2020年11月19日より申込みが始まり、20日より販売がスタートした「Go To EatキャンペーンTokyo食事券」。
既報のとおり、本食事券には紙タイプの「アナログ食事券」とスマホ専用の「デジタル食事券」の2種類が存在するのですが、利用できる店舗がわかりづらい。。。
また、自分の行きたいお店はアナログとデジタルのどちらが使えるのか、なかなか消費者が把握できないといった使いにくさが浮き彫りとなっています。
それに、アナログ食事券とデジタル食事券が別々に販売されているため、消費者としてはどちらを買っていいのか頭を悩ませていることでしょう。
今回は、筆者が疑問に感じていた、“デジタル食事券だけが使えるお店”があるのかを調べてみました。
結論から言いますと、ありません。
デジタル食事券が使えるお店では必ずアナログ食事券も使えるルールになっていることが判明しました。
逆に、アナログ食事券が使えるお店では必ずしもデジタル食事券が使えるわけではないので注意が必要です!
アナログ食事券が使える店の方が多い!
とよすとでは、「Go To EatキャンペーンTokyo食事券」のアナログ食事券とデジタル食事券が使える豊洲エリアの飲食店をまとめています。
ただ、現在のところアナログ食事券が使えるお店よりもデジタル食事券が使えるお店の方が少ない状況。
飲食店が申請時の選択肢は「紙」か「両方」の2択のみだった!
では、“デジタル食事券のみ使えるお店(デジタル食事券しか使えないお店)”は、なぜ存在しないのか。
Go To Eat Tokyo 食事券発行共同事業体の公式サイトをよく読んでいたら、衝撃的な記載を発見しました。
それは、事業者(飲食店)向けに案内されているQ&Aのある項目です。
Q:食事券はアナログ券・デジタル券どちらを受け付けるか選択できるのでしょうか?
A:①アナログ食事券のみのお取り扱い ②アナログ食事券・デジタル食事券両方のお取り扱い の2つからご選択が可能です。(フォームにてご記入ください。)
という記載があったのです!
加盟店登録の申請画面にも記載がありました。
取扱食事券の種類について
A:紙+デジタル両方を取扱
B:紙のみを取扱
飲食店が食事券の取り扱いを申し込む時点で、「デジタルのみ」は選択できないのです。
よって、“デジタル食事券のみを取り扱うお店”は存在しない理由がはっきりわかりました。
アナログ食事券の方が使い勝手が良い
このことから、アナログ食事券の使えるお店の方が圧倒的に多く、消費者はデジタル食事券ではなくアナログ食事券を持っていた方が使い勝手が良いことになります。
キャッシュレスを推進している筆者としては何とも残念ですが、Go To Eat Tokyo 食事券についてはアナログの方が良い理由は以上のとおりです。
最終的には、自分が行きたいお店・好きなお店がデジタル食事券に対応していればデジタル食事券でもぜんぜん問題はないのですが、対応店が多く消費者として店選びの幅が広がるアナログ食事券の方がオススメと言わざるを得ません。
アナログ食事券はスマホからの購入なら先着順、ハガキでの申込みは抽選制となっています。また、デジタル食事券は抽選制で、スマホのみの申込みとなっています。