豊洲からは晴海通りで1本、りんかい線・東雲駅すぐの場所にスーパーオートバックスのフラッグシップ店「A PIT AUTOBACS SHINONOME」がついに完成しました。A PITの読み方は「アピット」。
オートバックスといえば全国展開しているカー用品店ですし、知らない人はいないくらい知名度のあるお店でしょう。
そんなオートバックスグループ(全598店)の国内No.1店舗として湾岸エリアだけでなく県外の自動車ファンからも親しまれてきた「スーパーオートバックス TOKYOBAY東雲」が2018年7月に一時閉店。4ヶ月の改装工事を経て「A PIT AUTOBACS SHINONOME」として大きくリニューアルしました。
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」はスターバックスコーヒーやTSUTAYA BOOKSTOREを併設した新しい形のカー用品店です。正式オープンは11月29日ですが、23日〜28日は招待客向けに特別オープンします。
オープンを直前に控えた11月21日、完成を報告する発表会・内覧会が開催。とよすとはオートバックスセブンさんよりご連絡いただき、この発表・内覧会に参加してきましたので店内の様子をレポートしたいと思います!
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の特長
やはり、東雲という場所は豊洲から目と鼻の先ですし、豊洲住民の皆さまとしても「A PIT AUTOBACS SHINONOME」がどんなお店なのか気になるところでしょう。
また、当サイトの読者には東雲の住民さんも多くいらっしゃいます。東雲駅に近いこの場所に、東雲で初となるスタバやツタヤブックストア(書店)がオープンすることに期待を寄せている方も少なくないはずです。
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の特長を箇条書きで短くまとめると以下の通り。
- スタバ&TSUTAYAを併設し、居心地の良さや来店しやすさを重視
- 体験して試せる、ワクワクする発見のあるお店
- ライフスタイルにあわせた商品の陳列が斬新
- お子さんもママさんも嬉しいコミュニケーションの場に
書店?スタバ?カー用品店とわからない店内
詳細を解説する前に全体マップを載せておきますね。敷地はわりと広く、駐車場は295台分あります。
まず入店前から衝撃。ここは本当にオートバックスなの!?と目を疑ってしまいます。
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」は地上3階建て。
入口のある2階はフロアの大部分がTSUTAYA BOOKSTOREになっており、カー用品とともに書籍や雑誌が並んでいます。
取り扱ってる書籍はカー雑誌やバイク雑誌、クルマ系の専門書籍が豊富。しかしながら、小説やマンガ、絵本など多種類の本が置かれています。
つまり、単純に新しい書店が東雲に誕生したと言っても過言ではありません。これは近隣住民にとって嬉しいでしょうね!
ここで筆者はまさかのカー用品店のド真ん中に陳列された『頭文字D』を発見してしまい、いろいろ試されている気がしてついついmoveのCDを探すところでした(笑)
旅関連の本が多くある印象。表紙を眺めるだけでもどこか旅に行きたくなりました。
TSUTAYA BOOKSTOREでは子どもから大人まで、お気に入りの1冊を見つけることができるはずです。
スターバックスコーヒーは2階のTSUTAYA BOOKSTOREの中央部に位置し、客席は50席近くにのぼります。3階にもカウンター席があるので実際の席数はもっと多いです。
TSUTAYA BOOKSTOREで販売している書籍や雑誌を手にとって、そのままスタバで読むことが可能。本を買わずして堂々と座り読みできます。
1階のピットコーナーで愛車の取り付け工事やメンテナンスを行っている待ち時間に、ここでコーヒーを飲んでゆっくり過ごせるというわけ。
それに、普通にカフェ利用として訪れてももちろんOK。従来のオートバックスよりも気軽に来店しやすくなっていますよ!
テーブル席は電源コンセント付きで、スマホやノートPCを充電しながらちょっとした仕事ができちゃいます。
ケーキなどのスイーツ類も豊富に揃えているのを確認できました。日常のカフェタイムにも十分使えるお店になるでしょう。
商品の配置が絶妙!キャンプや旅に行きたくなる
さて、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の特長でもある“ライフスタイルにあわせた商品の陳列”は、他のカー用品店とはまったく違う商品の発見があります。
単にカー用品を探すのではなく、あれを買えばこれが楽しめる、これを楽しむにはあれがあった方がいい、といった“コト”をイメージしやすい商品陳列がされているんです。
たとえば、テントやBBQコンロをディスプレイし、キャンプで役立つアイテムを並べているコーナーがあります。
愛車のピットサービスを受けに来店したらたまたまテントを目にし、「息子も大きくなったことだし今度の週末には本栖湖キャンプ場にでも行こうか」なんて会話が家族で行われるわけです。「A PIT AUTOBACS SHINONOME」はそのきっかけとなる提案をしているんですね。
あとはここでキャンプ道具を買ってクルマに詰め込めば準備できてしまいます。TSUTAYA BOOKSTOREでキャンプのガイドブックを購入しておけば、初めてのテント張りも失敗せずに済むでしょう。
ここに来ればまずお目当ての商品が見つかるはずです!
ほんと見せ方がうまくて、あれもこれも欲しくなってしまいますのでご利用はご計画的に(*^^*)
ボーネルンドが手掛けるキッズコーナー
同じく2階のキッズコーナーにも注目。遊び場の開発や良質な玩具を提供するメーカー「ボーネルンド」がプロデュースするキッズコーナーではお子さんを楽しませながら買い物時間を過ごせます。
その場でボーネルンドのおもちゃを購入できるようにもなっているので、おもちゃで遊ぶお子さんの反応を見て購入を検討するものありです!
また、隣接する体験コーナーでは定期的に(週に1度のペースで)ワークショップを開催。内容やスケジュールは公式サイトやInstagramにて随時発信していくとのこと。
おはなし会は毎日開催するそうですから、お子さんも家族と来店するが楽しみになりそうですね!
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」では、このキッズコーナーをさまざまな体験を通じて子育て世代のママさん同士がコミュニケーションするきっかけにしたい、としています。
シートや音響を試してから買える安心感
体験といえば、いろいろなカー用品が実際に試せるのも「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の強み。
3階に移動すると、クルマのチューニングやドレスアップ、車内音響にこだわる人のためのスペシャリティショップになっています。
店内にあるほぼ全てのシートに座って試せるほか、カーナビやスピーカーを組み込んだ模擬車内に乗り込んでさまざまなメーカーのカーナビを操作し、使い勝手や音響の良さなどを確認可能。
よくあるネットショッピングだとこういった体験や試聴って難しいですよね。「A PIT AUTOBACS SHINONOME」であればクルマの運転席と同じ環境で試せます。操作性や音に納得してから買えるので安心というわけです。
シートもご覧の通り、たくさんの種類を試してお気に入りを見つけられますよ!
もう少し奥へ行ってみると、なんと、ドライブシミュレーターがありました!
1回1,000円の有料となりますが、約200種類のコースと250種類の車種から好みのものを選び、プロドライバーが認める本格的なドライブシミュレーターを体験できちゃうのです。リアルな振動や音を体感しながら、レーサーになった気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。
座れる場所も多く、ここで休憩したり、スタッフからの相談を受けながら商品選びも。
ライブ映像をスマホで見られるピットサービス
以前のスーパーオートバックスTOKYOBAY東雲ではピットコーナーの利用がほぼ半分をしめていたそうですが、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」はさらにピットを利用しやすくなっています!
1階には全38台ものピットを備え、ホワイトとグレーを基調にしたピットコーナーは非常にカッコ良くて清潔感があります。光り輝く床は愛車をカラーリングを強調してくれます。
そして、これも「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の特長なのですが、ピット作業中のライブ映像を配信。ライブ映像を確認できる専用スマホを貸し出しており、ピット作業の進捗状況を店内で確認しながら待てるので、安心してスタバで待機できます!
さらに、他のピットとは別に独立した「PREMIUM PIT」が1ヵ所あり、隣接したウェイティングルームでは愛車のピット作業を眺めることが可能。クルマ好きな方はぜひ1度は利用してみてくださいね。
屋外には新たに4台分ほどのセルフ洗車スペースも設置。これは、洗車スペースが欲しい、と言われていたお客様からの要望に応えた形になります。洗剤を噴射できるスプレーガンは5分300円で利用可能です。
家族で過ごせる「A PIT AUTOBACS SHINONOME」
ドライバーだけでなく、そのクルマに乗る家族も一緒になって楽しめるお店。それが新しく誕生した「A PIT AUTOBACS SHINONOME」です。
このような素敵なお店ができて、東雲はますます盛り上がりそうですね!11月23日〜28日は招待客向けのプレオープン期間で、11月29日(木)が正式オープンとなります!
【A PIT AUTOBACS SHINONOME】
■営業時間:9:00〜22:00
■定休日:不定休
■駐車場:295台
■TEL:03-3528-0357
■住所:東京都江東区東雲2-7-20