2016年11月7日、築地から東京都中央卸売市場が移転し、豊洲市場が開場します。
連日、急ピッチで場内や周辺の工事が進められていて、たまに通りかかるたびにその姿が大きく変わっていることに驚かされます。
開場を半年後に迫った5月、豊洲市場の建設状況や工事の様子を写真に残そうと思い、半日かけて撮影してきました！
素人目としては建物はほとんど完成していて、あとは内部や周辺の整備といったところでしょうか。
豊洲市場、各棟の場所はどうなってるの？
地図で見るとわかるのですが、実は豊洲市場が位置する場所は豊洲埠頭の一部で、新豊洲駅から南西へず〜っと続いています。
豊洲埠頭は大きく8つの区切られていて、1街区〜8街区まであります。そのうちの5街区〜7街区が豊洲市場のメインとなります。それぞれはこんな感じ。
- 5街区・・・青果棟
- 6街区・・・水産仲卸売場棟
- 7街区・・・水産卸売場棟
せっかくなのでちょっと脱線し、この「街区」についてもう少し細かくみていきましょうか。
ららぽーと豊洲のすぐ隣にある豊洲公園が1街区、BBQ施設のWILDMAGICやライブハウスの豊洲PITがあるエリアが2街区、SKYSタワーガーデン等の新豊洲のタワーマンションがあるエリアが3街区、豊洲市場の電力を賄うエネルギーセンターのある場所が4街区。
そして、5街区が豊洲市場の青果棟で、6街区が水産仲卸売場棟、7街区が水産卸売場棟、8街区（最もレインボーブリッジ寄りの街区）には水際緑地計画により公園が建設中です。
2016年5月現在の豊洲市場（工事の様子）
さて、前置きが長くなりましたが、ここで2016年5月13日に撮影してきました豊洲市場の写真をご紹介したいと思います。
青果棟
「木遣橋（きやりばし）」から見た青果棟です。
このとおり、外側はほとんど完成していて今は内部や周囲の工事が進められています。
↓は青果棟の正面のゲートです。
青果棟だけでもずいぶん広いのがわかります。
いよいよ半年後ですね！
開場したら、ゆりかもめの市場前駅が最寄りになります。
水産仲卸売場棟
右奥に見えるのが水産仲卸売場棟です。
市場前駅からは2階の歩道でつながります。
↓が水産仲卸売場棟の正門です。
↓水産仲卸売場棟の前はゆるやかな上り坂になっていて、上から市場前駅を見下ろした写真です。
灰色の建物が長く続いています。
↓8街区寄りになると、まだまだ工事中。
↓スロープから3階まで車で上がれるようですね。
↓東京タワーが見えました。
↓擁壁の工事だそうです。2016年3月14日までの計画ですが、やはり工事は遅れているんですね。 
レインボーブリッジを望む場所に公園ができるみたいですよ！ 
↓道はそのまま有明の方へ。奥にはお台場が見えます！ 
↓有明側から豊洲市場を見た写真。
水産卸売場棟（リサイクル棟・管理施設棟など）
↓橋の上から7街区の水産卸売場棟を見た写真です。その奥には小さく5街区の青果棟が見えますね。建物のデザインは青果棟と同じです。
↓リサイクル棟ということで、壁の下には植物が植えられています。夏にはツルのカーテンになるんでしょうか。
↓ところどころに植物があり、エコらしい点が伺えます。
↓管理施設棟です。東京都や各事業者の事務所、都のPRルームや飲食店などが入る予定。
工事は開場までに間に合うのか？
ということで、2016年5月に撮影してきた豊洲市場の様子をお届けしました。半日をかけてぶらぶら歩いてみたわけですが、本当に広い！
ここでは青果物や水産物が売買されるだけでなく、その様子を見ようと観光客もたくさん訪れることでしょう。工事の遅れが心配ですけど、半年後には一体どんな盛り上がりを見せてくれるのかとても楽しみです！
とよすとでは完成の少し前になったらまた撮影に行きたいと思っています！
なお、以前に撮ってきた豊洲市場の建設状況の写真や、市場周辺の様子はこちらもどうぞ！
→ 工事が着々とすすむ豊洲新市場の建設風景写真（2015年7月）
→ 豊洲埠頭（豊洲市場周辺）ではランニングができる歩道が整備されつつあります
