キッザニアとKDDIは2020年11月19日、次世代通信5Gの通信エリア設計士の仕事を体験できる「通信会社」パビリオンを東京(豊洲)とキッザニア甲子園(兵庫・甲子園)に同時にオープンしました!
auを展開するKDDIが5Gサービスを本格化した2020年にどうしても開始したかったというこのパビリオン。
今まさにエリア拡大のために頑張っている基地局(アンテナ)の設置作業を、キッザニアにて体験することができます!
■パビリオン:通信会社
■職業名:通信エリア設計士
■体験時間:第2部(16:00〜21:00)
電波の強弱を考慮しながら基地局を設置する
仮想の街を表したジオラマを使って、5G対応の基地局の設置計画を立て、基地局をどんどん置いていく作業がメインです。
でも、単純に基地局を置いていけばいいってわけじゃない。
現実では、基地局をたくさん置けばその分コストがかかってしまいますよね。
また、無駄に電波が重なってしまうと干渉してうまく通信できなくなるトラブルは現実にあります。
それらの課題をクリアにしながら、効率良く基地局を配置していくのが通信エリア設計士というわけ!
キッザニアでの作業も同じ。ビルに設置する基地局や電柱用の基地局など4種類もの基地局が用意されていて、効率的に電波を行き届けてアンテナカバー率を上げるには、どこにどの基地局を建てたらいいかを計算しながらジオラマのなかに設置していくのですが、これが最高に楽しいんです(^^)
基地局を建てると、どのくらい電波が届いているかが波形でわかる。
ジオラマの端には、基地局をうまく設置できているかを示すメーターがあり、これを頼りにしてもOK。
子どもたちの様子を見ていても、とても楽しそうです。
取材後に筆者も試してみました。KDDIの取締役執行役員常務の森田氏もおっしゃっていたように、実際にやってみるとこれがめちゃくちゃ面白い!!
なんか、このままボードゲームとして発売しても良いんじゃないかっていうくらい素晴らしい!!今後、街のなかで基地局を探しながら歩きたくなります。
作業を終えると、ドローンや自動運転車など5Gでどんな未来が実現可能かを見ることができます。
仕事を終えると8キッゾ(給料)をもらえるほか、成果物として「5G基地局計画書」を受け取れますよ。
モデルとして体験してくれたお子さんは、
「考えて埋めていくのが楽しかった!こんなに基地局があるんだなと驚いた。」
「ちゃんと計算してアンテナを置いていけた!」
と、感想を教えてくれました。ありがとうね!
大人もきっとタメになる通信エリア設計士
他のパビリオンと比べたらやや難易度は高めだけど、何度もチャレンジすることで子どもの成長とともに徐々に正解がわかっていくパビリオンだと感じました。
そもそも、子どもに通信や電波の仕組みを正しく説明する機会ってなかなかありませんよね。きっと、大人でもしっかり説明できる人は少ないでしょう。
このような体験の場を設けることで、普段使っているスマホがなぜ通信できるのかを少しでも知ってもらおうというわけですから、KDDIとキッザニアは素晴らしいパビリオンを作ってくれたなぁ〜と個人的には大感謝!
体験した子どもが帰り際に親御さんに通信の仕組みを教えるシーンが容易に想像できますね!(*^^*)
ということで、キッザニア東京とキッザニア甲子園にあたらしく誕生した「通信会社」パビリオンで、通信エリア設計士のお仕事をお子さんにぜひ体験させてみて!
KDDIが16万人をキッザニアに無料招待
そして、ここで朗報です!
KDDIは2021年3月31日までの期間に、全国の子どもたち16万人(4万組)を無料でキッザニアに招待する「KDDIこども学び応援プログラム」を開始。新型コロナの影響で課外授業が減ってしまった子どもたちに学びの場を提供しようと始まった企画です。
無料招待の対象者は、国内に住む3歳〜15歳までの子どもとその保護者。1組最大4名が参加可能でうち最低1名の大人の同伴が必要ではありますが、中学生であれば大人の同伴は不要です。
au スマートパスプレミアム会員はおトクな特典も
続けて、今回の通信会社パビリオンのオープンを記念し、「au スマートパスプレミアム会員」限定の特典が発表されました!
合計10日間開催されるキッザニアの貸切イベントへの無料招待や、キッザニアの入場料が1,000円引きになる特典が開始。
ぜひ、おトクにキッザニアへ行きましょう!