豊洲公園をメイン会場した防災イベント「豊洲ぼうさいFestiv@l 2023」が2023年3月11日(土)、開幕しました。期間は12日まで。
半袖でも十分なくらい暖かい初日の午前中に訪れると、すでにたくさんの来場者が!
大人気の「アイドルマスター ミリオンライブ!」とのコラボで開催され、数量限定のグッズには朝早くから列ができていたようです。
AED、防災グッズ、起震車・・・防災体験ブースが充実「豊洲ぼうさいFestiv@l 2023」
開催前にお伝えしたとおり、このイベントは未曾有の災害に備えるための防災イベント。
「アイドルマスター ミリオンライブ!」の話題性もありながら、豊洲周辺にお住まいとみられるファミリーもたくさん訪れました。
この日はちょうど3月11日。東日本大震災の発生日とあってか、震度6の地震が体験できる起震車は列ができるほどの人気に。
まだ幼稚園児くらいでしょうか。小さいお子さんがひとりでテーブルの下に潜り込んで地震を体験していましたよ。
NPO法人ちば救命・AED普及委員会のブースに行ってみると、AEDの使い方を教えてもらいながら体験している参加者さんの姿が。
また、災害時にショックを受けたお子さんには心のケアが重要とあって、セーブ・ザ・チルドレンさんのブースでは、子どものための心理的応急処置を教えてくれる講習が行われていました。
さらにはペットの防災に関するブースも。避難時にペットをどうするかはけっこう問題になるらしく、困る人も多いのではないでしょうか。ペット用の防災アイテムもあって、ご家庭にペットを飼われている人はぜひチェックしてみてください。
そのほか、防災を体験できる・知ることができるブースがたくさんあり、参加者のみなさんがどれも真剣に学んでいる様子が伺えましたよ。
非常食の配布もあり、受け取った人は「めっちゃ嬉しい!」と喜んでいました!
災害時に役立つ電気自動車がずらり!日産EVでステージの電源も
ステージの電気は日産自動車のEV(電気自動車)に搭載されているバッテリーを使用。災害時などいざというときに車から電気を取り出して照明や調理家電などが使えるのはありがたいですね!
リーフのオープンカーなんてあるんですね。ついじっくりと眺めてしまいました。奥にはアリヤも。
軽EVで爆発的に売れているSAKURAも来場。小さくて可愛い。
また、ELEMOという災害時に役立つEVの展示もありました。
「明日の危機」のイベントでもご紹介した三輪のカーゴバイク「STREEK」には、興味を示して説明を聞いている人の姿も。
地域の団体や商店街もイベントに登場
ステージでは地元の「豊洲☆アイドルスター学園 & グラ★ハピ」さんが登壇。
アイドルマスター ミリオンライブ!の曲をはじめ、45分間のパフォーマンスで会場を大いに盛り上げてくれました。
序盤にはBGMが急に止まる音響トラブルもありましたが、すぐに再開すると拍手と応援の声が湧き起こり、会場の温かさを感じる場面も。
東日本大震災のときは生まれていなかったかもしれない子どもたちがこのような防災イベントで活躍しているのを見ると、子どもたちのためにも普段からしっかり災害に備えておかないといけないなと改めて感じさせられました。
そして、グルメが楽しめるブースもいろいろあります!
地元・豊洲商店街からはインドカレーのグラスさん、築地日本海さんが出店。隣には深川めし八郎右衛門さん、深川中華SINさんなども。
せっかく豊洲に来たのだから豊洲グルメを楽しみたい、とのことでたくさんの人が!グラスさんでは用意していたカレーがあっという間になくなり、急遽追加していました。これで500円は安すぎですよ・・・!
12日には豊洲の人気パン屋、ペル・エ・メルさんが出店しますよ!
なお、体験したり買い物したりすると、各ブースごとに会場限定デザインのカードが貰えるそう。豊洲商店街ではこちらもカードを配布していました。
豊洲のあちこちが防災で盛り上がるイベントに
メイン会場の豊洲公園のほか、豊洲シビックセンターや、がすてなーに、ゆりかもめ、そなエリア東京もコラボしており、各場所をめぐることでキーワードを集め、プレゼントが貰えるラリーも実施。
たくさんの人が豊洲周辺をアクティブに回り、とても賑わっていました!
あす3月12日(日)も同様の内容で開催となりますので、ぜひ「豊洲ぼうさいFestiv@l 2023」で楽しみながらしっかり防災を体験してみてはいかがでしょうか。
【豊洲ぼうさいFestiv@l 2023】
■日程:2023年3月11日(土)・12日(日)
■時間:10:00〜17:00
■場所:豊洲公園(メイン会場)・ゆりかもめ豊洲駅・がすてなーに・そなエリア東京・豊洲シビックセンター
■主催:江東区の地域防災力向上を目指す会