東京都と東京都障害者スポーツ協会は2022年10月8日(土)、有明アリーナにてパラスポーツを体験できるイベント「チャレスポ!TOKYO」を開催しました。
たくさんのイベントが集中する三連休とあってどのくらいの来場者があるのか未知数ではありましたが、入場が無料だったこととパラアスリートをはじめとするゲストが多数登場するとあって、とても賑わったイベントに。
特に、大人気のミライトワとソメイティの登場するステージではたくさんのファンが駆けつけていましたよ!

今回の取材では、一部ステージコンテンツと体験ブースのハイライトと、事前に要望を多くいただいていたミライトワとソメイティを特集します。
※当記事に掲載の写真には、撮影NGの札をかかげていなかった来場者のみを使用していますが、万が一そうでない来場者が写っていましたときにはご連絡ください

広い有明アリーナの2会場をフルに使用

直前までわからなかったので申し訳なかったのですが、チャレスポ!TOKYOは観客席にずっと座ってステージショーを楽しむというものではなく、有明アリーナのアリーナフロアとサブアリーナを自由に往来しながらステージや体験・展示ブースを楽しむスタイル。
ステージを実施している時間帯にも隣でさまざまなパラスポーツを体験できたり、スタンプライリーに参加できたりと、非常に多くのコンテンツが用意されていました。

そのおかげで各自が自由に時間の限り会場内を回って、思い思いのパラスポーツを楽しめたのではないでしょうか!
ステージイベントで、パラスポーツの面白さを知る

まずはウォーミングアップ的なイベントとして、東京都障害者スポーツセンターによる体操タイムからスタート。

観客席のみんなでゾンビポーズや猫のポーズなど、いろいろな振りを混ぜながら体を動かしました。
これが意外と面白くて、みなさん笑顔に!
続いて、ブラインドフットボール/デフサッカーの紹介ステージ。

ゲストにパックンマックンが登場し、目隠しをして実際にプレイ。

これがなかなか難しそう・・・。仲間が指示する音を頼りにゴールに向かってシュートします!

お昼前には、日本知的障害者チアリーディング協会によるパフォーマンスも!

そして、車いすバスケットボールのステージでは、車いすバスケチームの子どもたちと初心者の子どもたち、そして、ゲストが加わってのエキシビションマッチが。

小栗旬さんのモノマネをするおばたのお兄さんとパックンマックン、さらには、車いすバスケットボールのシドニーパラで日本キャプテンを務めた根木慎志さん、現役選手の西村元樹さんと古澤拓也さんも登場し、白熱した試合を展開。

もっと白黒はっきりした試合になるのかなと思っていたら、予想外の接戦に会場の皆さんも驚いたのではないでしょうか。

夕方には、ペガーボールのステージ。

ペガーボールは鬼となった人にボールをぶつけ、うまくくっつけられた数で勝負します。

鬼ごっこのようなドッジボールのような、子どもでも簡単に参加できそう!

ゲストに登場したパラカヌーの瀬立モニカさんや車いすテニスの菅野浩二さんも満面の笑みで楽しんでいました!
ラストにはクイズ大会も。スマホを使って参加したみなさんの回答率がリアルタイムでわかるのは斬新で面白かったです。




人気種目も試せる!パラスポーツ体験ブース
車いすテニスや車いすバスケ、ボッチャ、カヌー、ボルダリングなど、特設体験ブースには常に人だかりがすごかった!

難易度が高そうなボルダリングのルートを進むお子さんもいて、熱気が伝わってきました!

レアな実物の展示も。

選手たちが試合で使っているシューズは片方がツルツルになっていて、こっち側で氷上を滑るんですね。普通に生活していたらまずお目にかかれないものなので、良い経験ができました!
カーリングのストーンを触らせてもらうと、めちゃくちゃ重くてビックリ。

なんとストーンの重量は約20kgもあるそうで、選手たちはこれを氷上で投げてサークル内のセンターを狙うなんて神業すぎる・・・と感じました!










体験ブースでは、たくさんの人が実際にパラスポーツを楽しんでいましたよ。
ミライトワ&ソメイティの登場に会場が沸く!
まるでアイドルイベントのような熱気に包まれたのが、東京2020大会のマスコットキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」が登場する3つのステージでした。


出場している子どもたちと触れ合う場面も多く、また会場からのリクエストで手を振るなど、みんなに愛されている様子が伺えました。


試合中や体験中には、背後からみんなを応援!










時折見せるお茶目な仕草にやられてしまいます!







最後にはミライトワとソメイティがダンスパフォーマンスを披露!














イベントは17時に終了。
会場から帰るときに、会場ボランティアの方々が両サイドに並んで、笑顔で手を降ってお見送りをしてくれたのは嬉しかったです!

東京2020大会もそうでしたが、こういったイベントもたくさんの人に支えられているんだなぁ〜と思うと、イベントに参加して良かったですし、人の温かみを感じました。
「チャレスポ!TOKYO、また来年もお会いしましょう!」というMCさんのアナウンスがあったので、もしかしたら2023年もここ有明アリーナで開催されるかもしれませんね(*^^*)
次回もぜひまた足を運びたいと思います。
