長く改修工事が行われていた豊洲の「がすてなーに ガスの科学館」がついに、2019年10月1日(火)の都民の日にリニューアルオープンします!
がすてなーにはガスや電気などのエネルギー、食育や防災など、暮らしに関わるあらゆるコンテンツを楽しみながら学べる体験型施設。
2019年2月から9月30日までの8ヵ月間というかなり長期の休館を経て、2006年のオープン以来となる過去最大規模のリニューアルを行い、大きく生まれ変わりました!
開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分)で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始、そのほか施設点検日が休館に。入場料は以前と変わらず無料なのが嬉しいです。
子どもも大人もワクワクできる施設ですよ!(*^^*)
大規模リニューアルで、がすてなーにはどう変わったか
さて、がすてなーにがリニューアルによってどのような変化を遂げたのか、そのポイントとなる3点を挙げると以下の通り。
デジタル技術の活用
映像で興味を持ち、体験で感じられるよう、拡張現実(AR)などを採用。
展示の多くにデジタル技術を活用し、普段目にすることのないエネルギーや未来のスマートタウンなどを映像化・可視化することによって、よりわかりやすく学べて体験できる施設になりました。
社会課題をテーマにした展示に一新
バリアフリーや持続可能な社会の実現に向けて、高齢者や車いすを利用する生活を疑似体験できる展示や、「SDGs」で掲げられている17の目標を身近な行動と結び付けて考える展示が新たに増えました。
共生社会の実現やSDGs、温暖化、高齢化社会など様々な社会課題について、考えて体験しながら学ぶことができます。
ユニバーサル化に配慮
「誰でも体験でき、誰でも学べる」をコンセプトに、車いすの人でも体験しやすいような展示になっています。誰もが見やすい高さにパネルを設置し、ユニバーサル化に配慮して館内を改修したそうです。
エネルギーや社会問題について誰でも楽しみやすく、学びやすくなりました。
大きく4つのゾーンに、たくさんの展示コンテンツが!
がすてなーにの展示は大きく4つのゾーンに分かれています。「エネルギー」ゾーン、「暮らし・社会」ゾーン、「環境・食」ゾーン、「防災」ゾーン。
ゾーンの中には、“地球温暖化対策ってなーに?”・“燃料電池ってなーに?”などさらに細かいコンテンツに分かれていて、身の回りにある事例を用いた展示をたくさん楽しむことができます。
たとえば、マッチの点け方を知らない子どもに向けてタッチパネルによる簡単操作で学べる“火育”コンテンツがあったり、地震が起きた際にどう対応したらいいかを学べる展示があったり。
特に防災に関するゾーンはぜひチェックしておきたいです。こちらの展示はガスのマイコンメーターを復旧させる手順を体験できる展示「マイコンメーターってなーに?」。いざというときに役立ちそうです!
1F
- LNGバリューチェーンってなーに?
- 電気ってなーに?
- 発電ってなーに?
- 燃料電池ってなーに?
- エネルギーの組み合わせってなーに?
- スマエネってなーに?
- エナジースタジオ
- 地震防災対策ってなーに?
- マイコンメーターってなーに?
- 火の役割ってなーに?
- 歴史ギャラリー
- 炎のふしぎギャラリー
- クイズホール(1F〜2F)
2F
- 地球温暖化対策ってなーに?
- フードマイレージってなーに?
- 食育コーナー
- 元気になれる家ってなーに?
- だれでも楽しめるスポーツってなーに?
- ユニバーサルってなーに?
- 未来のまちってなーに?
- きみが考える未来ってなーに?
- お絵かきスマートタウン(チームラボ)
- キッチンキッチン
- わくわーくルーム
屋上
- 屋上ひろば
健常者も障がい者も誰もがいっしょに楽しめるスポーツを最大4人で体験できるコーナーや、足や目の不自由な人にとって身の回りの何が障害になっているのかを体験できるコーナーもあります。
東京パラリンピックのオフィシャルパートナーである東京ガスならではの展示ですね。ぜひ、こちらも体験してほしいです!
また、同じ豊洲にで大人気のチームラボプラネッツTOKYO DMM.comのチームラボとタイアップし、リニューアルにあわせて新コンテンツを導入。
「チームラボのお絵かきスマートタウン」では、自分の描いた絵が未来の街を模した展示に入り込んで動き出すという、自らの想像力でスマートタウンを作り出せるコンテンツに!
壁に映し出された各キャラクターや生物、乗り物などに触れると、触れたものに応じて映像が変化が!たとえば、カエルは雨を降らせるスイッチになっていますよ。
もちろん、お弁当を食べたり休憩するのにぴったりな「わくわーくルーム」や、サイエンスキッチンと料理教室が開催される「キッチンキッチン」、そして、湾岸の景色を眺められる「屋上ひろば」などはリニューアル後も健在!
豊洲のママさん・パパさんとしては、豊洲公園に隣接する好立地とあって子どもを連れて遊ばせるのにピッタリな場所ですし、小さいうちから自然と子どもに環境意識を持たせることにもつながるので、がすてなーにはたいへんありがたい施設ですよね。
リズムアクションゲームのような感覚で面白いのが「元気になれる家ってなーに?」。
手をかざして、エネルギーの効率的な使い方を学べる「スマエネってなーに?」。
今回のリニューアルオープンによって新たにたくさんのコンテンツが体験できるようになりましたから、子どもも大人もぜひ来館し、たっぷり楽しんでみてはいかがでしょうか!
ちょっと年齢が高めの人にはなつかしさを感じられる、昔ながらのガス器具の展示も(^^)
つい、うっとり眺めてしまうガス灯もあります!
参考:【過去のコンテンツ一覧】
参考までに、リニューアル前に展示・体験できたコンテンツ一覧を掲載しておきますね。どう変わったのか、ぜひご自身の目で確かめてみて!
2019年1月末まで展示・体験できたコンテンツ
1F
- プカのひみつ
- ピカッとフューチャー
- 「もしも」の防災ラボ
- エナジースタジオ
- ワンダーポケット
- 炎のふしぎギャラリー
- 気球ひろば
- くつろぎテラス
- クイズホール(1F〜2F)
2F
- 探検!プ・ポ・ピ ラボ
- キッチンキッチン
- わくわーくルーム
屋上
- 屋上ひろば
やっぱり、ここから見える湾岸の景色も最高ですね(^^)
【がすてなーに ガスの科学館】
■開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・施設点検日
■入館料:無料
■電話:03-3534-1111(受付時間 9:30~17:00)
■住所:東京都江東区豊洲6-1-1(MAP)