの低位の花火は豊洲ぐるり公園からだと見ることができません。
まとめ
花火、光の演出、歌舞伎、音楽など、当日行われるプログラムを全体を通して楽しみたければやはり会場の現地で観賞するのが一番です!
でも、混雑を避けながらも花火だけ楽しめれば良いというのであれば、穴場で観るのが合っているかなと思います。芝生に寝そべって花火観賞だなんて、カップルに最高の場所じゃないですか!
今回、筆者は穴場で観たいという立場で実際に観賞し、レポートしてみました!結局は観る人のスケジュールやシチュエーションにもよりますし、都合に合う楽しみ方をするのが良いでしょう。今後、お台場での花火大会が開催される際にこのレポートがひとつの参考になればと思います!
以下、花火のフォトギャラリーとして写真を置いておきますね。